目次
- マグカップに卵を割り入れる
- 爪楊枝で卵の黄身に穴をあける(3〜5箇所ほど)
- 水をゆっくり注ぎ入れる
- ラップをせずにレンジで加熱する(500W1分10秒、600W1分が目安)
- 網杓子などに卵を上げて水気を切ったら完成
- マグカップに卵を割り入れ、半分くらいの量の水を加える
- 竹串などで黄身に穴をあける
- 500Wで1分から1分30秒ほど加熱する
- レンジからマグカップを取り出し、余った水を切って器に盛り付けたら完成
1. 半熟卵をレンジで作る方法

さっそく、半熟卵をレンジで作る方法を紹介していこう。
材料と道具
耐熱性のあるマグカップと水(100cc程度)、それから卵に爪楊枝を用意しよう。水は100cc程度としたが、何より卵が水から露出しないようにすることが大切だ。したがって使用するマグカップに合わせて分量を調節してほしい。
作り方
ゆるすぎる場合は?
完成した半熟卵がゆるいと感じるときは、5〜10秒ずつ加熱して様子を見よう。
2. 卵が爆発してしまう原因

卵をレンジで加熱すると爆発してしまう。この原因はどこにあるのだろうか?
黄身のほうが温度が上がりやすいことに起因している
白身よりも黄身のほうが温度が上がりやすい。黄身が急激に加熱されると水蒸気ができ、それが沸騰して熱膨張を起こす。卵黄膜に覆われているため、逃げ場がなくなった水蒸気が圧力に耐えられなくなり破裂するというわけだ。
ラップを使う方法は爆発しやすい?
ラップをはって作れないこともないが、水の量が少ないレシピだと爆発するリスクがある。試してみるのはOKだが、水の量や加熱時間などは十分気をつけよう。
3. 半熟卵をレンジで作るときの注意点と上手に作るコツ

半熟卵をレンジで作るときは、次のようなポイントを意識しておこう。
黄身に穴をあけておく
上述のように、黄身は卵黄膜に覆われているため膨張して爆発する場合がある。必ず黄身には穴をあけておくようにしよう。このときゆっくり引き抜かないと、黄身があふれるため気をつけよう。
卵がしっかり浸かるまで水を入れる
水面から出ていると爆発するおそれがある。水は卵がしっかり浸る量を入れよう。
加熱しすぎない
卵が破裂するのを防ぐため、加熱時間をきちんと守ることも大切だ。ゆるければ少しずつ加熱すればよいので、加熱のしすぎにも注意しよう。
4. 温泉卵もレンジで作れる?

室温や火加減、使用する水の量などの調整が難しく、鍋で茹でると失敗しやすいのが温泉卵だ。こちらもレンジで作れるので試してみてほしい。
半熟卵と温泉卵の違い
白身が固まっており、黄身はトロッとしているのが半熟卵だ。一方の温泉卵は黄身だけを固まらせたものである。似ているが異なるため間違えないように覚えておこう。
温泉卵をレンジで作る方法
レンジの出力で加熱時間が違ってくる。1分30秒ほど加熱してもゆるいときは、10秒ずつ加熱して様子を見よう。
5. 半熟卵はレンジで簡単に作れる

お伝えしてきたように、半熟卵はレンジを使えば簡単に作れる。ただしレンジの機種による性能の違いや卵の大きさなどでベストな加熱時間が変わる。本稿で紹介した加熱時間を参考に、ぜひ上手に仕上がる加熱時間を見つけてほしい。
結論
作るのが難しそうな半熟卵も、レンジを使えば手軽に作れる。黄身に穴をあけること、水をたっぷり入れること、加熱しすぎないようにすることといったポイントを覚えておこう。温泉卵もレンジで作れるので、慣れてきた方はぜひそちらにもチャレンジしてみてほしい。