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リンゴが長持ちする保存方法!常温や冷蔵庫保存のポイントとは

リンゴが長持ちする保存方法!常温や冷蔵庫保存のポイントとは

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年10月 3日

リンゴは果物のなかでも比較的日持ちするが、保存方法を工夫することで、もっと長持ちさせることが可能だ。そこで本記事では、リンゴの基本的な保存の仕方について解説していく。まるごとやカットした場合、さらに加工した場合、それぞれに合った保存方法を紹介しよう。

  

1. リンゴが長持ち!保存方法3つのポイント

リンゴを長持ちさせるためには、リンゴの特性を知っておくことが重要だ。そこで、まずはリンゴの保存に関わる3つの特徴をおさえておこう。

ポイント1:リンゴは低温を好む

リンゴの保存に適した温度は、0~5℃ほどである。低温を好むため、冷蔵庫が最適な保存場所だ。冬季など気温の低い季節であれば、暖房の影響を受けない冷暗所でも保存できる。

ポイント2:リンゴは乾燥を嫌う

リンゴは乾燥に弱く、水分量が落ちるとパサパサとした食感になり風味が落ちてしまう。そのため、保存する際には乾燥を防ぐ必要がある。ポリ袋やラップでリンゴを包むことで、水分が蒸発しにくくなる。

ポイント3:ほかの野菜や果物とは分ける

リンゴからは、野菜や果物の熟成を早める働きをするエチレンガス(※)が発生する。そのため、リンゴと一緒に保存した野菜や果物は、傷みが進んでしまうことがある。リンゴはほかの野菜や果物と分けて保存しよう。逆に、硬い果物などを追熟させたい場合はリンゴと同じ袋に入れるとよい。

2. まるごとのリンゴの3つの保存方法と保存期間

リンゴをまるごと保存する場合は、常温、冷蔵、冷凍の3通りの方法がある。それぞれの方法によって、保存期間も異なる。保存方法やコツを見ていこう。

リンゴの常温保存のポイント

涼しい時期であれば、常温保存も可能である。ただし、気温が低くても暖房などで室温が高いと傷んでしまうため、風通しのよい冷暗所で保存しよう。
常温でのリンゴの一般的な保存期間は、2週間程度だ。鮮度や品種によっても保存期間は異なる。段ボールに入った状態で保存する場合は、新聞紙で覆うとよい。

リンゴの冷蔵庫保存のポイント

夏場など気温の高い時期や、長期保存したい場合は、冷蔵保存がおすすめだ。野菜室でも保存できるが、より低温の冷蔵室に入れるとさらに保存期間を延ばせる。乾燥を防ぐために、一つずつキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて保存しよう。また、エチレンガスが漏れてほかの野菜や果物に影響を与えないよう、袋の口をしっかり閉じておくことも重要だ。この方法で冷蔵室に入れておけば、2週間~1ヶ月ほどを目安に保存できる。

リンゴの冷凍保存のポイント

リンゴはまるごと冷凍保存することもできる。シャキシャキとした食感は失われるが、代わりにシャーベットのような口当たりを楽しめる。洗って水気を拭いたリンゴをそのままポリ袋に入れて密閉し冷凍すれば、1ヶ月ほど保存可能だ。冷凍リンゴは完全に解凍すると水っぽくなってしまう。冷凍庫から出して半解凍の状態になったら、早めに食べよう。

3. 切ったあとのリンゴの保存方法

カット済みのリンゴを保存する場合は、まるごとの保存とはやや方法が異なる。常温保存はできないため、冷蔵か冷凍の2通りの方法となる。基本の保存方法を紹介しよう。

塩水やレモン汁につけて変色を防ぐ

リンゴの断面が空気に触れ続けると茶色く変色してしまう。そこで、変色を防ぐために切ったリンゴには塩水かレモン汁をかけてから保存するのがポイントだ。さらにラップでぴったりと包むことで、空気に触れにくくすることができる。

切ったリンゴは冷蔵庫で保存

リンゴを切ったら常温では保存できなくなるため、必ず冷蔵庫に入れよう。半分や1/4サイズの大きめカットならラップで包んでポリ袋に入れた状態で保存するが、それよりも細かく切った場合は密閉できる保存容器に入れるとよい。切ったリンゴは日持ちしないため、冷蔵保存しても2~3日以内に食べきろう。

切ったリンゴの冷凍保存と解凍方法

切ったリンゴを冷凍保存する場合は、塩水やレモン汁をかけたあと平らに並べてラップで包む。冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に入れよう。金属製バットにのせれば短時間で冷凍できる。まるごと冷凍した場合と同様に、完全に解凍するのではなく半解凍の状態で食べよう。

4. 加工したりんごの保存方法と保存期間

リンゴは切って食べるだけでなく、すりおろしたり、焼いたり、ドライフルーツにしたりしても美味しい。そのようにリンゴを加工してから保存する場合は、どのような方法が適しているのだろうか。代表的な加工したリンゴの保存方法を見ていこう。

すりおろしリンゴの保存方法

すりおろしリンゴは、カットしたものより酸化しやすい。常温や冷蔵では日持ちしないため、保存したい場合は冷凍しよう。リンゴをすりおろす際には酸化を早める金属製のおろし金は避け、プラスチック製のものを使用することが望ましい。また、変色防止のため、レモン汁を少量混ぜ込むとよい。製氷機やラップを使用し小分けにしてから凍らせると便利だ。保存袋に入れて空気を抜き密閉し冷凍保存したら、2週間を目安に使いきろう。

リンゴパイの保存方法

煮リンゴをパイで包んで焼いたリンゴパイも、常温保存には不向きだ。1~3日以内で食べきる場合は冷蔵保存しよう。焼きたてのものは必ず冷ましてから保存する。ラップで全体を覆ってから冷蔵庫に入れよう。また、リンゴパイは冷凍すれば2週間ほど保存できる。その場合は小分けにして一切れずつラップで包み、保存袋に入れるとよい。ちなみにカスタードクリームを使用している場合は、保存期間が短くなる。

ドライリンゴの保存方法

リンゴを乾燥させてドライフルーツにしたものは、冷蔵保存しよう。密閉できる保存容器や保存袋に脱酸素剤や乾燥剤と一緒に入れるとよい。低温のチルド室での保存がおすすめだ。野菜室は湿度が高いため避けよう。ドライリンゴの保存期間は一般的には3ヶ月程度とされるが、手作りの場合は早めに食べたほうが安心だ。

5. 大量リンゴは加工して保存しよう

リンゴが大量にある場合、同じ保存方法では飽きてしまい、美味しく食べきることが難しい。そこで、保存食に加工するのがおすすめだ。ある程度はそのまま保存しながら食べ、残りは長期保存できるドライリンゴやジャム、リンゴチップスなどに加工しよう。
  • リンゴジャム:リンゴに砂糖を加えて煮詰めて作ったジャムを、熱いうちに煮沸消毒した瓶に入れる。逆さにして冷ますと真空状態になり、未開封で約半年間保存できる。
  • リンゴチップス:スライサーなどを使ってドライリンゴよりも薄くスライスし、乾燥させると日持ちしやすくなる。電子レンジとオーブンを使うと簡単にできる。乾燥剤とともに密封容器に入れて常温保存しよう。

結論

リンゴは常温よりも冷蔵庫に入れて保存したほうが長持ちする。乾燥を防ぐために包んでから保存するのが長持ちさせるコツだ。切ったリンゴは、乾燥だけでなく変色を防ぐ工夫をして保存することが大切である。冷凍も可能だが、食感が変わることを覚えておこう。大量のリンゴを保存する場合は、保存食への加工も含め、さまざまな保存方法を組み合わせることで美味しく食べきろう。
(参考文献)
※出典: 一般社団法人青森県りんご対策協議会「りんご豆知識」りんごの保存方法は?
https://www.aomori-ringo.or.jp/20200910/3575/
  • 更新日:

    2021年10月 3日

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