1. マグロ漬けの日持ちの目安
マグロ漬けを作ったけれど余ってしまったときや、すぐには食べないというときはどのようにしたらいいのだろか。そんなときは正しい方法で保存しておくのがおすすめだ。気になるマグロ漬けの日持ち目安を紹介しよう。
漬けが日持ちする理由
マグロの刺身だと日持ちせずに当日に食べきるようにすることが多いが、漬けにしておくことでマグロの刺身も日持ちが可能になる。なぜ漬けが日持ちするかというと、漬けタレに醤油や砂糖、めんつゆを使うことでマグロが傷むのを予防することができるからだ。また、マグロを漬けにする場合は、できるだけ早く漬けにしておくことが大切になる。傷んでしまってから漬けにしても手遅れだからだ。さらに刺身は時間が経つと表面に水分が出てくることがあり、それが臭みの原因になる。漬けにする前にマグロの水分をしっかり取っておくことも大切だ。さらに漬けタレに殺菌効果があるわさびを加えるのもおすすめ(※1)。
どのくらい日持ちする?
マグロ漬けは冷蔵庫でだいたい1日ほど保存が可能だ。また、保存する場合はラップや保存袋に入れて空気に触れないように保存するといいだろう。
2. マグロの漬けを日持ちさせる方法
マグロの漬けをより日持ちさせるには、漬けタレにひと工夫してみるのがおすすめだ。さらに保存方法によっても日持ち日数が変わってくる。より日持ちさせる方法をチェックしてみよう。
マグロ漬けにプラスしたい調味料
通常のマグロ漬けは、醤油とみりん、またはめんつゆなどで作ることが多い。そんなときにより日持ちさせるために使ってほしい調味料が日本酒だ。漬けタレに日本酒を加えることで、通常よりも長く日持ちさせることが可能だ。日本酒は、マグロ漬けの味も損なわずに劣化するのを防いでくれる。ほかにもわさびや生姜を加える方法もあるので、試してみてもらいたい。
より日持ちさせるなら冷凍保存
マグロ漬けは冷凍保存することで約1週間保存が可能になる。冷凍する場合は、マグロ漬けをタレのまま保存袋に入れて、空気に触れないようにしてから冷凍庫に入れよう。また、食べる際は、冷蔵庫に入れて自然解凍するのがおすすめだ。食べる分ずつ小分けに冷凍しておけば、忙しいときの作り置きおかずとしても重宝するだろう。
3. 日持ちするマグロ漬けは漬けすぎ注意!
日持ちするようにするためにマグロを漬けタレに漬け過ぎると、塩辛くなってしまうことがある。自分好みの漬け具合になったら、漬けタレから取り出しておくのもいいだろう。取り出したマグロ漬けはできるだけ早めに食べるのがおすすめだ。また、日持ちするからといってマグロ漬けを漬け過ぎてしまった際の対処法などを見てみよう。
漬け過ぎのマグロ漬けはどうやって食べる?
漬け過ぎてしまったマグロ漬けは、ちょっとしたアイデアで美味しく食べることができる。たとえば、アボカドと卵黄を混ぜてトッピングすれば、まろやかな味わいを楽しめるだろう。ほかにはパスタや冷やしうどんと合わせて食べるのもおすすめだ。ほかにもフライパンでにんにくとともに焼き、マグロステーキにして味わってみるのもいいだろう。日持ちさせるために漬け過ぎてしまったマグロもひと工夫することで、余すことなく美味しく味わえる。
結論
マグロ漬けは通常のマグロよりも日持ちさせることができるので、おすすめのマグロの調理法かつ保存法である。マグロ漬けは冷凍すれば1週間保存することができる。マグロ漬けは漬ける時間によって味わいも変わってくるので、自分好みの濃さで漬けてみるのがいいだろう。また、漬け過ぎてしまったマグロ漬けも卵黄をトッピングすることで、まろやかな味わいになる。
(参考文献)
※ 三和食品株式会社「わさびの優れた殺菌性」
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