1. 排水口の汚れの正体

キッチンでもっとも汚い箇所ともいえそうな排水口。しばらく掃除をしないで放っておくと、正直手を触れたくないような状態になっている。まずは汚れの正体を知っておこう。
雑菌
排水口に触れたくない理由でもある、あの黒いヌメヌメの原因は雑菌。排水口に溜まった生ゴミなどをエサにして菌が発生し、増殖することであのヌメヌメができてしまう。料理をする場所に雑菌がいるということは、衛生的にもよくないといえる。
油汚れ
フライパンや食器についた油汚れを洗い流すことで、排水口にくっついてしまう油も排水口の汚れのひとつ。これもヌメヌメの原因となっている。
2. 排水口の掃除方法

さっそく排水口の掃除方法を見ていこう。家の掃除に大活躍の重曹とクエン酸が、排水口にも効果を発揮する。
用意するもの
・重曹
・クエン酸
・ゴム手袋
・歯ブラシ
・クエン酸
・ゴム手袋
・歯ブラシ
排水口の手順
1.ゴム手袋をして、蓋とゴミ受けを外し、排水トラップもパカッと取り外す。掃除をさぼっているとだいぶヌメヌメしているため、つかみにくいかもしれない。触りたくないかもしれないが、臭いの元になるので排水トラップまでしっかり外すこと。
2.取り外したパーツと排水口の中に重曹をたっぷりと振りかける。
3.小さじ1杯のクエン酸を水400mlで溶かしたクエン酸水を作り、重曹をかけておいたパーツや排水口にかける。
4.重曹とクエン酸が反応して、炭酸水のようにシュワシュワっとなるので、そのまま30分~1時間くらい置いておく。
5.パーツや排水口へ一気に熱湯をかけていく。重曹とクエン酸の力で浮いた汚れが、熱湯によってスルンと落ちてゆくはず。
6.だいたいの汚れが落ちたところで、歯ブラシやスポンジで残った汚れを擦って落とす。
7.最後に水できれいに流す。
2.取り外したパーツと排水口の中に重曹をたっぷりと振りかける。
3.小さじ1杯のクエン酸を水400mlで溶かしたクエン酸水を作り、重曹をかけておいたパーツや排水口にかける。
4.重曹とクエン酸が反応して、炭酸水のようにシュワシュワっとなるので、そのまま30分~1時間くらい置いておく。
5.パーツや排水口へ一気に熱湯をかけていく。重曹とクエン酸の力で浮いた汚れが、熱湯によってスルンと落ちてゆくはず。
6.だいたいの汚れが落ちたところで、歯ブラシやスポンジで残った汚れを擦って落とす。
7.最後に水できれいに流す。
3. もしも詰まっていたら

掃除を怠り過ぎて排水口が詰まり気味という事もあるかもしれない。そんな時、市販のパイプ用洗剤に頼らず、家にあるものできる簡単な方法を紹介する。
用意するもの
・いらないタオル
・お湯
・お湯
詰まりを解消する手順
1.排水口のカバー、ゴミ受け、排水トラップを外す。
2.排水管の穴へタオルを端からつめて、水が流れないように栓をする。
3.シンクに40℃くらいのお湯をはる。小さめのシンクの場合は8分目くらい、大きめのシンクの場合は4~5分目くらいまで。
4.栓をしたタオルを抜き、排水口に一気にお湯を流し込む。
2.排水管の穴へタオルを端からつめて、水が流れないように栓をする。
3.シンクに40℃くらいのお湯をはる。小さめのシンクの場合は8分目くらい、大きめのシンクの場合は4~5分目くらいまで。
4.栓をしたタオルを抜き、排水口に一気にお湯を流し込む。
4. きれいを保つために

せっかくきれいにした排水口。なるべくピカピカの状態を保ちたい。シンクを使う時にちょっと気を付けることで、掃除の手間を減らすことができる。
ゴミを流さない
料理中、切った野菜のはじがポロっと排水口へ、「まあいっか」とそのまま見過ごしていたりしないだろうか。食材のカスなどのゴミの詰まりは、排水口の汚れや詰まりの原因。なるべく流さないように気を付けよう。
油汚れやコゲを流さない
油汚れはあの嫌なヌメヌメの元。フライパンや鍋を使った後は、油は新聞紙で拭き取り、コゲはなるべくスプーンなどではがしてゴミ箱へ。これだけでもかなり汚れを防げる。
使用後はぬるま湯を流す
油汚れは冷えて固まると詰まりの原因に。シンクを使うたびにぬるま湯を流せば、冷えて固まる前に流れてくれるのでヌメヌメを防ぐことができる。
アルミホイルを入れておく
ゴミ受けにアルミホイルをまるめたボールを入れておくのもおすすめ。アルミホイルから発生する金属イオンには消臭・抗菌効果があり、臭いや汚れを防いでくれるのだ。
結論
しばらく放っておくと、触りたくないような状態になっていることも多い排水口。この機会にこまめに掃除をする習慣をつけて、気持ちのよいキッチンを目指そう。