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にんにく

にんにくの冷凍・解凍・使い方|冷凍庫内のにおいは大丈夫?

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年1月30日

少量ずつ使うことの多いにんにくは、冷凍保存が便利だ。本記事では、にんにくの適切な冷凍保存方法について解説する。保存期間や解凍の仕方、におい移りを防ぐ方法も併せて紹介する。にんにくを正しく冷凍保存して、美味しく食べきろう。

  

1. 生にんにくの冷凍保存方法

にんにく
にんにくを冷凍保存しておくと、少しずつ使いながら長期保存できる。用途に合わせて、さまざまな形状で冷凍しておくとより使いやすい。4パターンの保存方法を紹介しよう。

皮付きにんにくの冷凍方法

  • にんにくを皮付きのまま1片ずつバラバラにする
  • 2~3片ずつラップで包む
  • 冷凍用保存袋にまとめて入れ、空気を抜き密閉する
  • 冷凍庫に入れて保存する
皮付きのまま冷凍すると、にんにくの風味がキープされやすい。使う際は凍ったまま根元部分を切り落とし、水に1分ほど浸けるとキレイに皮がむける。

むきにんにくの冷凍方法

  • 皮をむいたにんにくを1片ずつラップで包む
  • 冷凍用保存袋にまとめて入れ、空気を抜き密閉する
  • 冷凍庫に入れて保存する
皮をむいてから冷凍すると、皮付きのものより風味は落ちやすいが、すぐに使えるというメリットもある。ただし皮をむくとにんにく同士がくっつきやすくなるため、1片ずつラップで包む方法がおすすめだ。

すりおろしにんにくの冷凍方法

  • すりおろしにんにくを一回分ずつ小分けにして、ラップで包む
  • 冷凍用保存袋にまとめて入れ、空気を抜き密閉する
  • 冷凍庫に入れて保存する
すりおろしにんにくは、必ず一回分ずつ解凍できるような状態で冷凍しよう。ラップで包まずにそのまま保存袋に入れて平らにし、箸などで格子状に線を付けてから冷凍してもよい。線に沿って手で折れば、一回分ずつ取り出すことができる。

みじん切りのにんにくの冷凍方法

  • みじん切りにしたにんにくを一回分ずつ小分けにして、ラップで包む
  • 冷凍用保存袋にまとめて入れ、空気を抜き密閉する
  • 冷凍庫に入れて保存する
切ったにんにくはくっつきやすいため、ラップで小分けにしてから保存袋に入れよう。薄切りにしたにんにくも同様の方法で保存できる。

2. 冷凍にんにくの保存期間

にんにく保存
冷凍保存したにんにくは、どのくらい日持ちするのだろうか。

冷凍にんにくの日持ち

冷凍保存期間は、にんにくの形状によっても異なる。形状別の日持ちの目安は下記の通りだ。
  • 皮付きにんにく:2~6ヵ月程度
  • むきにんにく:1ヵ月程度
  • すりおろしにんにく:2~4週間程度
  • みじん切りにんにく:2~4週間程度
  • 薄切りにんにく:2~4週間程度
保存期間はあくまでも目安である。時間の経過とともに風味や品質は落ちていくため、できるだけ早めに使いきろう。

透明や緑の冷凍にんにくは食べられる?

にんにくを冷凍すると、半透明になることがある。にんにくの水分が凍って膨張し、細胞膜が破れることが原因だ。また、にんにくは時間が経つと緑色になることもある。これはにんにくに含まれるにおいや辛味の成分である「アリシン」と鉄による現象だ。アリシンが時間の経過によりアルキルサルファイド化合物に変化し、にんにくに含まれる鉄と反応することで緑に変色するのである。透明や緑色のにんにくを食べても、健康上問題はない。(※1)。

3. にんにくの冷凍保存中のにおい

冷凍庫
にんにくを冷凍保存すると、冷凍庫がにんにく臭くなってしまわないか気になるところだ。しかし、常温や冷蔵で保存してあるにんにくよりも、冷凍保存したもののほうが、においは感じにくい。
また、にんにくを冷凍保存する際には、ラップで包み密閉できる保存袋に入れるのが基本だ。この方法で保存すれば、におい移りのリスクはほとんどない。とくに、みじん切りやすりおろしたにんにくは冷凍庫に入れる時点でにおいが強いため、適切な方法で保存することが重要である。

4. 冷凍にんにくの解凍方法や使い方

ガーリックライス
冷凍したにんにくは、組織が壊れているため生のものよりも柔らかい。解凍するとぶよぶよになりやすいため、用途に合わせて解凍方法を工夫しよう。

冷凍にんにくの解凍方法

にんにくの解凍方法には、自然解凍と凍ったまま加熱調理する方法の2パターンがある。自然解凍する場合は、冷蔵庫に移して半解凍させれば水っぽくなりにくい。塊の状態で冷凍保存したものを切りたい場合は、凍ったまま切るのがおすすめだ。

冷凍にんにくのおすすめの使い方

冷凍にんにくは食感が変わるため、すりおろしたものをタレやドレッシングに使う場合を除き、生食はおすすめできない。チャーハンやパスタ、炒め物、ガーリックトーストなどに使うと美味しく食べられる。

5. 冷凍によるにんにくの栄養の変化

にんにく
一般財団法人ベターホーム協会の資料(※2)によると、野菜を冷凍すると栄養価を落とす酵素の働きを抑えられる。そのため、にんにくの場合も常温や冷蔵で保存するより、冷凍したほうが栄養の減少は少ないと考えられる。
しかしその一方で、冷凍するとにんにくの水分が膨張して氷結晶ができ、組織を破壊する。細胞内の水分がドリップとして流出すると、旨みなどとともに栄養も減少してしまう。この結晶化によるダメージを最小限に抑えるには、急速冷凍が効果的といわれる。家庭の冷凍庫でも、急速冷凍機能や金属トレーなどを使用し、なるべく早く凍らせるとよいだろう。(※2、3)

結論

にんにくが大量にある場合は、小分けにして冷凍保存するとよい。鮮度や品質を保ちながら、少しずつ使えるため便利で無駄がない。凍らせると生のにんにくとは品質が変わるが、すりおろしや加熱調理で美味しく食べられる。皮付きや皮をむいた状態、またスライスやみじん切り、すりおろしなどさまざまな形状で冷凍できるため、用途に合わせた方法で保存するとよいだろう。
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  • 更新日:

    2022年1月30日

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