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魚焼きグリルの臭いや油の掃除方法。果物でスッキリ汚れが落ちる!?

魚焼きグリルの臭いや油の掃除方法。果物でスッキリ汚れが落ちる!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月 6日

魚焼きグリルは魚を焼くだけでなく、野菜や食パンを焼くなど、様々な料理で活躍する優れものだ。しかし、魚を焼いたあとの臭いや油のべたつきが気になるため、魚焼きグリルの使用を敬遠している人もいるだろう。グリル使用後にひと手間かければ汚れや臭いを簡単に取ることができるので、一度掃除にチャレンジしてみてはどうだろう。

  

1. 洗剤は使わなくてもいい!魚焼きグリルの臭いを自然素材で取り除こう

魚焼きグリルの臭いは、一度放置しただけでも長く残ってしまう。普段通りに洗っても臭いが落ちないときは、洗剤を使わない方法で取り除こう。

パーツを取り出して換気

魚焼きグリルを使ったあとは内部に臭いや湿気がこもっている。まずは魚焼きグリルが冷めたことを確認し、受け皿やガラス窓など分解できるパーツを外す。あとはしばらく空気が通るようにしておこう。

ミカンの皮で掃除

ミカンの皮を魚焼きグリルで焼くと、内部の臭いを緩和できる。内部を直接拭いてもいいが、ミカンの成分が残ると錆びることがあるので、水拭きを忘れないようにしよう。

重曹で受け皿を掃除

受け皿に臭いが残っている場合は、重曹を使ってみよう。取り出した受け皿全体に重曹を薄く撒き、10分ほど待って臭いや油汚れを重曹に吸着させる。あとはスポンジと水で重曹を洗い流せば、臭いが軽減される。しつこい臭いに悩んでいるときは、重曹よりもアルカリ濃度の高いセスキでつけ置き洗いしてみよう。ぬるま湯1リットルにつき大さじ1杯のセスキを溶かし、臭いの付いた受け皿を30分ほどひたす。受け皿を取り出したら水とスポンジでよく洗い流して乾燥させよう。

空焼きする

魚焼きグリルの各パーツを掃除してから元の位置に戻し、食材を入れない状態で空焼きすると臭いが軽減される。5分ほど空焼きしたら火を止め、冷めるまで放置しておこう。空焼きしても臭いが残ってしまう場合は、受け皿にコーヒーやお茶の出がらしを入れ、弱火で5分程度炒ると脱臭できる。出がらしは乾燥しているものではなく、水分が残った状態のものを使おう。

2. サッと拭くか湿布をするだけ。魚焼きグリル内部の油汚れを掃除しよう

魚焼きグリルの汚れは、受け皿など目に付きやすい場所にだけ溜まるわけではない。普段は見えにくい内部も意外と汚れていることが多い。コンロから取り出せない部分はどのように掃除すればいいのだろうか。

中性洗剤で拭き掃除

機種にもよるが、魚焼きグリルの内部は食器用中性洗剤で掃除できる。キッチンペーパーなどに少量の食器用中性洗剤を含ませ、内部を丁寧に拭いていく。手が届きにくい奥には、菜箸にキッチンペーパーを巻きつけ輪ゴムでとめたものを使うと掃除がしやすい。

セスキ湿布でぴかぴかに

拭いただけでは落ちないしつこい汚れには、セスキ水で作った湿布を使って対処する。セスキ小さじ1杯と水250mlを混ぜて作ったセスキ水にキッチンペーパーをひたし、湿布を作成する。セスキ湿布の余分な水分を軽く手で絞ったら、魚焼きグリルの内部に貼り付け30分ほど放置しよう。湿布を外したあとは、浮かび上がった汚れをスポンジや布で拭きとり、水を含ませたきれいな布で水拭きする。

どちらの方法でも、掃除をするときに魚焼きグリルの熱いヒーターに触れてしまうと、やけどや故障する危険性があるので注意しよう。

ガラス窓も掃除しよう

魚焼きグリルの内部に接しているガラス窓にも食材から出た油が付着している。取り出したガラス窓に重曹を撒き、水に濡らしたスポンジで磨くと油汚れを簡単に落とすことができるので、こまめに掃除しておこう。

3. 魚焼きグリルの網を簡単にきれいにしたい!軽い力で汚れを落とす方法

魚焼きグリルの網を普段通りスポンジで洗っても、汚れが残っていることがある。細くて掃除しにくい網は、重曹を塗る方法や、つけ置き洗いで徹底的にきれいにできる。

ピンポイントの汚れは重曹を塗って掃除

重曹に少量の水を加えながらペースト状になるまで混ぜたら、網にこびりついた汚れに塗布する。重曹が油を中和することでだんだんと汚れがゆるんでくるので、スポンジなどで磨いてきれいにする。スポンジではうまく掃除できないときは、歯ブラシを使うと細かい箇所も磨きやすくなる。最後に水で重曹と汚れをよく洗い、から拭きしておこう。

全体の汚れは重曹にひたして掃除

グリルの網全体が油でギトギトになっている場合は、1カ所ずつ磨いていると時間がかかって面倒だ。そこで重曹大さじ3杯を1リットルのぬるま湯に溶かし、しばらく網をひたしてみよう。30分ほど経つと汚れが浮かび上がってくるので、スポンジや歯ブラシを使って全体を軽く磨く。あとはいつも通り水で洗い流せば、こびりついた油汚れがきれいになる。

汚れが付いたときは、網が温かいうちに洗うと落としやすい。目立った焦げ付きができたときこそ後回しにせず、掃除する習慣をつけよう。

結論

魚焼きグリルは食材から出る油や臭いがたまりやすく、放置しておくと汚れが気になるものだ。グリルに火をつけたときに火花が散る場合、油汚れがかなり溜まっているので、内部も含め徹底的に掃除しておこう。洗剤を使わない方法なら、取り外して水洗いできないパーツも安心してきれいにできる。ピカピカになった魚焼きグリルで日々の料理づくりを楽しもう。

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  • 公開日:

    2019年5月 4日

  • 更新日:

    2021年9月 6日

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