1. 【ポストカードの使い方1】シンプルに手紙として

ポストカードの使い方で最初にイメージするのは、知人や友人に手紙として送ることではないだろうか。旅の感動を伝えたい、ステキな絵を紹介したいなどなど。ポストカードを郵送する場合、いくつか注意点があるので覚えておこう。
ポストカードを郵送するときにはルールがある
郵便局で販売している通常はがきは、2021年1月現在63円で日本全国に郵送することができる。ポストカードの使い方で、旅先から家族や友人に郵送するというケースも多いだろう。ポストカードもはがきだから63円切手を貼れば、当然郵送できると思っている方もいるかもしれない。しかし、63円の切手で郵送するためには、一定の条件をクリアしなければならない。それは「サイズ」「重さ」「宛名面」だ。
サイズと重さをチェック
通常はがきと同じ63円切手で送るためには「長方形」であること、「長辺が140~154mm、短辺が90~107mm」であること、そして「重さが2~6g」であることが条件になっている。
たとえば美術館のポストカードで見られるような正方形のものは、規格外とされ、はがき(第二種郵便物)ではなく手紙(第一種郵便物)の定型外扱いになるため、120円切手を貼って投函しなくてはならない。料金不足の分を相手が負担することになれば、せっかくの気持ちも台無しになってしまうだろう。
たとえば美術館のポストカードで見られるような正方形のものは、規格外とされ、はがき(第二種郵便物)ではなく手紙(第一種郵便物)の定型外扱いになるため、120円切手を貼って投函しなくてはならない。料金不足の分を相手が負担することになれば、せっかくの気持ちも台無しになってしまうだろう。
宛名面には必ず表記
もうひとつ忘れてしまいがちなのが宛名面の表記方法だ。はがきとして取り扱ってもらいたい場合には「郵便はがき」あるいは「POST CARD」と表記しなくてはならない。場所もポストカードの上部、あるいは左側中央と決まっている。
この表記がないと、はがきではなく、やはり第一種郵便物として扱われてしまい切手の料金が違ってきてしまう。ポストカードで郵送という使い方をする場合には、必ずチェックしておきたい。
この表記がないと、はがきではなく、やはり第一種郵便物として扱われてしまい切手の料金が違ってきてしまう。ポストカードで郵送という使い方をする場合には、必ずチェックしておきたい。
2. 【ポストカードの使い方2】お部屋に飾るインテリアとして

旅の思い出やお気に入りのアーティストのポストカードは、いつも目にしていたいものだ。そこで、ポストカードを部屋に飾ってインテリアのひとつとして活かすという使い方を紹介しよう。
壁にベタ貼りして
ポストカードを飾る使い方として、壁にベタ貼りするのもオシャレだ。よりスタイリッシュなインテリアをめざすなら、画鋲にもこだわりたい。シンプルな画鋲からかわいらしい画鋲まで、100均でもいろいろ選べる。壁にベタ貼りするときには、ポストカードの色味をそろえたり、テーマを決めてレイアウトしたりすると、統一感が出てインテリアとして部屋になじむだろう。
フレームに入れる
カジュアルなポストカードは、壁に直貼りした方がセンスよくみえる。一方、お気に入りの絵画やイラストなどは、フレームに入れて飾るのがおすすめの使い方だ。アーティスティックな雰囲気が増すだろう。その場合、少し余白の広いフレームを選ぶのがコツだ。
いくつか並べて壁に飾るなら、壁の色に合わせてもいい。100均でもフォトフレームはいろいろな種類が選べるが、どうしてもチープに見えてしまう。思いのこもったポストカードは、ちょっとばかり奮発してもいいかもしれない。
いくつか並べて壁に飾るなら、壁の色に合わせてもいい。100均でもフォトフレームはいろいろな種類が選べるが、どうしてもチープに見えてしまう。思いのこもったポストカードは、ちょっとばかり奮発してもいいかもしれない。
3. 【ポストカードの使い方3】スッキリ収納してコレクションとして

旅好きの方は、観光地のポストカードをコレクションにしているかもしれない。絵が好きな方はミュージアムショップで買い求めたお気に入りの画家のポストカードを集めているかもしれない。このように、ポストカードの使い方としてコレクションを目的にしている方も多い。
コレクションするなら保管方法も考えて
コレクションという使い方では、少しでも長く手に入れたときの状態をキープしておきたい。そのためには、ポストカードの持つ性質を理解しておかなければならない。
ポストカードは紙の上に印刷されている。紙は湿気と直射日光を嫌う。また、簡単に汚れたり、こすれたりする。そのため、適した環境下で保存しておかなくてはならない。さらに、コレクションの枚数が増えたときの保管スペースの問題もある。
ポストカードは紙の上に印刷されている。紙は湿気と直射日光を嫌う。また、簡単に汚れたり、こすれたりする。そのため、適した環境下で保存しておかなくてはならない。さらに、コレクションの枚数が増えたときの保管スペースの問題もある。
カードホルダーやファイルを利用する
最もポピュラーな方法だ。カードフォルダーやファイルに保存しておけば、ポストカードを紛失してしまうこともない。ポストカードの劣化も防ぐことができる。カードホルダーやファイルの使い方としては、テーマ別、時系列などで分類しておくと、探すときにも便利だ。コレクションとしてより充実するだろう。
結論
ポストカードには、誰かに届ける手紙として、お気に入りを飾るインテリアとして、長く楽しむコレクションとしてなど、いろいろな使い方がある。机の引き出しにたまったままのポストカードを取り出して、有効活用してみよう。思い出とともに、あのときの感動や興奮がよみがえってくるかもしれない。