しらすを使った料理を紹介！子供が食べやすいものからおつまみまで

生や釜揚げ、干し、ちりめんと、いろいろな種類があるしらす。ごはんの上にぱらっとのせるだけで、いつもとは違う風味や食感を楽しめるのが魅力のひとつだ。ここでは簡単に作れる、しらすを使ったごはん料理を紹介しよう。ここでは簡単に作れて子供に人気のコーンとしらすのガーリックバターチャーハンを紹介する。

フライパンにバターを入れて温め、しらすとコーンを加えて中火で炒める。ごはんを入れて鶏ガラスープの素・しょうゆ・おろしにんにく・塩・こしょうを加え、全体がなじむまで炒める。最後に器に盛り付けて好みで青ねぎをトッピングすれば、しらすのガーリックバターチャーハンの完成だ。

しらすの塩気でうっすらと味付けできるが、味をみて足りないようなら塩こしょうを加減して加えること。パラリとやさしい味のごはん料理で冷蔵庫に余りがちな食材で作れるうえ、食費も安く済むので節約料理としておすすめだ。

次に紹介するのはしらすを使ったパスタ料理だ。和風やオイルパスタ、ペペロンチーノなど、いろいろな味のパスタ料理と相性ばっちりのしらす。まず紹介するのは野沢菜としらすの和風パスタだ。漬物のイメージが強い野沢菜だが、旨みたっぷりでしらすとの相性もばっちり。

作り方は鍋に水と塩を入れ、沸騰したらスパゲティを加えて茹でる。フライパンにごま油を入れて熱し、しらすとみじん切りにした野沢菜を入れて軽く炒める。しょうゆと和風出汁、茹でたスパゲティを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付ければ野沢菜としらすの和風パスタの完成だ。好みで鷹の爪やにんにくを加えても美味しい。

次に紹介するパスタ料理は、ミニトマトとしらすのオイルパスタだ。にんにくはみじん切りにしパセリは細かく刻み、ミニトマトはヘタを取り除いてさいの目切りにする。鍋に水を入れて沸騰したら塩とスパゲティを加え、茹でてザルにあげる。フライパンに鷹の爪とオリーブオイルを入れて中火で炒める。香りが立ったらミニトマトとしらすを加え、さらに中火で炒める。

全体に油がなじんだらスパゲティと白ワインを加え、中火にかけてよく混ぜ合わせる。アルコールを飛ばし、塩こしょうで味を調えたら火から下ろす。最後に器に盛り付け、パセリを散らせばミニトマトとしらすのオイルパスタの完成だ。彩りがよく食卓のテーブルが華やかになるだろう。

ここではおつまみにもなる、しらすを使ったおかず料理を紹介しよう。そのまま食べても美味しいしらすだが、ひと手間加えるとより美味しく味わえる。まずレンジで簡単に作れるおかず料理の、しらすと明太子のチーズ豆腐を紹介しよう。冷奴で食べても美味しい豆腐だが、温めてトッピングをアレンジして食べるのもありだ。

まず豆腐をキッチンペーパーに包み、15〜20分ほど水切りして一口サイズに切り、耐熱皿にのせてチーズをかける。 その上に明太子としらすをのせ、ごま油をかけて600Wの電子レンジで1分40秒くらい温めれば完成だ。美味しく仕上げるポイントは、味がぼやけるのをふせぐため、豆腐の水切りをしっかり行うこと。時短で食べたいなら豆腐は切らなくても構わない。

最後に紹介するしらすを使ったおかず料理は、しらすと水菜のごまチヂミだ。まず焼肉のタレと酢、白すりごまをボウルに入れて混ぜ、チヂミのタレを作る。水菜は3cm幅にカットする。ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、和風出汁と水を加えて混ぜる。薄力粉・しらす・白いりごま・水菜・チーズを加えて混ぜ、生地を作る。

フライパンを中火で熱してごま油をひき、生地を流し入れる。生地のまわりに火が通り、かたまりはじめたら裏返してフタをする。4〜5分ほど焼き、中に火が通ったら火から下ろす。最後に器に盛り付けてタレを添えれば、しらすと水菜のごまチヂミの完成だ。献立であと一品ほしいときや、アルコールのおともにぴったり。

いろいろな料理に加えるとアクセントになるしらす。和風料理とも洋風料理とも相性がいい。これまでごはんにのせるか和え物にトッピングする程度だった人も、これからはさまざまな食材と組み合わせて、しらす料理のレパートリーを増やしてみてはいかがだろうか。