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全燻製スラブベーコン

ベーコンの賞味期限切れはいつまで大丈夫?未開封の場合の目安

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2022年2月15日

さまざまな料理で活用できるベーコン。大きな塊で購入して、結局使いきれず気がついたら賞味期限切れとなっていた…なんて経験はないだろうか。今回は、賞味期限切れのベーコンはいつまで食べても大丈夫なのか、また危険なベーコンの見分け方などを解説していく。

  

1. 賞味期限切れベーコンは食べても大丈夫?

「OK? NG?」と書かれた積み木
そもそも賞味期限切れベーコンは、食べても大丈夫なのだろうか?その可否や賞味期限の目安、開封後のベーコンの賞味期限について解説していく。

未開封ベーコンは賞味期限が切れても食べられる

そもそも食品に記載されている「賞味期限」は、保存方法をきちんと守り未開封である食品が美味しく食べられる期限を指す言葉である。したがって、賞味期限切れになってしまっても未開封で真空パックのままであれば、すぐにベーコンが食べられなくなるわけでない。ただし、賞味期限切れのベーコンは期限内のものに比べ風味が劣化している場合もあり、新鮮とはいえない状態だ。生で食べるのは控え、加熱調理を施して食べるのが無難だろう。
一方、似た言葉としてあげられる「消費期限」とは、食品が安全に食べられる期限のことだ。未開封を前提として記されており、期限を過ぎてしまうと腐敗や変敗など品質の保証がされないため、期限を守って食べる必要がある。

ベーコンの賞味期限の目安

ベーコンの賞味期限は、種類や含まれる塩分によって差はあるが、10~21日程度と日持ちするものが多い。塩水につけて燻製された本格的なベーコンは、保有水量が少ないため賞味期限が比較的長いのだ。一方、コンビニやスーパーなどで販売されているベーコンは製造方法が異なり、薬品に漬けて作られる場合が多い。水分量も多いので、賞味期限は1週間程度である。

開封後のベーコンは3~4日

ベーコンを一度開封してしまうと、空気に触れることにより細菌が入り、保存状態の劣化に繋がる恐れがある。そのため、開封後はなるべく早く食べることを心がけ、3~4日を目安に使い切るようにしよう。

2. ベーコンの賞味期限切れはいつまで大丈夫?

カレンダーと砂時計
賞味期限切れの開封していないベーコンは、一般的にどれくらいであれば食べても大丈夫なのだろうか。賞味期限切れとなった期間ごとに安全度とその理由を解説していく。

賞味期限切れ1週間のベーコン

1週間の賞味期限切れの場合、冷蔵庫で保存され、未開封の状態であれば食べられる可能性がある。念のためベーコンが腐っていないか確認し、少しでも異変を感じたら食べるのはやめたほうがいいだろう。

賞味期限切れ1ヶ月のベーコン

賞味期限切れ1ヶ月ともなれば、未開封であってもベーコン自体から水分が出て腐敗している恐れもある。そのため、賞味期限切れ1ヶ月のベーコンは食べないようにしよう。

3. 賞味期限切れで危険なベーコンの見分け方

警告のイメージ
ここでは、賞味期限切れのベーコンが腐るとどうなるのかをお伝えしていく。賞味期限切れのベーコンを食べようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

香り

賞味期限切れのベーコンが腐ると、ベーコン特有の香りから酸っぱいような異臭へと変化する。この場合、細菌感染の恐れがあり食中毒を引き起こしかねないことから、食べるのは止めておいたほうがよいだろう(※1)。

新鮮なベーコンの色は、明るくキレイなピンク色をしており、脂肪部分は黄色っぽい色もしくは白色だ。もし、肉の色が茶色や灰色に変色していたり、緑の斑点がついていたりするならば、品質が劣化している可能性が高く食べるのは危険である。

触感

通常のベーコンは、触ったときにネバネバしていない。もし、触れてみてぬめりや粘つきを感じたり、ベーコンが糸を引いていたりしているのであれば、そのベーコンは腐っていると考えられる。粘り気のあるベーコンを触った後は、細菌感染を防ぐためにもしっかり手洗いするようにしよう。

4. 賞味期限切れになりそうなベーコンは冷凍しよう

ベーコン
賞味期限切れになりそうなベーコンは、早めに冷凍保存することをおすすめする。ここでは、冷凍保存したベーコンの賞味期限切れの目安や冷凍方法を紹介していく。

冷凍保存のベーコンの賞味期限

賞味期限切れになりそうなベーコンも、冷凍すれば1~2ヶ月程度は保存可能である。しかし、長時間常温で放置していたものや、保存の密閉が十分でないベーコンであれば、それよりも早く賞味期限切れとなってしまう。そのため、お伝えした1~2ヶ月という期間は、あくまでも目安として考えよう。加えてベーコンを冷凍した場合であっても、乾燥や冷凍焼けを起こしていれば品質は劣化しているので注意が必要だ。

ベーコンの冷凍方法

スライスされたベーコンは、1~2枚ずつラップに包んでフリーザーバッグに入れ、空気をしっかりと抜いてから冷凍庫へ入れよう。また、真空パックされたベーコンは開封しないほうが鮮度を保てるため、そのまま冷凍保存するとよいだろう。
解凍するときは、常温での解凍は避けておこう。常温で解凍するとドリップという肉の汁が流出しやすく、旨みが逃げて細菌が増殖する原因となってしまうのだ。旨みを逃さず解凍したいのであれば、冷蔵庫もしくは氷水を使って低温でゆっくりと解凍するとよいだろう。

結論

ベーコンは賞味期限切れであっても、1週間程度であれば食べられるケースもあることが分かった。しかしながら、ベーコンの種類やそれまでの保存方法によっても賞味期限切れから食べられる期間は異なる。そのため、今回紹介した危険なベーコンの見分け方を参考に、ベーコンの状態をよく見極めて食べるかどうか判断してほしい。
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  • 更新日:

    2022年2月15日

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