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生い茂る雑草の写真

雑草対策に熱湯は効果的なのか?メリット・デメリットと注意点を解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年12月 6日

熱湯は雑草対策に有効なのだろうか?熱湯に期待できる雑草への効果とメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、熱湯を使う際のコツや注意点などもお伝えする。熱湯以外の雑草対策も紹介しているので、あわせて参考にしてほしい。

  

1. 熱湯を使った雑草対策の効果とメリット

大きな鍋でお湯を沸かしている写真
熱湯を使った雑草対策には一定の効果が期待できる。具体的にどのような効果があるのか、メリットとあわせて解説しよう。

熱湯を使った雑草対策の効果

【熱で枯死させる】

熱湯を使った雑草対策の原理は単純だ。「熱で枯死させる」というものである。

熱湯を使った雑草対策のメリット

【薬剤を使用しないため土壌にやさしい】

熱湯を使った雑草対策では除草剤といった薬剤を使用しないことから、土壌にとってやさしい方法といえる。

【ペットや小さな子どもがいるご家庭でも安心】

熱湯によるやけどにはくれぐれも注意する必要はあるが、それさえ気をつければペットや子どもが誤って薬剤を口にしてしまうおそれもないため、安心できる雑草対策といえるだろう。

【コストがほとんどかからない】

お湯を沸かすだけなので、かかるコストといえば水道代とガス代(電気代)程度だ。薬剤を使う場合と比べてもコストを大幅に抑えることができる。

2. 熱湯を使った雑草対策のデメリット

大量に生い茂る雑草の写真
一方、熱湯を使った雑草対策にはデメリットも存在する。たとえば次のようなところだ。

熱湯を使った雑草対策のデメリット

【大量のお湯が必要など効率が悪い】

一度に沸かせるお湯の量には限界がある。ごく一部のエリアなど狭小地であれば一度で済むかもしれないが、そうでなければ何度も「お湯を沸かしては運んでかける」といった作業が必要になるため非常に効率が悪い。広範囲の雑草を駆除する方法としてはおすすめできない。

【やけどのリスクがともなう】

何度もお湯を沸かして運ぶ、かけるなどすることから、その分だけやけどを負うリスクも高くなる。うっかり転んでしまえばそれこそ大惨事になりかねない。非常に危険な方法であることも承知しておこう。

【再発のリスクがある】

熱湯では雑草を根絶することが難しい。地中まで熱を伝えるにはそれなりの湯量が必要になるためだ。根が残ってしまえば再発する確率も高くなる。やるとしても、数本の雑草駆除に用いるといった程度に留めておいたほうが賢明だろう。

3. 雑草対策に熱湯を使う際のポイント

コンクリートに生えている雑草の写真
やけどの危険があるうえ効率も悪いが、最初にお伝えしたように熱湯を使った雑草対策には一定の効果が期待できることは確かだ。実践する際のポイントをお伝えしよう。

熱湯による雑草対策が向いている場所を知っておく

熱湯を使った雑草対策は「インターロッキングブロック」「コンクリート」「レンガのすき間」など、手で引き抜きにくい場所に生えている雑草に対して有効と考えられる。一方、前述のように効率がよくないことから、広範囲に生えている雑草に対しては、熱湯は賢い方法とは言いがたい。近くで植物や野菜などを育てている場所も避けたほうがよいだろう。

沸騰させてすぐのお湯をかける

雑草を熱湯の「熱」で枯死させるわけなので、ぬるすぎては効果が期待できない。できれば沸騰させてすぐに、雑草にかけられるようにすることが望ましい。だが慌てて運ぶと転倒するなどしてやけどなどのリスクが高まるため、くれぐれもご注意いただきたい。

4. 雑草対策に熱湯を使う際の注意点

鍋の中でグツグツと沸騰しているお湯の写真
続いて、熱湯を使って雑草対策をする際に覚えておきたい注意点をお伝えしよう。

やけどに注意する

何度も繰り返し申し訳ないが、とにかくやけどにだけは気をつけてほしい。炊事用ゴム手袋を着用し、水分が染み込まないゴム製のエプロンや長靴を履くなど、とにかく熱湯対策を十分に講じたうえで作業しよう。

食塩が含まれる熱湯は使用しない

食塩が含まれる熱湯、たとえばインスタント麺の茹で汁などを使うと、塩が土壌に残ってしまうおそれがある。植物に栄養が行き渡りにくくなるといったリスクがあるため、使わないほうがよい。

やりすぎにも注意する

熱湯は、雑草のみならず土壌にいる微生物を殺してしまうおそれもある。なかには土壌や植物にとって「いい仕事」をしてくれている微生物もいるため、やりすぎると土壌の質を変えてしまかもしれない。とくに植物や野菜を育てようと思っている土壌であれば、熱湯による雑草対策は避けたほうが無難だろう。

5. 熱湯を使わない雑草対策も知っておこう

除草剤を散布している写真
熱湯を使った雑草対策はたしかに一部で有効だが、やるとしてもごく狭い範囲に生えている雑草に留めたほうがよい。熱湯を使う効果やメリットとあわせて、デメリットや注意点も正しく理解してから実践してほしい。熱湯以外の雑草対策についても紹介しておくので、こちらもぜひ検討してみよう。

草むしりをする

体力に自信があり身体的にも問題なければ、週1〜月1回など定期的に草むしりをしよう。根絶はできないが、雑草が生い茂ってしまうのを防ぐことはできるはずだ。ただし真夏や真冬など身体的に堪える時期は避けたほうがよいだろう。

防草シートを敷く

防草シートは、雑草の生育に必要な「水」「空気」「日光」のうち、日光を遮って雑草の成長を妨げるものだ。敷くだけなので簡単だが、見栄えは悪くなるかもしれない。先に雑草を除去したり、小石などを取り除いたりしておこう。

除草剤を撒く

除草剤には「土壌の改善」を目的としたものと「茎葉の処理」を目的としたものがある。前者は土の中に留まるため、そのあと植物を育てたいというときは不向きだ。後者は、とくに地上に生えている雑草に対して効果がある。根が残ってしまうことがあるため、継続して草抜きなどの作業が必要になる。

砂利またはレンガを敷く

砂利やレンガを敷くといった方法もある。ただし、それなりの厚みが必要になるほか、庭の景観が一変してしまうおそれもある。また不要になった際に処分するのが大変など、ある程度広さがある場所の雑草対策に用いる際はデメリットが多いことも覚えておこう。

コンクリートを敷設する

こちらも庭の景観を一変させるうえ、面積によっては多額のコストがかかるなどデメリットが多いためあまりおすすめはしないが、ごく一部の狭い範囲などであればコンクリートを敷設してしまう方法もある。ただしアスファルトに雑草が生えてくることからも分かるように、100%予防できるわけではないことも知っておこう。

雑草駆除の業者に依頼する

費用はかかるが、手っ取り早いのが業者にお願いする方法だ。まず今生えている雑草を業者に駆除してもらい、その後、防草剤を撒いて防草シートを敷くなど、有効な対策を教えてもらえば効率がよい。

6. 熱湯以外の雑草対策がおすすめ

庭に生えている雑草の写真
熱湯を使った雑草対策はコストがほとんどかからず、薬剤を使わないといった安心感がある。だが再発のリスクがあり、やけどの危険性もあるうえ効率も悪い。メリット・デメリットを比較するとどうしてもデメリットのほうが勝ってしまう。
より効果的に雑草対策をするなら、まずは今生えている雑草を業者に一掃してもらい、そのあとで有効な雑草対策を講じるといった流れがもっともスムーズだろう。

結論

お伝えしてきたように、熱湯を使った雑草対策にはメリットもあればデメリットもある。注意点とあわせて、きちんと把握したうえでやるかどうかを判断してほしい。とくにやけどには十分気をつけよう。植物や野菜を育てようと思っているエリアには実施しないほうがよいだろう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年3月21日

  • 更新日:

    2021年12月 6日

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