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洗濯機の寿命は?前兆や判断基準、長く使うためのコツやカビ対策も!

洗濯機の寿命は?前兆や判断基準、長く使うためのコツやカビ対策も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月 2日

今お使いの洗濯機の調子はいかがだろうか?寿命が近いのであれば、完全に故障する前に買い替えを検討したほうがよい。本稿では洗濯機の平均使用年数などを紹介するとともに、寿命が近いときに見られる症状や処分方法、買い替えか修理かの判断基準グなども解説する。長く使うためのコツやカビ対策とあわせて、ぜひ参考にしてほしい。

  
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1. 洗濯機の寿命は?

一般的なご家庭においてほぼ毎日使う洗濯機は、突然壊れると非常に困るもののひとつである。そもそも洗濯機の寿命はどのくらいなのだろうか?まずは平均的な使用年数について解説する。

平均使用年数は10.8年

内閣府が実施した消費動向調査(※1)によると、平成30年の電機洗濯機の平均使用年数は10.8年であった。詳しく見てみると、使用開始から4年目までは9割以上が使い続けているが、そのあとは1年ごとに1割前後ずつ減少し、15年目に1割を切る結果となっている。

短ければ5年、長ければ15年

このことから、平均使用年数は10.8年ではあるものの短ければ5年、長ければ15年程度使用できると考えてよいだろう。

「設計上の標準使用期間」は7年が多い

なお現在、洗濯機には設計上の標準使用期間の表示が義務付けられているが、これは経年劣化による故障や事故などに対する注意喚起の意味合いがある。すべてのメーカーを調べきれてはいないが、大手メーカーに限れば使用期間が7年というものが多かった。条件は日本産業規格に基づくもので、1年の使用日数365日、1日の使用回数1.5回とした場合で7年ということだ。

メーカーの部品保有期間は6〜7年

メーカーの部品保有期間は決まっている。たとえばシャープなら全自動洗濯機で6年、ドラム式洗濯機および縦型洗濯機で7年といった具合だ。東芝やハイアール、パナソニックや日立などを見ても6〜7年が多い。洗濯機が故障するといった意味での「寿命」ではないが、部品がなくなれば修理できないためある意味寿命ともいえる。

洗濯機の寿命は6〜8年と考えるとよい

使用頻度やメーカー、使い方などさまざまな条件によって大きく変わってくるが、平均値をとるのであれば洗濯機の寿命は6年から長く見て8年と考えるとよいだろう。もちろん故障せずにそれ以上使えることも多々あるだろうが、故障のリスクなどは高くなると思っておこう。

2. 縦型洗濯機とドラム式洗濯機で寿命は違う?

現在主流の「縦型全自動電気洗濯機」と「ドラム式電気洗濯乾燥機」には、寿命の差はあるのだろうか?

基本的な差はない

両者には仕組みや構造の違いはあるものの、使用年数や寿命という点では大きな差はないと考えてよい。やはり上述のように6〜8年をひとつの目安にするとよいだろう。

ドラム式は寿命が短くなりやすい?

ドラム式の多くは乾燥機能を搭載している。そうした洗濯機の場合、振動による衝撃やほこりによる目詰まりなどで故障のリスクは高くなる。機種にもよるが、糊付けした洗濯物は乾燥させない、洗濯物に漂白剤が残ったまま乾燥すると寿命を縮めるなど注意を促しているものもある。知らずに使い続ければ故障の原因となるおそれがあることから、縦型よりもドラム式の洗濯機のほうが、寿命が短くなる要素は多いと考えられる。

3. 洗濯機の寿命が近づいたときに見られる症状

以下のような現象は、洗濯機が寿命を迎える前触れとなっていることがある。少しでも異変を感じたら使用を中止し、取扱説明書を読むなどしよう。解決しなければメーカーに問い合わせ、故障の前兆ではないか確認してほしい。

異音や大きな音がする

洗濯機から今までなかったような異音や大きな音が聞こえてきたら、部品が劣化しているせいかもしれない。異物が挟まっていないか、洗濯機が水平に置かれているかなど確認してみよう。とくに問題が見つからないようなら寿命が近づいていることが考えられる。

運転が止まる

洗濯機が運転中にたびたび止まるようになったという場合は、コントロール基盤に問題があるかもしれない。洗濯物の量を減らしたり、偏っているのを直したりしても改善されなければ、やはり寿命が近づいていると考えられる。

水漏れする

どこから漏れているかが重要だ。ホースや蛇口の接続部分からであれば、修理で対応できる可能性がある。一方、本体の底面などから漏れているのであれば、寿命である確率が高い。

脱水や乾燥ができない、または弱い

単純に排水溝などが詰まっているだけということも考えられるが、そうでないのにしっかり脱水できなくなったときは、本体の劣化が考えられる。またドラム式で乾燥が弱くなったときは、フィルターの目詰まりなどでなければ劣化している確率が高い。

焦げたにおいがする

単純に異物がベルトの駆動部などに挟まり、摩擦で焦げくさいにおいが生じているだけであれば、異物を取り除くことで解消するだろう。そうでない場合は、内部部品が劣化や摩耗を起こしたことが原因でにおいが生じているおそれがある。後者であれば寿命を疑おう。

電源コードが熱くなる

異常に熱くなっている場合は劣化が原因と考えられる。絶縁体の劣化は火災を引き起こすおそれがあるので即座に使用を中止しよう。熱は確認できないがコードの変色が見られるという場合も、被覆に負荷がかかっているなどが考えられる。また電源プラグを動かすと電源が入ったり切れたりするといった場合も、内部の断線などが考えられる。いずれも修理できるものかどうか、メーカーに問い合わせるなどしよう。

4. 寿命と勘違いしやすい洗濯機の症状

洗濯機には、一見すると寿命が近づいているかのように思えて、実は故障などではないという症状もある。たとえば次のような場合は、ちょっとしたお手入れなどで直ることもあるので覚えておこう。

給水に時間がかかるようになった

水道栓のゴムパッキンが劣化して固まっている、給水ホースと洗濯機の接続部分にゴミが詰まっているといった場合、給水に時間がかかるようになるときがある。ただし寿命ではないため、ホームセンターなどでパッキンを手に入れて交換すればOKだ。もちろん、ゴミも取り除けば解消する。

脱水のときだけ異音がするようになった

脱水時のみ大きな音がする場合、洗濯機内部の四隅にあって洗濯槽を支えている「吊り棒」が破損するなどし、脱水時の遠心力で洗濯槽が四方の壁にぶつかっていることが考えられる。古い洗濯機であれば寿命も考えられるが、そうでない場合は吊り棒を交換するだけで解消するだろう。交換は、安全のため必ずメーカーや電気店にお願いしよう。

水漏れするようになった

蛇口や給水ホース、ニップル、あるいは排水口のエルボなどから水漏れが発生しているのであれば、各パーツの劣化であったり締め付けが緩かったりすることが原因かもしれない。パーツを新品に交換したり、排水口(溝)を掃除したりして様子を見てみよう。ドラム式の場合は各種フィルターの掃除も忘れないようにすることだ。

5. 寿命?買い替えか修理で迷ったときの判断基準

洗濯機が寿命を迎えたとあれば買い換えるしかないが、寿命が近そうという場合は修理すべきか、買い替えるべきかで迷うことがあるだろう。その場合の判断基準を覚えておくと決めやすい。

修理を検討する基準

メーカーの保証期間内である、購入から3〜4年などメーカーによる設計上の標準使用期間(多くは7年)よりまだ手前であるといった洗濯機であれば寿命はもう少し先なので、修理を依頼するとよい。もちろん、修理費用よりも買い替えたほうが安上がりというのであれば買い替えがおすすめだ。

買い替えを検討する基準

購入から6年目など設計上の標準使用期間に近い、または過ぎているといった洗濯機は、修理をしてもまた故障するリスクが高い。思い切って買い替えを検討してはいかがだろうか?また修理費用が高い、メーカーの保証期間が過ぎているといった場合も買い替えるほうが無難だろう。

6. 寿命を迎えた洗濯機の処分方法

洗濯機は「家電リサイクル法」によって適切な処分方法が決められている。残念ながら寿命を迎えてしまった洗濯機は、これに則り正しく処分する必要がある。処分の際、リサイクル料金と運搬料金が必要になるのだが、リサイクル料金はメーカーごとに異なる。

洗濯機の処分方法

  • 買い替えの際に販売店に引き取ってもらう
  • 自治体の指定引取場所に持ち込む
  • 自治体の指定業者に引き取ってもらう
  • 近所の家電量販店に引き取ってもらう
  • 不用品回収業者に依頼する など
リサイクルショップやフリマアプリで売却する方法もあるが「寿命で故障した洗濯機」であることが前提なので差し控えた。なお、不用品回収業者に依頼する際は違法業者に気をつけよう。環境省(※2)でもアナウンスしているように、一般家庭から出るごみを回収できるのは自治体から「一般廃棄物処理業」の許可を受けている業者だけだ。「産業廃棄物処理業」「古物商」といった許可や免許では回収できない。トラブルの元になるため、違法業者には引き渡さないように気をつけよう。

7. 寿命が近い洗濯機の買い替えに適した時期

洗濯機は安い買い物ではない。頻繁に買い替えるものではないにせよ、安いに越したことはないだろう。すでに寿命を迎え完全に故障したとあれば待っていられないが、使えるものの寿命が近いという場合、タイミングによっては安く手に入る可能性があるので覚えておこう。

洗濯機の新機種が発売になるタイミング

新機種が発売になる1カ月前〜直前、あるいは発売直後は旧型が値下げをする可能性が高い。旧型とはいえ1つ2つ前のモデルなら十分、機能も整っているだろう。

新生活が始まるタイミング

4月前後など新生活が始まるタイミングでは、洗濯機を含めて家電のセールが行われることが多い。寿命が近いと感じているならこのタイミングを待つのもおすすめだ。

家電量販店などの決算のタイミング

大手家電量販店は中間決算が9月、決算が3月である。その1カ月前くらいからセールが開催される可能性が高い。ここも寿命が近い洗濯機を買い替えるのにうってつけのタイミングだ。

8. 洗濯機の寿命を延ばす「使い方」と「カビ対策」

最後に、洗濯機を長く使っていくためのコツと洗濯槽のカビ対策について解説する。

洗濯物を詰め込み過ぎない

洗濯物を詰め込みすぎるとモーターに負荷がかかる。毎日このような使い方をすれば寿命を縮める要因となってしまうだろう。洗濯物の量は、容量の7〜8割程度にするとよいとされている。容量を守って洗濯するようにしよう。

異物の混入を防ぐ

硬貨やヘアピン、ボタンや爪楊枝など、異物がパルセーター(縦型であれば洗濯槽の底面にある回転する部分)に挟まると故障の原因となる場合がある。洗濯前にポケットの中などを入念に確認しよう。大きなごみや髪の毛、ペットの毛なども先に取り除いてから洗濯することだ。

洗剤を入れすぎない

洗剤を入れすぎると溶けきらずに残ってしまう。残った洗剤が洗濯槽に付着すると、雑菌が繁殖したりしカビの原因となったりする。洗剤は適正量を守るよう心がけよう。

使用後はふたを開ける

洗濯槽の中は湿気が多いため、ふたを閉じたままにするとカビが繁殖するおそれがある。全開とまではいかなくとも、使用後はふたを開けておき洗濯槽を乾燥させよう。

使用後は蛇口を閉める

蛇口を開けたままにしておくと、洗濯機やホースに水圧がかかったままとなる。洗濯が終わるたびに蛇口を閉めるようにすれば、洗濯機にかかるそうした負荷は減るだろう。劇的な効果は望めないかもしれないが、多少なりとも寿命を延ばすことにはつながるはずだ。

糊付け後は槽洗浄をする

洗濯糊が洗濯槽の裏側に付着したままになると、カビの原因になるため要注意だ。毎回とはいかなくとも、洗濯糊を使ったあとはできるだけ槽洗浄をしよう。

定期的に洗濯槽を洗浄する

洗濯糊を使わなくても、洗濯槽の裏側には汚れが溜まる。湿気も多く放置するとカビが生える原因となる。洗濯槽の内側(目に見える部分)はキレイでも、裏側は黒カビがびっしりということも多い。カビは放っておくとどんどん繁殖し、洗濯物に付着したり洗濯槽の劣化を早め寿命を縮める原因にもなるため、専用の漂白剤や洗浄剤などを使い定期的に槽洗浄しよう。

結論

洗濯機の平均寿命は6〜8年と思っておこう。もちろんさまざまな条件によって変わってくるが、このタイミングで故障などが見られたら買い換えるのに適したタイミングだ。少しでも寿命を延ばすためには、日々の使い方やカビ対策が重要になるので覚えておこう。

(参考文献)

  • 公開日:

    2019年4月10日

  • 更新日:

    2020年12月 2日

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