目次
1. ブルーベリーの種類って知ってる?

ブルーベリーは世界中にさまざまな種類が存在している。ブルベリーの種類はどのように見分けられるのだろうか?
そもそもブルーベリーとはどんな果実?
ブルーベリーは、ツツジ科の植物で、世界中に野生種が多く自生している。17世紀ごろから食料や薬として親しまれてきた。ブルーベリーは生食はもちろん、ジャムやソース、ドライフルーツとして加工品としても使われる。また、ブルーベリーは、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ果実なのだ。(※1)
ブルーベリーの種類は100種類以上!?
ブルーベリーの種類は品種改良が進み、世界中に100種類以上存在している。ブルベリーは主にアメリカやメキシコで栽培されており、国内では東京都、茨城県、長野県で主に栽培されている。
ブルーベリーの見分け方
ブルーベリーは大きくわけて、ハイブッシュ系とラビットアイ系に分かれる。この2つの見分け方の違いは、ハイブッシュ系は樹形がコンパクトで、ラビットアイ系は熟すと名前の通り、うさぎの目のように赤くなるのが特徴だ。また、収穫期も異なり、ハイブッシュ系は6~7月なのに対して、ラビットアイ系は7~8月に収穫期を迎える。
2. 日本で栽培されている主な種類は?

日本でもブルーベリーは栽培されている。日本で栽培されている主な種類を紹介するので、それぞれの生育環境や風味の違いなどをチェックしてみよう。
サザンハイブッシュ系
ブルーベリーの種類の中でもとくに品種が多いのが、サザンハイブッシュ系だ。酸味が少なく、滑らかな食感が特徴になる。アメリカ南部諸州の冬期が温暖な地帯でも栽培できるように作られた。収穫時期は、6~7月で、新品種も多く栽培は難しいといわれている品種だ。
ノーザンハイブッシュ系
ノーザンハイブリット系は、ブルーベリーの中でも歴史が長い品種だ。果実が大きく、酸味と甘みのバランスがよく、風味がよいといわれている。収穫時期は、6~7月で収穫が早いと酸味が強くなり、遅いと味が落ちるので、収穫時期の見極めが難しい。
ラビットアイ系
ラビットアイ系は、世界各国の冬期でも温暖な地域で栽培されている品種だ。実が熟すとうさぎの目のように赤くなるのが特徴で、甘みが強い。ハイブッシュ系に比べると、皮の厚みやタネの大きさがあるが、育てやすいので、初心者でも栽培に挑戦しやすい品種だといえるだろう。
3. 大粒なブルーベリーの種類は?

ブルーベリーには、大粒な種類も多くある。おすすめな大粒ブルーベリーの種類をチェックしてみよう。
チャンドラー
チャンドラーは、500円玉サイズも存在するほど大粒なブルーベリーの種類だ。6月下旬から7月中旬にかけて収穫時期を迎え、甘みと酸味のバランスもよい。大きさだけではなく、味のよさもチャンドラーの人気の理由だ。
ボーナス
ボーナスは、自然自生する大粒なブルーベリーだ。収穫時期は6月下旬から7月上旬で、酸味のある味わいが特徴だ。
エリザベス
風味がよく、大粒なのがエリザベスだ。甘みと酸味のバランスもよくスッキリとした味わいが楽しめる。香りもよく、果実はやや固めだ。成熟初期は大粒だがだんだんにサイズが小さくなってくるので、大粒を楽しみたい場合は、早めに味わうのがいいだろう。
スパルタン
ブルーベリーの王様とも呼ばれるのがスパルタンだ。栽培が難しい品種だが、大粒で上品かつ甘く、爽やかな酸味が特徴になる。果肉も柔らかいので、食べやすい品種だ。収穫時期は6月上旬から中旬になる。
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結論
ブルーベリーは品種によって、大きさや味わい、生育環境などが異なる。同じに見えるブルーベリーもよく見ると、それぞれ特徴が異なるので、好みのブルーベリーを見つけてみてもらいたい。収穫時期も異なるので、いろいろなブルーベリーの旬をチェックしてみよう。
(参考文献)
※1 株式会社わかさ生活「わかさの秘密」
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