このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

白熱電球と蛍光灯の、気になる捨て方の違いを徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年4月11日

白熱電球と蛍光灯とでは捨て方が違う自治体が多いが、その理由をご存じだろうか。蛍光灯は廃棄処理の仕方に注意が必要なため、自治体によっては有害ゴミとして区分されている。ここでは、蛍光灯と白熱電球の捨て方が違う理由と電球をゴミとして捨てる際の注意点を解説する。

1. 白熱電球と蛍光灯の捨て方が違う理由とは?

白熱電球を不燃ゴミとして回収し、蛍光灯を有害ごみとする自治体は少なくない。その理由を説明するに当たり、まずは白熱電球と蛍光灯の光源の仕組みについて簡単に解説する。

白熱電球の光源はフィラメントの可視放射

白熱電球は、ガラス球内部にあるフィラメントと呼ばれる金属の細い線に電流を流し、フィラメントが高温になることで光が発生する仕組みになっている。

蛍光灯の光源は水銀蒸気中の放電

蛍光灯は、管の両端にある電極を熱することで管内にある微量の水銀から紫外光を発生させ、蛍光管内部に塗布された蛍光体を可視光に変換している。

蛍光灯に含まれている水銀は、人体に対して神経系の疾患を引き起こす有害な物質である。その有毒性は水俣病の症状からも多くの人が知るところであろう。つまり、蛍光灯が有害ごみとして分別されている理由は、蛍光管内部に有害な物質である水銀が使用されているからだ。

2. 白熱電球だけでなく蛍光灯が不燃ゴミになることもある?

白熱電球は主に不燃ゴミとして分別されているが、蛍光灯は有害ごみになる場合や不燃ゴミになる場合など、自治体によってまちまちである。さらに、割れていない蛍光管は有害ゴミとし、割れている蛍光管は水銀が気化しているという理由で不燃ゴミとするというように、割れているかいないかで分別区分が違う自治体もある。

蛍光灯に使用されている水銀は、平成25年に採択された水俣条約において世界的に懸念される化学物質として認識されるなど、現在、水銀の環境に対する影響への関心は高まっているため、自治体の捨て方も今後さらに見直されていく可能性がないとはいえない。

蛍光灯はそれほど頻繁に捨てる機会のある製品ではないため、不燃ゴミとして捨てたことがあったとしても、その後有害ごみに分別区分が変更される場合もある。そこで、捨てる際にはその都度各自治体のホームページなどを参考にし、その時点での捨て方を確認する必要があるといえる。

3. ゴミ収集日に白熱電球や蛍光灯を捨てる際の注意点!

水銀の毒性に関しては、メチル水銀化合物に汚染された魚介類を食べたことによって起きた水俣病が公害として広く知られたことから、水銀を経口摂取することで人体への影響が出ると捉えている人も多いかもしれない。しかし実際は、経口摂取した場合より水銀蒸気に低濃度さらされた場合の方がより神経系への影響があるとされている。

水銀蒸気とは、水銀使用廃棄物が破損し、中身の金属水銀が空気中に飛散、放置され気化したものである。つまり、ゴミ収集日に白熱電球や蛍光灯を捨てる場合、とくに蛍光灯を捨てる場合は、回収の際に誤って電球を割らないように気を付け、割れた場合の危険を最小限にとどめるための対策を講じることが重要となる。

もちろん、蛍光灯の水銀による危険性だけでなく、白熱電球も含め電球に使用されているガラスの破片でゴミ収集の方が怪我をする危険性もある。そこで、白熱電球や蛍光灯をゴミに出す際にできるだけ危険性を回避するための具体的な対策を下記に記載しよう。

収集日前の準備

・白熱電球・蛍光管は購入時の箱に入れるか、もしくは新聞紙で包む。
・「ワレモノ」「キケン」と目立つように表示する。
・蛍光灯の中には、白熱電球と同じ形状をしている電球型蛍光灯があるため、間違えて分別しないよう捨てる前に再確認する。白熱電球か電球型蛍光灯か迷ったら、一般社団法人日本照明工業会のホームページを参考にしつつ、メーカーに直接確認する。

収集日当日の捨て方

・白熱電球・蛍光灯をごみステーションに出す場合は、できるだけゴミステーションの端に置く。
・「ワレモノ」「危険」などの文字がほかのゴミの陰になって隠れないように置く。

ちなみに、とある電気会社のホームページには「蛍光ランプの破損から放出されるレベルの水銀では、人体への影響はほとんどありません」と記載している。そうとはいえ、中には蛍光灯をわざわざ割ってから捨てている人もいるらしいので、割らずに捨てた方が賢明だろう。

結論

蛍光灯と白熱電球の捨て方が違う理由と、電球をゴミとして捨てる際の注意点について解説したがいかがだっただろうか。平成29年に水俣条約が発効されるなど、現在、水銀の環境に及ぼす影響については世界的に関心が高まっている。電球の捨て方に関しては、後世の環境のことを考えた分別の仕方から、回収の方が怪我をしないための捨て方まで、一人一人が十分注意する必要があるといえよう。
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ