1. そもそもポストカードとはなにか?
「ポストカード」といえば旅先や美術館、イベント会場などでよく見かけるカードである。そもそもどのようなカードのことをポストカードと呼ぶのだろうか?
すなわち「郵便はがき」のこと
「ポスト(Post)+カード(Card)」からもわかるように、ポストカードとはすなわち郵便はがきのことである。ただし郵便局が発行する郵便はがき(官製はがき)ではなく、裏面などにイラストや写真などをデザインしたものを指すのが一般的だ。またサイズも郵便はがきと同じものだけでなく、大小さまざまなポストカードがある。「送る」「飾る」などして楽しむものだ。
2. ポストカードを送るときの注意点
ポストカードは自作できる。デザインなどが得意な方は友人・知人に自作のオリジナルポストカードを贈りたいと思うこともあるだろう。その際、押さえておきたい注意点をまとめたので確認していこう。
原則として「第二種郵便物」に分類される
ポストカードは郵便はがきと同じ「第二種郵便物」に分類されている。したがってオリジナルのポストカードを送る際も、このルールに則ることが求められる。具体的にはサイズと重さ、宛名面の表記だ。
ただしサイズや重さによって「第一種郵便物」扱いになることも
ポストカードを郵便はがきと同じ63円切手で送るためには、長方形であることと、長辺が140〜154mm、短辺が90〜107mmであること、そして重さが2〜6g以内であることが条件だ。美術館などで売られている正方形のポストカードは規格外とされ第二種郵便物ではなく「第一種郵便物(手紙)」の定型外扱いになる。
この場合は120円切手を貼って投函しなくてはならない。料金不足を相手に負担させることのないよう、サイズと重さなどは必ず調べておくことが大切だ。
宛名面には必ず「郵便はがき」または「POST CARD」と表記する
郵便はがきとして取り扱ってほしいときは、宛名面に必ず「郵便はがき」あるいは「POST CARD」と表記しなくてはならない。書く場所もポストカードの上部、あるいは左側中央と決まっている。
この表記がないと、郵便はがきではなくやはり第一種郵便物として扱われてしまう。切手の料金不足を招く要因となるため、自作のポストカードを郵送するときは忘れずに記入しておこう。
3. ポストカードのオシャレな飾り方
旅先での思い出やお気に入りのアーティストのポストカードは、いつでも目に入るところに置いておきたいところだ。ポストカードを部屋に飾り、インテリアのひとつとして楽しむ使い方を紹介しよう。
壁にベタ貼りする
ポストカードを飾るアイデアとして、シンプルに「壁にベタ貼り」するという手がある。意外だがやってみると結構オシャレなので、ぜひ最初に試してみてほしい。スタイリッシュさを求めるのであれば画鋲にもこだわろう。
壁にベタ貼りする際、ポストカードの色味をそろえたりテーマを決めてレイアウトしたりすれば、より統一感が出て部屋になじむインテリアになるはずだ。
フレームに入れる
好きなイラストや写真付きのポストカードはフレームに入れて飾るのがおすすめだ。何枚か並べるなら壁の色に合わせるのもよい。フォトフレームは100均でも手に入るが、チープに見えることもある。好きなポストカードなら、少し高くても気に入ったフレームを選ぼう。
4. ポストカードの賢い収納アイデア
旅好きで観光地ごとにポストカードを集めている、絵が好きで美術館に行くたびに買っている、という方もいるだろう。ポストカードのコレクターが悩むのが収納方法である。
湿気や直射日光などを避けて保管する
ポストカードを少しでもよいコンディションのまま保管するには、湿気と直射日光を避けることが大切だ。簡単に汚れたりこすれたりもするため、ポストカード同士が触れないように工夫することも大切だ。
カードホルダーやファイルに収納する
カードフォルダーやファイルに収納すれば、いつでも開いて楽しめるしポストカードの劣化も防げる。行き先別、テーマ別、時系列などに分類しておくと探すときにも便利だ。
結論
ポストカードとはすなわち郵便はがきのことである。ただし重さやサイズで第一種郵便物になるため、62円切手で必ず送れるとは限らない点は覚えておこう。大切な友人・知人に送るのももちろん素敵だが、お気に入りは部屋に飾ったり、コレクションにしたりするのもおすすめだ。
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