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洗濯機の平均使用年数はどの程度?洗濯槽のカビ予防で寿命を延ばす!

洗濯機の平均使用年数はどの程度?洗濯槽のカビ予防で寿命を延ばす!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月14日

家電の中でも洗濯機は冷蔵庫と並ぶ生活必需品だ。突然動かなくなったら大変困ることになる。洗濯機の平均使用年数と長持ちさせるコツについて解説するとともに、寿命が近いと思われる現象や処分方法などもお伝えする。急に故障して困ったり、慌てて買い替えたりすることがないように、ぜひ参考にしてほしい。

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1. 洗濯機の平均使用年数とメーカーの部品保有期間

一般的なご家庭においてほぼ毎日使う洗濯機は、突然壊れると非常に困るものの一つである。そもそも洗濯機の寿命は、どのくらいなのだろうか。ここでは、平均的な使用年数について解説する。

短ければ5年、長ければ15年程度

内閣府が実施した消費動向調査(※1)によると、平成30年の電機洗濯機の平均使用年数は10.8年であった。詳しく見てみると、使用開始から4年目までは9割以上が残存しているが、その後1年ごとに1割前後ずつ残存数が減少し、15年目に1割を切る結果となっている。洗濯機の平均使用年数は10.8年ではあるが、短ければ5年、長ければ15年程度使用できる可能性があると考えてもよいだろう。

現在洗濯機には、設計上の標準使用期間の表示が義務付けられている。大手メーカーの洗濯機を確認したところ、調べた中では全ての使用期間が7年であった。使用条件は日本産業規格の条件を用いているため、1年の使用日数が365日、1日の使用回数が1.5回の場合の使用期間が7年ということである。

しかし、使用期限までしか使用できないわけではない。使用頻度が低ければ故障しにくくなり、使い方が適切でなければ使用期限前に故障することもあるだろう。あくまで目安として参考程度に留めておこう。

メーカーの部品保有期間は6〜7年

洗濯機が故障するなどして使い物にならなくなる意味での寿命ではないが、メーカーが部品を保有している期間がある程度決まっている。たとえばシャープなら全自動洗濯機は6年、ドラム式洗濯機および縦型洗濯機は7年といった具合だ。

東芝やハイアール、パナソニックや日立などほかのメーカーを見ても、6〜7年といったところが多い。部品がなくなってしまえば、故障して修理に出しても直らない可能性がある。寿命そのものではないが、使用年数はメーカーの部品保有期間にも影響を受ける可能性があるといってよいだろう。

2. 縦型全自動電気洗濯機とドラム式電気洗濯乾燥機に寿命の違いはある?

現在の洗濯機の主流は、縦型全自動電気洗濯機とドラム式電気洗濯乾燥機であるが、そもそも二つの寿命に差はあるのだろうか。ここでは縦型全自動電気洗濯機とドラム式電気洗濯乾燥機の寿命の差について解説する。

内閣府の調査だけでは判断しきれない

内閣府の調査において洗濯機は全ての機種を含むため、ドラム式電気洗濯乾燥機のみの平均使用期間を知ることはできない。設計上の標準使用期間については、ドラム式電気洗濯乾燥機は公表制度の対象外であるため、数機種の標準使用期間を調べてみたが確認できる製品はなかった。つまり、標準使用期間を数字で比較することは現段階ではできないこととなる。

基本的な差はないがドラム式のほうがやや短いか

縦型全自動電気洗濯機とドラム式電気洗濯乾燥機には仕組みや構造に違いはあるものの、使用年数や寿命という点では大きな差はないと考えてよいだろう。しかし、ドラム式電気洗濯乾燥機は基本的に乾燥機能が付いている。振動による衝撃、ほこりによる目詰まりの故障など、乾燥機能付き洗濯機ならではの故障の原因があるといえよう。

機種によっては、糊付けした洗濯物を乾燥しない、洗濯物に漂白剤が残ったまま乾燥すると寿命を縮めることがあるなどの注意事項を促しているものもある。それを知らずに使用し続ければ、故障の原因を引き起こす可能性もあるだろう。以上のことから、縦型全自動電気洗濯機よりもドラム式電気洗濯乾燥機縦型洗濯機の方が、寿命が短くなる要素が多いと考えられる。

3. 洗濯槽の寿命を延ばすコツとカビ対策の方法

洗濯機を使用しているとなんだか臭いがする、洗濯物に黒いものが付いてくるなどの症状が出たことはないだろうか。その場合は洗濯槽の裏のカビを疑おう。カビがひどい場合は、故障前に買い替えを検討せざる得ないことも考えられる。

洗濯機をより長く使うためにも、日ごろの洗濯槽のカビ対策は重要だ。洗濯機の寿命を延ばす使い方のコツとあわせて、ぜひ下記の注意事項を参考に、カビ対策を実施してほしい。

洗濯機の寿命を延ばす使い方のコツ

  • 洗濯物を入れすぎない
  • ファスナーは閉め、紐のあるものは結んでから入れる
  • 大きなごみ、髪の毛、ペットの毛などを取り除いてから洗う
  • 硬貨・ヘアピン・爪楊枝など、先のとがったものが洗濯機に入らないよう、ポケットなどを確認する
基本的なところだが、洗濯機の寿命を延ばすにはこうしたことを心がけよう。続いて、カビを予防する方法を紹介する。

洗剤を入れすぎない

洗剤を入れすぎると溶けきらずに残ってしまうことがある。残った洗剤が洗濯槽に付着すると、雑菌が繁殖したりしカビの原因となったりする。洗剤は適正量を守るよう心がけよう。

ふたを閉めたままにしない

洗濯槽の中がじめじめしていると、カビが増殖する確率が格段に上がる。全開とまではいかなくとも、使用後はふたを開けておき、洗濯槽を乾燥させよう。

糊付け後は槽洗浄をする

洗濯糊を使用すると、洗濯槽の裏側に付着したままになることがある。これもカビの原因のひとつになるため要注意だ。毎回とはいかなくとも、洗濯糊を使ったあとはできるだけ槽洗浄をしよう。

定期的に洗濯槽を洗浄する

洗濯糊を使わなくても、洗濯槽の裏側には汚れが溜まる。湿気も多く、放置するとカビが生える原因となる。洗濯槽の内側(目に見える部分)はキレイでも、裏側は黒カビがびっしりということも多い。洗濯槽についたカビは放っておくとどんどん繁殖し、洗濯物に付着したり洗濯槽の劣化を早めたりする原因にもなる。

専用の漂白剤や洗浄剤などを使って、定期的に槽洗浄をしよう。なお、洗濯機によっては槽洗浄機能や槽内乾燥機能など、カビ対策機能の付いている製品もあるので、そういった機能はぜひ活用するとよいだろう。

4. 洗濯機の寿命が近づいたときによく見られる現象

洗濯機が寿命に近づくと、いろいろなサインが発せられるようになる。うっかり見逃してしまうと、急に故障するといった事態になりかねないため気をつけよう。

寿命が近づいた洗濯機によく見られる現象

  • 聞いたことのない音がする
  • 運転中なのに止まってしまう
  • 水が漏れてしまう
  • 脱水ができなくなった、または弱くなった
  • 乾燥にやたらと時間がかかる、または終わったのに湿っている
  • 電源プラグやコードが熱を持つようになった
  • 洗濯機の電源自体が入らない
  • 洗濯槽から強烈なにおいがする など
こうした現象は、洗濯機が寿命を迎える前触れとなっていることがある。少しでも異変を感じたら使用を中止し、取扱説明書を読むなどしよう。解決しなければ、メーカーに問い合わせて故障の可能性がないか確認することをおすすめする。

5. 洗濯機が寿命を迎えたときの処分方法についても知っておこう

最後に、寿命を迎えた洗濯機を処分する方法をお伝えする。いざというときに困らないよう、覚えておいてほしい。

洗濯機の処分方法

  • 買い替えの際に販売店に引き取ってもらう
  • 自治体の粗大ごみに出す
  • 不用品回収業者に依頼する など
リサイクルショップに売ったり、フリマアプリで売ったりする方法もあるが、寿命で故障した洗濯機であることが前提なので差し控えた。なお、不用品回収業者に依頼する際は、違法業者には気をつけよう。

環境省(※2)でもアナウンスしているように、一般家庭から出るごみを回収できるのは市町村から「一般廃棄物処理業」の許可を受けている業者だけだ。「産業廃棄物処理業」「古物商」といった許可や免許では回収できない。トラブルの元になるため、違法業者には引き渡さないように気をつけよう。

結論

洗濯機は、毎日の生活を清潔に、そして快適に過ごすための必需品といえる。今回、洗濯機を長く使用するコツについて紹介したがいかがだっただろうか。洗濯機の平均寿命はあるものの、使い方次第で寿命に差が出る。現在の洗濯機は機能が充実しているが注意事項も多いため、新しい洗濯機を使う際には、説明書にしっかり目を通すことも、洗濯機を長く使うための重要なポイントであるといえるだろう。
(参考文献)
※1:内閣府 消費動向調査
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/menu_shouhi.html
※2:環境省_廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!
https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html

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