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リュックは洗濯機で洗っても大丈夫?正しい手順と注意点を徹底解説!

リュックは洗濯機で洗っても大丈夫?正しい手順と注意点を徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2021年1月29日

日常やアウトドアはもちろん、今やビジネスシーンでも大活躍のリュックだが正しくお手入れできているだろうか?大切なリュックをキレイなまま長く使うためにもお手入れは重要だ。洗濯機で洗う方法と手洗いする方法を解説するとともに、注意点や洗剤の選び方、型崩れを防ぐ脱水方法や干し方などを徹底解説する。

  
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1. リュックは洗濯機で洗える?

リュックが汚れたら、クリーニングに出すか買い替えるしかないと思っている方もいるかもしれない。だが実は洗濯機で洗えるリュックは意外と多い。まずは洗濯表示を確認しよう。

洗濯機やたらいマークはご家庭で洗える

洗濯表示タグに「洗濯機」または「たらい」のマークがある場合はご家庭の洗濯機で洗うことができる。「手」のマークや「手洗イ」の文字があれば手洗いができるという意味だ。ただし洗濯機やたらいにバツ印が付いている場合はご家庭での水洗いは控えたほうがよい。なお洗濯表示は平成28年12月1日から新しいものに変わっている。新旧が混在している状態なので、詳しく知りたい方は消費者庁のサイトをチェックしてみてほしい(※1・※2)。

洗濯機で洗える素材

洗濯表示タグがないケース、あるいはよく分からないというケースも想定される。その場合に備え、素材で判断できるようになっておくとよい。一般的な例になってしまうが、洗濯機で洗えるリュックの素材は「ナイロン」「ポリエステル」だ。

洗濯機で洗わないほうがよい素材

一方「帆布(ハンプ=キャンバス地)」や「綿」は一見洗えそうだが防水加工が施されているものがある。そうしたリュックを洗濯機で洗ってしまうとコーティングが剥がれてしまったり、風合いを損ねたりするおそれがある。できれば手洗いがよいだろう。そのほか「色の濃い綿」「麻」なども色落ちするおそれがあるため、洗濯機ではなく手洗いなどがおすすめだ。

洗濯機も手洗いもNGな素材

本革あるいは合皮といったリュックは水に弱い。シミや型崩れ、カビなどの原因になるため洗濯機はもちろん、手洗いも控えたほうがよいだろう。こうしたリュックのお手入れについては後述しているので、そちらを参考にしてほしい。

2. リュックを洗うときに使う洗剤の選び方

ドラッグストアの洗剤コーナーには色々なタイプの洗濯洗剤が並んでいる。リュックを洗うときにはどのタイプの洗剤を使えばいいだろうか?

リュックを洗うときは中性洗剤がおすすめ

洗濯用洗剤には「弱アルカリ性」と「中性」があるが、リュックを洗うときは中性洗剤を選ぼう。オシャレ着用などと書かれていればほぼ中性洗剤だ。分からなければパッケージの「液性」で確認できる。弱アルカリ性は中性よりも洗浄力が強く、皮脂汚れや食べこぼしなどのしつこい汚れを落とせる反面、素材に刺激がある。そのためニットなどデリケートな素材を洗濯するときは中性(オシャレ着用など)を使うのが基本だ。弱アルカリ性と比べて洗浄力はやや劣るものの、素材に優しくダメージが少ない。

3. リュックを洗濯機で洗う方法と注意点

それでは、リュックを洗濯機で洗う方法から紹介していこう。先に注意点をお伝えする。

洗濯する前の注意点

  • 外せるパーツはすべて外す
  • 色落ちしないかチェックする
これは洗濯機でも手洗いでも同じだが、付属品やクッション類など外せるものはすべて外そう。こすれて生地がダメージを受けるおそれがあるためだ。また色落ちチェックは、白い布またはキッチンペーパーを水に濡らし、洗剤の原液を少量含ませてリュックにしばらく押し当てる。色が移らなければOKだが、移ったときは色落ちのリスクがある。洗濯機で洗うのを控え、手洗いで様子を見ながら洗うようにしよう。

用意するもの

  • オシャレ着用中性洗剤
  • 洗濯ネット

リュックを洗濯機で洗う方法

  • リュックの中身を出し、ほこりやゴミなどを取り除く
  • 取り外せる部品は、すべて外す
  • 洗濯ネットに入れる
  • 洗濯機に中性洗剤を入れる
  • ドライコースまたは手洗いコースですすぎまで行う
  • バスタオルなどで水分を拭き取る
  • 逆さまにして日陰に干す
洗濯機で脱水まで行うとリュックが型崩れしてしまうことがある。洗濯機で洗えるマークが付いている場合でも、洗濯とすすぎまでの設定にして脱水はしないようにしよう。

4. 洗濯機で洗えないリュックは手洗いをしよう

洗濯表示タグに「手」のマークや「手洗イ」の文字があれば手洗いが可能だ。手洗いと聞くと面倒に感じるかもしれないが、意外と簡単なので安心してほしい。なんといっても洗濯機で洗うより色落ちや型崩れのリスクが低い。洗濯機OKのリュックでも、そうしたトラブルが心配であれば手洗いがよいだろう。

用意するもの

  • オシャレ着用中性洗剤
  • 洗濯桶(なければシンクや洗面ボウルでも)

リュックを手洗いする方法

  • リュックの中身、ほこりやゴミなどを出す
  • 取り外せる部品は、すべて外す
  • 洗濯桶に40℃以下のぬるま湯を入れ中性洗剤を溶かす
  • リュックを沈めて持ち上げる「押し洗い」をする
  • ぬるま湯を2〜3回入れ換えながら泡立たなくなるまですすぐ
  • バスタオルなどで水分を拭き取る
  • 逆さまにして日陰に干す
水よりもお湯のほうが汚れは落ちやすいが、温度が高すぎると色落ちしたり生地が傷んだりするおそれがある。必ず40℃以下のぬるま湯を使おう。押し洗いだけで落ちない汚れは、洗剤の原液をつけてスポンジやブラシなどを使ってこすると落とせることもある。

5. 洗濯したリュックの脱水方法と干し方

洗濯機で脱水したり、干し方が適当だったりすると型崩れを起こすおそれがある。脱水方法や干し方についても正しく理解しておこう。

脱水方法

洗濯機と手洗いいずれにも共通するが、まずは型崩れしないように絞らず両手で押すようにして水分を出そう。ある程度水分が出たら、次はバスタオルにくるみ手でポンポンと叩くようにして水分を移していく。リュックの中の水分を吸収させるには、新聞紙を詰め込んだりバスタオルを詰め込んだりするとよい。

干し方

リュックはしっかり乾かさないと雑菌が繁殖して生乾きのイヤな臭いがしたり、カビが発生したりすることもある。時間をかけてしっかり乾燥させることが大切だ。速く乾かしたいからと、直射日光の当たる場所に干してしまうと生地がダメージを受けるおそれがある。風通しのよい日陰に干すようにしよう。なおリュックの底面には水分が溜まりやすい。つまり乾きにくいため、逆さにして干すことをおすすめする。

型崩れが気になるときは平干しがおすすめ

型崩れが気になる場合は、上述のように新聞紙やバスタオルを詰め込んで平干しをしよう。この場合も風通しのよい日陰が基本になる。ただし中に詰め込んだ新聞紙やバスタオルは、水分を吸収した頃を見計らってこまめに交換することだ。それらを濡れたまま放置すると乾きにくいだけでなく、雑菌が繁殖したりカビが生えたりする原因になるので気をつけよう。

6. リュックは乾燥機やコインランドリーを利用しても大丈夫?

速やかに乾かしたいときは乾燥機を使いたくなるかもしれない。あるいはコインランドリーの洗濯乾燥機で一気に、といったことを考える方もいるだろう。

乾燥機はおすすめしない

乾燥機は60〜80℃など高温になるうえ、ドラムにリュックを叩きつけて乾燥させる。これにより生地が傷んだり型崩れを起こしたりするおそれがある。とくにナイロンなどの生地は熱に弱いし、金具や付属品などが熱で変形したり変色したりするおそれもある。乾燥機は使わないほうがよいだろう。

コインランドリーは使い方に注意が必要

  • 水に強い生地(ナイロン、ポリエステルなど)
  • 金具や付属品などパーツがない(極めて少ない)
  • 防水加工が施されていない
こうしたリュックはコインランドリーの洗濯機で洗える。なおコインランドリーで洗濯する際は「洗濯乾燥機」ではなく「洗濯機」を選ぶことだ。前者はノンストップで乾燥まで進むためリュックが傷むおそれがある。また脱水時間を個別に設定することもできない。脱水時にダメージを受けて傷むおそれがあることを理解したうえで利用しよう。

7. 洗濯機や手洗いで洗ったリュックを速く乾かしたいとき

どうしても明日までに乾かしたい、ということもあるかもしれない。だが天日干しはNGだし、乾燥機の使用も控えたほうがよいし...と困ってしまうこともあるだろう。そんなときは次のような方法を試してみよう。

浴室乾燥機を使う

ご家庭に浴室乾燥機が付いているのであれば、ぜひ積極的に活用しよう。乾燥機ほど高温になるわけではないし、またドラムに叩きつけられることもないため生地に優しい。ただ干すよりも速く乾かせる可能性が高くなる。

サーキュレーターなどで風を当てる

部屋干しにして、サーキュレーターなどで風を当て続けるといった方法もある。サーキュレーターがなければ扇風機やエアコンなどでもOKだ。

8. リュックの部分汚れや軽い汚れを落とす裏ワザ

リュックが全体的ではなく部分的に汚れているという場合、あるいはごく軽い汚れの場合などは、わざわざ洗濯機を使ったり手洗いしたりしなくてもキレイにできる場合がある。日々の汚れなどはこれだけでもキレイにできるかもしれないので、ぜひ覚えておこう。

プラスチック消しゴムを使う

なんてことはない。ごく普通の消しゴムで汚れをこするだけでOKだ。鉛筆で書いた文字を消すようなイメージで汚れをこすってみよう。

メラミンスポンジを使う

「激落ちくん」など研磨作用のあるメラミンスポンジを使う方法もある。水に濡らして軽く絞ったら、汚れをこすってみよう。

消しゴムやメラミンスポンジを使う際の注意点

こすった部分だけ色落ちするおそれがあるため、まずは目立たない場所で試してからにしよう。またとくにメラミンスポンジの場合、ゴシゴシ力を入れすぎると生地が傷むかもしれない。軽くこする程度に留めておこう。

9. 革製のリュックはどうお手入れする?

洗濯機で洗えない、手洗いもできないという本革(合皮)製のリュックのお手入れ方法を紹介する。

用意するもの

  • 馬毛ブラシ
  • 皮革用クリーナー
  • 皮革用オイル(保革油)

お手入れ方法

  • 優しくブラッシングをして表面の汚れを落とす
  • シミなどの汚れをクリーナーを使って落とす
  • オイルを馴染ませて保湿する
基本的にはほかの革製品のお手入れと同じだ。あくまで優しくブラッシングすることを心がけよう。またクリーナーには汚れ落としだけでなく艶出しや防水加工ができるものなどもあるので、いろいろ探して自分がほしいものを選ぼう。革製品はお手入れするほど味わいが出るのが醍醐味だ。ぜひ丁寧にお手入れをして自分だけのリュックに育ててほしい。

革製リュックの保管方法

ほかのリュックにも共通するが、とくに革製の場合は直射日光や温度、湿度などに気をつけてほしい。「風通しのよい日陰」かつ「温度や湿度が低い場所」で保管するように心がけよう。保管中の型崩れ等が心配な方は、クシャッと丸めた新聞紙を詰め込んで形を整えておこう。

10. リュックを長く使うための日々のお手入れ

最後に、大切なリュックを少しでもキレイな状態で長く使っていくためにやっておきたい、日々のお手入れについて解説しよう。難しいことではないので、ぜひ実践してほしい。

汚れが軽いうちにお手入れをする

洗濯機や手洗いがOKとはいえ、水洗いすれば多少なりとも生地にダメージがある。洗う回数が増えれば型崩れのリスクも増える。部分汚れなど軽度のうちにお手入れをして蓄積させないようにしよう。消しゴムやメラミンスポンジなどは便利なので、ぜひ活用してみてほしい。

使ったあとはよく乾燥させてから収納する

使ったあとのリュックには背中や肩の汗、空気中の湿気や雨濡れなどが付着している。これをそのままクローゼットなどに収納したり放置したりすると、雑菌の繁殖によるにおいやカビの発生を招くおそれがある。室内の風通しのよい場所にひと晩干しておくなどして、乾燥させよう。また泥汚れなどは、乾いたあとに不要な歯ブラシなどを使ってこすり落としておこう。

通気性のよい場所に保管する

革製のリュックのところでもお伝えしたが、保管場所の環境はたいへん重要だ。直射日光が当たらず、風通しがある程度あって湿気が溜まりにくい場所を選ぼう。また床に置くよりも、イスの背もたれに掛ける、あるいはフックに掛けるなど浮かせた収納のほうが湿気が溜まりにくい。適当な場所が見当たらなければ木の板などでも構わない。可能な限り通気性を確保した状態で保管しよう。

結論

洗濯機または手洗いできる素材のリュックなら、クリーニングに出すよりもコストや時間を抑えられる。中性洗剤を使い、型崩れや色落ちにさえ気をつければリュックの洗濯は決して難しいものではない。ぜひ本稿を参考に、洗濯機や手洗いによるリュックのお手入れに挑戦してみてほしい。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2019年4月12日

  • 更新日:

    2021年1月29日

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