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大画面の壁掛けテレビの写真

テレビのサイズの選び方|最適な視聴距離や型・V型・インチの違いも解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月26日

テレビを買い替える際、画面のサイズで迷うことはないだろうか?大きすぎても小さすぎてもしっくりこないため、部屋の広さに最適なサイズのテレビを選ぶことが大切だ。本稿ではテレビのサイズの選び方を詳しく解説する。視聴距離や型・V型・インチの違い、サイズ以外にチェックしたい選び方のポイントなどもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 部屋の広さ別に最適な「4Kテレビのサイズ」を一覧で紹介!

部屋の広さとマッチしたサイズ感のテレビの写真
テレビのサイズを選ぶ際にポイントとなるのが「部屋の広さ」と「視聴距離」である。これらについては後述するので、詳しく知りたい方はそちらをご覧いただきたい。ここでは「部屋の広さ」と、その広さにおすすめの「4Kテレビのサイズ」を一挙に紹介する。

部屋の広さ別・最適な4Kテレビのサイズ一覧

  • 4.5畳:42V型以上
  • 6畳:48V型以上
  • 8畳:55V型以上
  • 10畳:65V型以上
  • 12畳:70V型以上
  • 16畳:75V型以上
部屋の広さがわかっている方で、手っ取り早くベストな4Kテレビのサイズが知りたいという方は上記を参考にしていただきたい。ただし畳数のみで判断すると失敗することもある。冒頭でお伝えしたように「視聴距離」が大切になってくるからだ。たとえば同じ10畳でも、正方形か縦長or横長かでテレビとの距離が変わるし、どういったレイアウトにするかでも変わってくる。

2. テレビのサイズを選ぶときに重要な「視聴距離」とは?

テレビをリモコン操作しようとしているところの写真
テレビのサイズを決めるときに重要になる「視聴距離」について詳しくなっておこう。視聴距離とはテレビと、それを視聴する人との直線距離を指す。

一般的なフルHDテレビは画面の高さの約3倍

一般的なフルHDテレビの場合、最適とされる視聴距離は「画面の高さの約3倍」といわれている。たとえば32V型テレビは画面の高さが約39cmである。その約3倍なので約1.2m離れたところが理想的な視聴位置ということになる。この距離を確保できるかどうかも、テレビのサイズ選びにおいて重要なポイントだ。では主流の4Kテレビの場合はどうだろうか?

一般的な4Kテレビは画面の高さの約1.5倍

現在主流になっている4Kテレビの最適な視聴距離は「画面の高さの約1.5倍」といわれている。すなわち、フルHDテレビの半分の距離を確保できればOKということになる。たとえばフルHDの場合、32V型テレビを設置する際の最適な視聴距離は約1.2mとお伝えした。
だが同じ32V型の4Kテレビにする場合は0.6m、つまり60cm確保できればOKという解釈になる。むしろ1.2m確保できるのであれば、さらにサイズが大きなテレビを選べるという意味でもある。

3. テレビの「型」「インチ」「V型」の違いは?

V型テレビのイメージ写真
ところで、テレビを選んでいるときに「型」「V型」「インチ」などの単位が入り乱れており混乱した、ということはないだろうか?テレビのサイズを決める際、型とインチの違いおよび型とV型の違いなどを知っておくことも大切だ。

「型」と「インチ」は同義である

「型」と「インチ」は同じ意味である。したがって「32型」と「32インチ」は同じサイズだ。一度覚えてしまえば迷うことはないだろう。混乱しがちなのは「型」と「V型」だ。こちらは明確に違いがあるため、きちんと覚えておく必要がある。

「型」と「V型」は明確に異なる

テレビのサイズ表記にある「V」は「Visual Size」を略したものである。【実際に画像が映し出される画面の大きさ】を指すと思っておこう。一方「型(インチも同じ)」はテレビの【フレームに隠れた部分も含んだサイズ】である。よって「32V型」と「32型(インチ)」を比較した場合「32V型」のほうが画面が大きく見える。ただしフレームが狭いため、テレビ全体は小さくなることもある。

少しでも画面サイズが大きなテレビがほしい方は「V型」を選ぼう

些細な違いと思われるかもしれないが、たとえば「32型」から「32V型」に買い替えて同じ部屋で使用する場合、画面は大きくなっても、フレームが狭くなる分テレビ全体が小さく感じられることがある。部屋のバランスが変わり、違和感や物足りなさを感じることもあるだろう。テレビを買い替える際、こうした点も知っておくとより失敗するリスクを減らせるはずだ。

4. サイズ以外もチェック!テレビの選び方のポイント

インターネット対応テレビのイメージ写真
ここまでテレビのサイズ選びについて詳しく解説を進めてきたが、実際にテレビを選ぶとなった場合、サイズ以外にも着目すべきポイントがある。たとえば次のようなところは必ず見ておこう。

パネル(液晶・有機EL)

現在販売されているテレビのパネル構造には大きく「液晶」と「有機EL」がある。本体がやや厚く放熱スペースも必要になるといった欠点はあるが、お手頃な価格帯の商品が多く消費電力も抑えられるなど、コストパフォーマンスに優れているのが液晶だ。
一方、美しく迫力ある映像が楽しめる上、スリムで軽量、かつ視野角も広いといった特徴を持つのが有機ELである。こちらはラインアップがそれほど多くなく、価格帯も高めという欠点がある。

解像度(フルHD・4K・8K)

解像度は画面の美しさに影響する。「フルHD(1920×1080)」が従来の主流だったが、現在では「4K(3840×2160)」が一般的だろう。フルHDの約16倍という高解像度を誇る「8K(7680×4320)」といったテレビも増えている。とくにこだわりがなければ4Kを選ぶのがおすすめだ。

付帯機能(Wi-Fi接続・インターネット対応・録画機能等)

Wi-Fi接続、インターネット対応、録画など、さまざまな機能を搭載したテレビが増えている。動画サービスを楽しみたいなど、テレビに求める用途に適した機能が搭載されているかどうかは必ず確認しておこう。

5. テレビを買い替えるなら現状からのサイズアップがおすすめ

大画面のテレビの写真
「適切な視聴距離を確保できる」という前提だが、これからテレビを買い替えるなら現状からのサイズアップがおすすめだ。

「テレビのサイズが小さかった...」という失敗が多い

テレビのサイズアップをおすすめする理由として「サイズが小さすぎた」という失敗談が多いことが挙げられる。近年、テレビは大幅にスリム化され省スペースでも設置できるようになった。壁にも寄せられるため、サイズアップしても適切な視聴距離を確保しやすい。
とくに「型」から「V型」などに買い替える場合「32」などの数字だけに着目して同じサイズのテレビを購入すると、距離が遠すぎると感じたり迫力不足と感じたりすることがある。フレーム幅も狭いため「32型」から「32V型」に買い替えた場合、画面サイズは大きくなるが全体はコンパクトになる。
結果として、部屋の広さとのバランスも変わり満足感が得られないケースがあるというわけだ。こうしたことからも、次にテレビを買い替えるときはひとまわり大きなサイズを検討してみることをおすすめしたい。

結論

部屋に最適なサイズのテレビを選ぶ上でのポイントは「部屋の広さ」と「視聴距離」である。大きすぎると圧迫感が出すぎるし、小さすぎると物足りない。型・V型・インチの違いやフレーム幅の違いなど、新旧テレビの仕様もきちんと理解した上でベストなテレビを選んでほしい。
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  • 公開日:

    2019年8月 6日

  • 更新日:

    2022年8月26日

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