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花王キッチンハイターの正しい使い方。ハイターとの違いや注意点も解説

花王キッチンハイターの正しい使い方。ハイターとの違いや注意点も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年8月 3日

キッチンハイターとは、花王株式会社が発売している台所用の塩素系漂白剤だ。どんな効果があり、どんなものや場面で使えるのだろうか?また、ハイターとは何が違うのだろうか?キッチンハイターが使えるものと使えないもの、使用上の注意点などを解説するとともに、塩素系漂白剤以外の洗剤についても紹介する。

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1. キッチンハイターとハイターは何が違う?

ハイターとは塩素系漂白剤の洗剤で、主に洗濯用のものとキッチンまわりで使うものに分けられる。風呂や洗面所などの掃除に使う商品も発売されている。

ハイターとキッチンハイターは違う?

ハイターとキッチンハイターは、似ているようで、実は用途は全く違う。ハイターは洗濯用の製品で、キッチンハイターはまな板や食器などの漂白、除菌、消臭に使用する洗剤だ。また、キッチンハイターには洗浄成分も入っているため、漂白や除菌をすると同時に軽い汚れも落とすことができる。そして、キッチンハイターには、液状のものと泡状のものがあり、泡状のものは、あまり長時間つけ置きできない包丁やステンレスの水筒などに適している。
以下、 花王公式ホームページ(※1)でも説明しているので、参考にしてほしい。ハイターと、キッチンハイターの成分を比べると、少し違っていることがわかる。ちなみに、キッチンハイターとキッチンブリーチも似ているが、両者は製造元が異なるだけで、用途や成分にそれほど大きな違いはない。

ハイター(衣料用漂白剤)の特徴

黄ばみや黒ずみをとり、まっ白に仕上げる塩素系の『白無地衣料専用漂白剤』の事を言い、除菌も可能。ハイターの成分は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤)だ。

キッチンハイター(台所用漂白剤)の特徴

うすめて使うタイプで、塩素系の『つけおきタイプ台所用漂白剤』の事。雑菌やニオイの気になる布巾やまな板の除菌・消臭に使う。食器用洗剤で取りきれない、食器などの黒ずみ・シミ・茶シブ等の漂白に使われる。キッチンハイターの成分は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤)、界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)だ。

注意表示をよく読んで使う

ハイターやキッチンハイターの容器には、ひと目でそれと分かるところに「混ぜるな危険」という表示がある。酸性のものと混ぜると、有害な塩素ガスが発生するからだ。ハイターとキッチンハイターでは、注意表示も異なり、ハイターには「白い衣服を長時間つけ置きすると、襟や袖口が黄色く変色することがある」と書かれている。一方、キッチンハイターには「塩素系の排水口用ヌメリとり剤や、生ゴミ、食酢、アルコールと混ぜない」という表示されている。「うっかり」ということがないように気をつけたい。

2. キッチンハイターの種類と使い方

キッチンハイターには大きく「液体」と「泡」がある。主な用途は、食器などの漂白や除菌、消臭だ。それぞれの特徴や使い方を解説する。

液体タイプのキッチンハイターの使い方

液体タイプのキッチンハイターは、水でうすめて使うのが基本だ。茶渋やコーヒー、紅茶の色などがついてしまった食器は、キッチンハイターを入れた水でつけ置き洗いする。花王のキッチンハイターの場合、5リットルの水に約30mlのキッチンハイターを混ぜて使用する。除菌や消臭目的の場合は、2分間つけておくだけで良いが、漂白する場合は約30分つけ置く。まな板は、丸ごと浸すのが難しいため、キッチンハイターをうすめた液につけた手ぬぐいなどで覆って漂白すると良い。木のまな板を除菌・消臭する時は、5分以上つけておく。いずれの場合も、汚れが落ちにくい時は時間を延長する。

冷蔵庫の除菌・消臭

キッチンハイターをうすめた液で、冷蔵庫の除菌や消臭をすることもできる。5リットルの水に12mlのキッチンハイターを混ぜ、液に浸した布をよく絞ってから庫内を拭く。拭き終わったら、しっかり水拭きする。

泡タイプのキッチンハイターの使い方

泡タイプのキッチンハイターは、ものや場所に直接吹きつけて使うのが基本だ。まな板や排水口のゴミ受け、三角コーナーなどの除菌・漂白・消臭に適している。プラスチック製のまな板や排水口のゴミ受けであれば30秒ほどで除菌・消臭できる。それ以外のものでも2分ほど待ってからすすげばよい。漂白やヌメリ取りをしたければ、5分ほど待ってから30秒以上かけてすすごう。

キッチンハイターを使えないものや場所

金属製のザルや包丁など、水に長時間浸しておくとサビが発生しやすいものには使えない。メラミン食器や漆器、天然石を用いた調理器具や設備、木製の食器、獣毛のハケなどにも適していない。そのほか、塩素系が使用できないものや場所、水洗いできないものや場所への使用も控えたほうがよいだろう。

キッチンハイターを使う時に注意したいこと

キッチンハイターなどの塩素系漂白剤はアルカリ性だ。そのため皮膚に触れると、タンパク質が溶けてヌルヌルした感触になる。キッチンハイターを使用する時は、ゴム手袋をはめよう。手についたり、眼に入ったりしてしまった場合は、急いで流水でよく洗い流したうえで、異常を感じなくとも皮膚科や眼科を受診してほしい。また、使用中に強烈な臭いがするので、換気扇を回すとともに窓やドアなど2箇所以上の換気口を開けて、よく換気をしよう。なお、お伝えしたように酸性タイプのものと混ざると塩素ガスが発生して大変危険だ。酢やアルコール、さらに生ゴミなどとも混ざらないよう、取り扱いには十分注意してほしい。

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3. キッチンハイター以外でキッチン掃除に使える洗剤

ハイターやキッチンハイターは塩素系漂白剤で、漂白や除菌・消臭効果に優れている。しかし、強烈な臭いがして気分が悪くなってしまうことがあり、また、酸性のものと混ぜると有毒な塩素ガスが発生する危険もはらんでいる。使用後の排水が、生態系に影響するのではないかという懸念も指摘されている。そのため、塩素系漂白剤を使うことに抵抗がある方もいるだろう。そこで最後に、塩素系漂白剤以外の洗剤と基本的な使い方を紹介する。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べ漂白効果はやや弱いが、水に溶かした時に出る活性酸素の泡で漂白や除菌・消臭できるので、安全だと言われている。液体の製品は界面活性剤が入っていることが多いため、粉末タイプを選ぶと良い。界面活性剤は、河川などに流出すると、微生物により水と炭酸に分解されるものと、なかなか分解されにくいものがある。日本の製品に入っている界面活性剤は、そのことを踏まえ、生分解されやすいものが開発されている。比較すると、粉末タイプを使ったほうが環境へのリスクが少ないということである。酸素系漂白剤は、水で湿らせてペースト状にすると、カビ取りやシミ抜きにも使える。

重曹

重曹は吸湿や消臭効果のほか、油汚れなど各種の汚れを落とすのにも適している。液体状になった製品も使いやすい。ここでは鍋の焦げ付きを重曹で落とす方法をご紹介する。鍋の焦げ付きの部分に粉の重曹をたっぷり塗る。水を数カップ入れて沸騰させ、火から下ろして放置する。するとゴシゴシこすらなくても焦げ付きが落ちる。アルミやステンレスの鍋は、変質することがあるので使えない。食器やキッチンまわりには、食用グレードの重曹がおすすめだ。

酢には消臭や抗菌・静菌作用がある。酢の水素イオンが魚の臭いなどアルカリ性の臭いを消す。米酢や穀物酢などでキッチンの拭き掃除をすると良い。なお、酢は酸性だ。キッチンハイターなどの塩素系漂白剤と混ざると塩素ガスが発生するため十分ご注意いただきたい。

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商品情報

結論

食器の漂白やまな板などの除菌や消臭にも使えるキッチンハイター。洗濯物もハイターがあれば、しつこい汚れや黄ばみも簡単に落とすことができる。エコな漂白や除菌・消臭をしたい場合は、酸素系漂白剤や重曹を活用するのもおすすめだ。特に、食中毒が増える梅雨の時期や夏場は、食器やキッチンまわりの手入れをこまめにしたい。
(参考文献)
※1:花王株式会社 ハイター
https://www.kao.com/jp/haiter/index.html

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