目次
1. 炊飯器で簡単!重曹なしでふっくら黒豆煮の炊き方

おせち料理のひとつ、黒豆煮は鍋でじっくりコトコト煮る方法もあるが、乾燥黒豆や炊飯器を使えばより簡単に作ることができる。ここでは、重曹を使わずに炊飯器で簡単に黒豆を炊く方法について紹介しよう。
STEP1:黒豆を一晩水に漬ける
黒豆をボウルに入れ、軽く洗い水気をきる。この時黒豆をゴシゴシ洗ってしまうと皮がむけやすくなるので注意が必要だ。鍋に砂糖・醤油・塩・水を入れて、ひと煮立ちさせたら火を止めて冷ます。炊飯釜に黒豆と火にかけた調味料を入れて一晩つけおく。
STEP2:おかゆモードで炊く
炊飯器に黒豆と調味料をセット。吹きこぼれの可能性があるため、おかゆモードで炊飯しよう。炊きあがったら炊飯器の保温を解除し、炊飯器は開けずそのまま冷ます。味がなじんだら完成だ。炊飯器におかゆモードがない場合は早炊きモードで炊き、40~50分ほど保温のままおくといい。
2. 炊飯器で黒豆を炊くのは危険がある

黒豆は炊飯器を使用することで、簡単に調理できる。しかし、調理方法を誤ると吹きこぼれや爆発の危険がある。ここでは、黒豆を炊飯器で調理する際の危険性について、さらに吹きこぼれや爆発を防ぐコツについて紹介しよう。
炊飯器で黒豆を炊く危険性
黒豆は炊飯器で炊く際、泡が発生するため吹きこぼれやすく、また黒豆の皮が剥がれて蒸気口や内ぶたに貼りついてしまう恐れがある。炊飯器の蒸気孔を皮が塞いでしまうと蒸気の逃げ場がなくなり、吹きこぼれや爆発が起きる危険性が高まるのだ。
吹きこぼれや爆発を防ぐコツ
黒豆や水の量を加減したり、黒豆を別で茹でて使ったりすると吹きこぼれや爆発の危険性が下がる。また、お米を炊く以外の目的での使用を禁止している炊飯器もあるので気をつけてほしい。炊飯器を使用する際は、説明書をよく読んで使うことをおすすめする。
3. 炊飯器を使ったいろいろな黒豆の炊き方

ここでは、炊飯器を使った砂糖の量を控えたいろいろな黒豆の炊き方を紹介していく。糖質をおさえられるため、ダイエット中の人は必見だ。
ラカントを使った黒豆の炊き方
材料は黒豆・ラカント・重曹・水・醤油・酒を用意する。黒豆を軽く洗い、規定量の水と一緒に炊飯器に入れて一晩おく。炊飯器に調味料をすべて入れ、炊飯する。ラカントを使うことで、糖質やカロリーを減らすことが可能だ。ラカントは加熱しても味が変わらないため、使いやすい甘味料だ。
はちみつを使った黒豆の炊き方
黒豆・水・醤油・黒砂糖・はちみつ・塩・出汁昆布を用意する。黒豆を水に数時間漬ける。炊飯器に材料をすべて入れたら炊飯モードで炊こう。黒豆を浸した水を捨てずにそのまま使うのが美味しく炊くポイントだ。
みりんを使った黒豆の炊き方
黒豆・水・きび砂糖・醤油・みりんを用意し、黒豆はザルに入れ水でキレイに洗う。水を入れた鍋に黒豆を入れて一晩から半日は浸して戻す。戻したらそのまま火にかける。砂糖半分と残りの調味料を加えたら炊飯器に移し変え、おかゆモードで3回繰り返し炊く。3回目の時に残りの砂糖を入れよう。半日から1日漬け込んだら完成だ。黒豆を美味しく炊くためには、しっかりアクを取り、黒豆は時間をかけて戻すのが大切だ。
4. 炊飯器で黒豆入りごはんを炊く方法

ここでは、炊飯器で黒豆入りのごはんを炊く方法について紹介していく。
黒豆ごはんの炊き方
材料は、黒豆・白米・水・料理酒・塩・酢を用意する。米を洗いザルにあげたら30分ほどおく。黒豆はボウルに入れ水を加えて3時間ほどおく。ザルにあげたら水をきる。この時黒豆を浸けた水はとっておこう。炊飯器に白米と調味料、黒豆を入れ、黒豆を浸けておいた水を注ぎ炊飯する。炊き上がって混ぜ合わせたら完成だ。黒豆を浸ける時間は3時間から一晩で調整しよう。水分が足りない場合は足してほしい。
黒豆おこわの炊き方
材料は、米・もち米・黒米・黒豆(蒸し)・水・酒・塩を用意する。もち米を洗米し、ザルにあげ水気をきる。炊飯器に米・もち米・黒米・調味料を入れ、黒豆も一緒に入れたら数分おいて通常炊飯しよう。炊きあがって混ぜたら黒豆おこわの完成だ。また、乾燥黒豆を使っても手軽におこわが作れるので試してほしい。
結論
今回は、黒豆を炊飯器で簡単に作る方法について紹介した。炊飯器を使えば調理の時間を大幅に短縮できるが、炊飯器の使用方法を誤ると失敗することもあり注意が必要だ。また、砂糖を控えたレシピも紹介したので、ヘルシーな黒豆料理を食べたい人は挑戦してみてほしい。
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