目次
1. まいたけ保存方法その1:冷蔵庫

まいたけは水気と乾燥が苦手なきのこだ。まいたけはパックに入って販売されていることが多いが、そのまま冷蔵庫の野菜室に入れて保存してしまうと、中が蒸れてまいたけがすぐに傷んでしまう。まいたけを長持ちさせるためには、水分がつかないようにパックから出して保存することが大切だ。
まいたけの上手な保存法
まいたけを乾いたキッチンペーパーや新聞紙で包み、保存袋に入れて口を縛る。あとは、冷蔵庫の野菜室に入れておこう。乾いたキッチンペーパーや新聞紙で包んでおくことで、まいたけの水分を吸収して乾燥を防ぐことができる。
まいたけの保存期間
まいたけを冷蔵庫で保存する場合は、野菜室に入れ、3~4日ほどで食べきるようにしよう。水気がついているとより劣化が早くなるので、キッチンペーパーなどで拭き取るようにしよう。
2. まいたけ保存方法その2:冷凍庫

まいたけは冷凍庫で保存することも可能だ。まいたけの冷凍することのメリットや冷凍方法を見てみよう。
きのこは冷凍で旨味UP
きのこは冷凍することで、旨味や香りがさらに増して美味しくなる。それは、冷凍することで、まいたけの細胞が破壊されて、旨味成分が増えるからだ。
まいたけの冷凍方法
まいたけは、水気を嫌うので、冷凍する前に洗わないようにしよう。水気がついたまいたけを冷凍すると、表面に霜が付着して冷凍焼けを起こし、風味が落ちてしまうこともあるのだ。まいたけを冷凍する際は、洗わず冷凍するか水気をしっかり拭き取ってから冷凍しよう。
まいたけの解凍や加熱方法
冷凍したまいたけは、解凍せずスープや煮込み料理に使うことができる。解凍してから使いたい場合は、冷蔵庫で自然解凍するか電子レンジで加熱して使う。しかし完全に解凍してしまうと水分とともに栄養素や旨みが逃げてしまうので、覚えておこう。
冷凍まいたけがまずい理由
冷凍まいたけはまずいといわれることがあるが、それは、水分を含んだまま冷凍した場合などが原因として挙げられるだろう。水を含んでいるきのこは解凍することで、旨味がおちて苦味が出てしまうことがある。
冷凍まいたけの保存期間
まいたけは、冷凍することで1ヶ月ほど保存が可能だ。冷蔵庫の場合よりも日持ちするので、すぐにまいたけを使いきれない場合は、冷凍するのがいいだろう。
3. まいたけの保存方法その3:干す

まいたけは干すことで、旨味が濃くなり、香りがよくなる。干すことで美味しさがアップする、乾燥まいたけの作り方を見てみよう。
乾燥まいたけの作り方
まいたけを小さくほぐしてから、重ならないようにザルなどに並べて、2日ほど天日干しにする。水分がしっかりと飛んで乾いたら保存袋に入れて、冷蔵庫で保存しよう。冷蔵庫で10日ほど保存が可能だ。
乾燥まいたけの使い方
乾燥まいたけはそのまま味噌汁に入れても美味しい。干すことで、旨味が凝縮されているので、まいたけの旨味と香りがあふれる味噌汁になるだろう。
4. 天然まいたけの保存のコツ

天然まいたけは保存する前に下処理をしておく必要がある。まいたけを小さく分け、ゴミなどを手や包丁で取り除いておく。さらにまいたけについた虫を取り除くために、水を入れたボウルに3時間ほどつけておこう。あとは、爪でしごきながら、小さなゴミをさらに取り除いてから保存する。天然のまいたけはゴミや虫がついていることがあるので、しっかりと下処理をしてから保存するのがおすすめだ。
5. 常備菜におすすめ!まいたけの保存食

まいたけは常備菜や保存食にしておくのもおすすめだ。まいたけを使うおすすめの常備菜を紹介しよう。
1. まいたけの佃煮
まいたけを甘辛く佃煮にしておくと、常備菜としてやお弁当のおかずとして重宝する。冷まして冷蔵庫に入れておけば、3日ほど保存が可能だ。
2.きのこの和風マリネ
まいたけだけではなく、しいたけやしめじなどさまざまなきのこを合わせて、和風のマリネにしておくのもおすすめだ。にんにくとともに炒めたきのこに醤油や鶏がらスープの素で味付けをして冷蔵庫で冷やしておくだけだ。そのまま食べても美味しいが、パスタの具材やトッピングとしても活用できる。
結論
まいたけは、水気や乾燥に注意して保存すれば、美味しく味わうことができる。長期間保存したい場合は、冷凍しておくと旨味もアップするのでおすすめだ。まいたけはさまざまな保存方法ができるので、使い方に合わせた保存方法でまいたけを味わってみてもらいたい。
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