目次
- 1. ピーマンは冷蔵保存がおすすめ
- 2. ピーマンは冷凍で長期保存できる
- 3. ピーマンは常温でも1週間程度は保存できる
- 4. 大量ピーマンの消費にも!おすすめ保存食
- 5. ピーマンの肉詰めの保存方法
1. ピーマンは冷蔵保存がおすすめ

ピーマンを保存する際の適温は7~10℃程度とされている。そのため、冷蔵庫の野菜室での保存が適している。また、湿気が苦手なため保存の際には工夫が必要だ。適切な冷蔵保存法を紹介する。
ピーマンの保存方法
ピーマンを一つずつキッチンペーパーで包み、まとめてポリ袋に入れて保存するとよい。購入した袋のまま保存するよりも、鮮度を維持することができる。袋の口をゆるく閉じておくことで、ほどよい湿度をキープできる。
使いかけの残りピーマンの保存方法
カット済みのピーマンは傷みやすいため、常温保存はNGだ。ラップで包んでから冷蔵室で保存しよう。または、冷凍保存もおすすめである。
ピーマンの保存期間
購入したままの状態で野菜室に入れた場合、保存期間は1週間ほどである。しかし、キッチンペーパーで個包装してポリ袋に入れれば、3週間ほどに延ばすことができる。使いかけのものは、冷蔵室でも2~3日ほどしか保存できないため注意が必要だ。また、保存期間内でもカビやぬめり、変色、異臭などが出てきたら廃棄しよう。
2. ピーマンは冷凍で長期保存できる

ピーマンを長期保存したい場合は、冷凍するとよい。とくに、冷蔵保存では日持ちしないカットピーマンは冷凍保存が最適だ。詳しい保存方法を紹介する。
ピーマンの冷凍方法
ピーマンを洗って使いやすい大きさに切り、水気を拭き取っておく。冷凍用保存袋に入れ、平らにして空気を抜き密封し、冷凍庫で保存しよう。保存期間は1ヵ月ほどが目安となる。ピーマンの種は冷凍すると酸化し黒く変色するため、取り除いておこう。また、小分けにしてラップで包んでから保存袋に入れると、より使いやすい。
冷凍ピーマンの解凍方法
凍ったまま加熱調理に使える。冷凍することで繊維が破壊されやわらかくなるため、生のピーマンよりも短時間の加熱で火が通る。食感や風味が悪くならないよう、サッと火を通す程度にしておこう。
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3. ピーマンは常温でも1週間程度は保存できる

ピーマンは常温保存も可能だ。ただし適温は7~10℃と低いため、夏場など気温の高い時期は避けたほうがよい。冬でも暖房の効いた室内では傷みやすいため、風通しのよい冷暗所で保存しよう。
常温での保存方法と保存期間
ピーマンを常温保存する場合も、鮮度を保つためには冷蔵保存と同様の方法がおすすめだ。袋から取り出し、キッチンペーパーで個包装してからポリ袋に入れておく。涼しい場所なら1~2週間程度は保存できる。
4. 大量ピーマンの消費にも!おすすめ保存食

ピーマンは、常備菜のメイン食材にも向いている。保存できるおかずを作り置きしておけば、ピーマンを大量消費できて毎日の食事作りにも役立てられる。おすすめの3品を紹介しよう。
ピーマンの佃煮
食べやすい大きさに切ったピーマンを油で炒め、醤油や砂糖で甘辛く蒸し煮にしたものだ。ごはんが進む味付けのため、副菜やお弁当のおかずに重宝する。唐辛子を加えてピリ辛に仕上げてもよいだろう。冷ましてから密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で3日ほど保存できる。
ピーマンの漬物
一口大に切ったピーマンに塩をふり水気を抜き、ピクルス液に漬ける。和風だしや醤油で作った液に漬けた和風の漬物もおすすめだ。キュウリなどと一緒に漬けても美味しい。密閉できる容器に入れて、1週間ほど冷蔵保存できる。
ピーマンのツナ和え
千切りにしたピーマンを電子レンジ加熱し、ツナ缶、調味料と和える簡単な料理だ。ツナの油分や旨みがピーマンと絡み食が進むため、大量消費しやすい。すりごまを加えると風味がよくなる。
5. ピーマンの肉詰めの保存方法

肉詰めはピーマン料理の定番だが、やや手間がかかる。そこで、まとめて作ったものを保存しておくと便利だ。長期保存したいなら、焼いたものを冷凍保存する方法がおすすめである。焼いてから冷凍することで、解凍後に肉がパサついたり生焼けになったりせず、美味しく食べられる。
冷凍保存方法と保存期間
ピーマンの肉詰めを焼いたら、冷ましてから1個ずつラップで包む。冷凍用保存袋に入れて空気を抜き密封し、冷凍庫で保存しよう。1ヶ月ほど保存可能だ。電子レンジ加熱で少量ずつ解凍すると、加熱ムラを防げる。
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結論
ピーマンは湿気が多いと傷みやすいため、購入したままではなくキッチンペーパーで個包装し、ポリ袋に入れてから野菜室で保存するのが基本の方法だ。また、切ったものは冷凍保存することで長持ちさせることができる。調理してから保存する場合も、料理に合わせた方法を知っておくことが大切だ。適切な保存方法で、ピーマンを最後まで美味しく食べきろう。
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