目次
1. ダイエットにもおすすめ!ひよこ豆スープの作り方とアレンジ

ひよこ豆など豆類はダイエット中の人にも重宝される食材だ。たっぷりの野菜とともに、食べごたえのあるスープに仕上げよう。まずは簡単に作れる基本のひよこ豆スープの作り方を紹介する。
基本のひよこ豆スープの材料
ひよこ豆(水煮)、玉ねぎや人参、キャベツなど好みの野菜、ベーコンまたはウインナー、洋風スープの素(コンソメやブイヨン)、塩こしょう
美味しく作るコツは具材を炒めること
野菜やベーコンは食べやすい大きさに切り、鍋で炒めてから煮込む。炒めることにより、旨みや甘みが引き出されて美味しくなるからだ。ひよこ豆は、炒めた具材に水とスープの素を加えるタイミングで入れよう。水の量はスープの素の表記に従い調整する。野菜が柔らかくなったら火を止め、塩こしょうで調味し器に盛り付けて完成。
基本のスープを簡単アレンジ
洋風スープの素を和風出汁や鶏ガラスープの素に変えるだけでも、味がガラッと変わる。ひよこ豆はクセがないため、洋風以外の味付けにも合う。また、作ったスープにカレー粉を加えて、カレー風味のスープにアレンジしても美味しい。
2. ひよこ豆のスープのポタージュ仕立て

ひよこ豆は、柔らかく煮込んでポタージュスープにしても美味しい。水煮を使用すれば長時間煮込む必要はないため、気軽に作ることができる。自宅でもできる簡単な作り方を紹介しよう。
ポタージュスープの材料
ひよこ豆(水煮)、玉ねぎ、バター、牛乳または豆乳、スープの素、水、塩こしょう
水と牛乳(豆乳)の割合は3:2が目安となる。事前に調整しておこう。
玉ねぎをバターでじっくり炒めると美味しい
ミルクを使ったポタージュにする場合は、野菜は玉ねぎのみで十分だ。薄切りにした玉ねぎをバターできつね色になるまで炒めると風味がよくなる。ひよこ豆、水、スープの素を加えて具材に火が通るまで煮込んだら、ミキサーかフードプロセッサーに移して撹拌しよう。
なめらかな状態になったら鍋に戻し、牛乳か豆乳を加えて混ぜ合わせ、沸騰しないよう注意しながら弱火で温める。好みで塩こしょうをふり、器に盛り付けたら完成。
3. トルコやイタリアで人気のひよこ豆スープ

トルコやイタリアなど地中海に面した国々では、ひよこ豆は日本よりもポピュラーな食品である。スープにもよく使われており、日本人にも親しみやすい味わいだ。そこで、トルコやイタリアで人気を集めるひよこ豆スープを紹介する。
トルコのひよこ豆スープ
トルコのスープにもひよこ豆は使われるが、レンズ豆を使ったスープが有名だ。ひよこ豆を使ったものでは、フムスと呼ばれるペースト状の料理や煮込み料理が定番である。
スープとしても食べられるひよこ豆の煮込み料理は、刻んだ鶏肉、玉ねぎ、ピーマンなどが具材となる。具材は炒めてから煮込み、味付けはトマトペーストとクミンでさっぱりと仕上げよう。
イタリアのひよこ豆スープ
トマトの産地としても有名なイタリアでは、ドライトマトやトマト缶を使用したミネストローネにひよこ豆を入れて食べられる。野菜とベーコンを細かく切ってじっくり炒め、水、スープの素、ドライトマトまたはトマト缶を加えて煮込む。ひよこ豆を最後に加え、オリーブオイルを回しかけるのがポイントだ。
4. スープジャー用ひよこ豆スープを作るコツ

ひよこ豆スープは、スープジャーに入れてランチ用に持ち運ぶのもおすすめだ。正しい使い方をすれば、運んでいる間に保温調理を行ってくれて、昼に熱々のスープを食べることができる。
具材の大きさは均一に
スープジャーは保温効果が高く、保温中も余熱で具材に火が通る。そのため普段よりも煮込み時間は短くするのが、ひよこ豆の食感を残すコツだ。ただ、具材の大きさがバラバラだと加熱ムラができてしまう。均一に火を通すためにも、具材の大きさを切りそろえよう。根菜類など火の通りにくい野菜はレンジ加熱してから使えば、さらに時短になる。
沸騰させた状態でスープジャーに入れ密閉
保温調理は、スープの温度が高くなければできない。ひよこ豆スープを煮立たせたら、沸騰したままスープジャーに移すのが熱々を保つポイントだ。また、スープジャーにも直前に熱湯を入れて温度を上げておこう。熱湯を捨てたらすぐにスープを入れ、速やかにふたを閉めれば昼までしっかり保温できる。
結論
ひよこ豆スープは、具材や味付けを変えるだけでさまざまなアレンジを楽しむことができる。また、残ったスープを翌日カレーにアレンジするというのもおすすめだ。自宅にある残り野菜を活用する方法としても、ぜひひよこ豆スープを献立に入れてみてほしい。
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