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ブロック塀

タカラダニによる害はある?正しい駆除方法や予防対策を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年8月13日

タカラダニはいろいろな場所に発生するが、気になるのは害があるかどうかだ。基本的な知識を確認して、適切に対処できるようにしておきたい。この記事では、タカラダニによる被害と正しい駆除方法を紹介する。効果的な予防方法も解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. タカラダニとはどんな害虫?

ブロック塀
壁面やブロック塀で動く小さな赤いものを見つけたときは、タカラダニだと考えられる。害虫とはいったものの、実は虫ではなくダニの一種だ。生態や特徴、発生時期など基本的な知識を解説する。

タカラダニの生態や特徴

タカラダニは日本各地で見られる1~2.7mmくらいのダニだ。一般的なダニより大きいため肉眼でも確認できるほか、ほとんどが赤褐色をしている。卵から孵化した幼虫はアブラムシやクモなど節足動物に寄生し、満腹になると離れて若虫になる。成虫は花粉やコケ、ハダニ、カイガラムシを食べ、日当たりがよく乾いた場所に発生するのが特徴だ。

タカラダニの発生時期

タカラダニは4~6月に最も活発になる。暑さに強いため、7~8月まではよく見られるだろう。この時期にコンクリートの壁面や石壁、屋上、ブロック塀、庭の敷いた石に赤い害虫を見かけたらタカラダニと考えてほしい。植物の花粉を好むため、4~8月はプランターの周りにも発生することがある。

2. タカラダニに害はある?

手洗い
タカラダニが発生したとき気になるのが害の有無だ。考えられる被害と注意点を紹介しよう。

基本的に害はない

タカラダニが人を刺したり噛んだりといった例は確認されていない。基本的に害はないので、放置しても問題はないだろう。一方で、目立つ赤い体と動く様子を不快に思う方は多いようだ。また、洗濯物に付着したり、家の中に入り込んだりする可能性もある。大量発生して壁面に集まることもあるので、気になる方は駆除しよう。

ただし潰してはいけない

タカラダニは直接的な害はないが、潰すと赤い体液がでる。肌に付着した場合、肌が荒れたり湿疹がでたりといったアレルギー反応がでる恐れがあるので注意してほしい。もし知らずに潰してしまったときは水でキレイに洗い流そう。洗濯物や布団など、布類に付着すると赤いシミになるので、駆除するときは注意が必要だ。

3. タカラダニの正しい駆除方法

殺虫スプレー
基本的に害がないタカラダニだが、大量発生したり家に侵入したりしたときは適切に駆除したい。潰さずに駆除する方法を3つ紹介する。

殺虫剤で駆除する

タカラダニを素早く駆除したいなら、スプレータイプの殺虫剤がおすすめだ。大量発生したタカラダニでも簡単に駆除できる。吹きかけるだけで一定期間発生を予防できる殺虫剤もあるので、ぜひ活用してほしい。
ただし、近くからだと飛び散ってしまうため、少し離れたところから吹きかけよう。駆除したあとの死骸を潰すと赤い体液がでてくる。害がでないようにホウキで取り除くか、掃除機で吸い取ってから中のゴミを処分しよう。

水で流す

タカラダニが屋外で発生したら水で流すとよい。ホースやバケツを使って敷地の外まで洗い流そう。高圧洗浄機を使えば大量発生したタカラダニを一気に駆除できるうえ、エサとなる花粉までまとめて除去できる。

ほうきで取り除く

ほうきとちりとりを使ってタカラダニを駆除しよう。潰さないように優しく掃くのがポイントだ。駆除後はほうきの中にタカラダニが残ることがあるので、屋外でしっかりと確認しよう。
また、布類についたタカラダニを駆除したい場合は、潰さずに吸い取れる掃除機がおすすめだ。吸い取ったあとは中に入ったゴミを捨てるか、紙パックごと交換してほしい。

4. タカラダニによる害を未然に防ぐには?

高圧洗浄機
タカラダニの害を防ぐ3つの方法を紹介する。発生しやすい場所で試せば予防できるだろう。

花粉やコケを除去する

タカラダニのエサとなる花粉やコケを除去する予防法だ。花粉は目に見えなくても付着しているので、高圧洗浄機もしくはホースとブラシで掃除するとよい。タカラダニが発生する前の3月に除去して、その後の4~6月は定期的にキレイにしよう。
コケは高圧洗浄機があれば擦らずに除去できるが、ない場合は専用の洗剤や熱湯が活躍する。熱湯をコケにかけたあと、スポンジやブラシを使ってこすり洗いをしよう。擦っても落としきれないときは、もう一度熱湯をかけて擦って落とす作業を繰り返してほしい。

防水材を塗っておく

タカラダニはツルツルとした壁面に付着しにくいので、防水材を塗れば害を防げる。さらにエサとなるコケもつきにくくなるので、数年間は効果が続くだろう。まずは汚れやコケを除去したあと、穴やへこんだ部分を補修材で埋める。ローラーを使用して防水材を塗れば完了だ。放水剤は手軽に使用できる「1液型のウレタン防水剤」がよいだろう。

タカラダニの卵を孵化させない

卵の孵化を防止したいなら、効果が持続するタイプの殺虫剤がおすすめだ。たっぷりの水で孵化する前の卵を流すのも効果がある。コンクリートの隙間に卵を産むとされているため、とくに念入りに対策してほしい。タカラダニが好むコケも、しっかりと取り除いておくことが大事だ。

結論

タカラダニは直接的な害はないため、放置していてもあまり問題はない。しかし、大量発生したり家の中に侵入したりすることもあるので、不快だと思ったときは駆除が必要だ。タカラダニを潰すと出てくる赤い体液は、肌に付着するとアレルギー症状の原因になる。殺虫剤を使用する、水で流すなど潰さない駆除方法をチェックしておこう。発生を防ぐ対策も紹介したので、あわせて実践してほしい。
  • 更新日:

    2022年8月13日

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