1. マグロの脳天ってどこ?

マグロの脳天について紹介していこう。
マグロの脳天の部位
マグロの部位は、大きく分けると頭(かま)、胴体、尾(テール)と3つに分類することができる。その中の頭部に、脳天、ほほ肉、かま、あご肉、目玉がある。脳天は頭部のちょうど目の上あたりにある部位で、1本のマグロあたり2本しかとることができないのでとても貴重な部位であるといえるだろう。さらに水揚げされる時にキズついてしまったりすると、商品価値がなくなってしまうことから、1本だけしかとれないなんてこともあるという。
マグロの脳天の価格
脳天は貴重な部位ながらも、実は赤身の半値ほどの嬉しい安さで購入することができる。大きな魅力といえる安さの秘密は、脳天は大小不揃いであるという点である。
マグロの脳天の使用方法
マグロの脳天を冷蔵で購入した場合は、そのまま使用すればよいが、冷凍で購入した場合には、使用する前に事前に解凍しておく必要がある。解凍方法は水道水の流水で表面だけを水洗いしてから、ボウルに水を入れて数分つけておく。脳天の芯がまだ凍っている状態で水から取り出して、ペーパータオルなどで水気を拭き取り、皿にのせて冷蔵庫に1時間程度入れておく。
マグロの脳天の保存期間
冷蔵保存の場合には3日以内、冷凍保存の場合には10日以内が目安となっている。
2. マグロの脳天は大トロより旨い?

マグロの脳天の味や食感について紹介していこう。
マグロの脳天の味や食感
上記のことから、脳天がとても希少価値の高い部位であることが伝わっただろう。実際の味や食感はどうかというと、胴体の大トロや中トロのように脂がしっかりとのっていて、口どけもつるっとしていてとても滑らかである。脂がのっているもののくどさはなく、さっぱりとしていて食べやすい味わいといえるだろう。
マグロの脳天はトロの脂の甘みに赤身の食べごたえのある弾力と旨みが加わった、まさにいいとこ取りの部位となっている。
実のところ高級寿司店などでは、大トロ以上に評価を得ていたり、はたまたネギトロ丼や漬け丼などに使っても美味しくいただくことができる万能プレイヤーといえるだろう。次に脳天のおすすめの食べ方を紹介していくので、注目してもらいたい。
マグロの脳天はトロの脂の甘みに赤身の食べごたえのある弾力と旨みが加わった、まさにいいとこ取りの部位となっている。
実のところ高級寿司店などでは、大トロ以上に評価を得ていたり、はたまたネギトロ丼や漬け丼などに使っても美味しくいただくことができる万能プレイヤーといえるだろう。次に脳天のおすすめの食べ方を紹介していくので、注目してもらいたい。
3. マグロの脳天の食べ方

マグロの脳天のおすすめの食べ方を紹介する。ぜひ実践してみてほしい。
マグロの脳天の刺身
マグロの脳天は食べやすい大きさに切ってから、格子状に隠し包丁を深めに入れていく。そうすることで、舌と触れる面積が広くなり、甘さをより強く感じることができる。
また、マグロの脳天は少し筋が多くなっているが、ぜひ刺身にして歯ごたえを楽しんでもらいたい。
また、マグロの脳天は少し筋が多くなっているが、ぜひ刺身にして歯ごたえを楽しんでもらいたい。
マグロの脳天のタタキ
スプーンでマグロの脳天だけをそぎ取り、刻みネギをのせてネギトロにすると美味しくいただける。また、表面だけを炙ってタタキにするのもおすすめだ。
マグロの脳天の海苔巻き
材料
マグロの脳天(刺身用)
海苔
醤油
わさび
海苔
醤油
わさび
作り方
マグロの脳天は棒状に切り、海苔は表面をさっと炙っておくとよいだろう。海苔の手前側にマグロの脳天を置いて、手前から奥にかけてしっかりと巻いていく。海苔がしっかりとなじんだら、2cm幅程度に切る。皿に盛りつけて、醤油とわさびにつけていただく。
ポイントは、海苔がしっかりとなじんでからカットすることである。
ポイントは、海苔がしっかりとなじんでからカットすることである。
マグロの脳天のユッケ
材料
マグロの脳天
醤油
ゴマ油
白ゴマ
すりおろししょうが
すりおろしにんにく
味噌
大葉
青ネギ
卵黄
醤油
ゴマ油
白ゴマ
すりおろししょうが
すりおろしにんにく
味噌
大葉
青ネギ
卵黄
作り方
大葉はせん切り、青ネギは小口切りにしておく。マグロの脳天、醤油 、ゴマ油 、白ゴマ、しょうが、にんにく、味噌、大葉 、青ネギをボウルなどに入れて、軽く混ぜ合わせておく。 皿に盛りつけて、卵黄をのせたら完成。
また、ごはんの上に盛りつけて、ユッケ丼にしても美味しくいただけることだろう。
マグロの脳天のしょうが焼き
材料
マグロの脳天
醤油
酒
みりん
砂糖
すりおろしにんにく
すりおろししょうが
ゴマ油
醤油
酒
みりん
砂糖
すりおろしにんにく
すりおろししょうが
ゴマ油
作り方
マグロの脳天は、1cm幅程度にカットしておく。醤油、酒、みりん、砂糖を混ぜて、合わせ調味料を作っておく。フライパンにゴマ油を熱し、にんにくとしょうがを入れて香りが出てきたら、マグロの脳天を炒める。片面を1分程度焼いたらひっくり返して、最初に用意しておいた合わせ調味料を加え、絡ませながら炒めたら完成。
結論
本記事では、マグロの脳天について紹介してきた。脳天にいままであまりなじみがなかった方々にも、興味をもってもらえたら幸いである。実際の食べ方もいくつか紹介してきたので、日々の献立に取り入れてみてもらいたい。ぜひ、マグロの脳天の美味しさを堪能してみてほしい。
この記事もCheck!