玄関のタイル掃除は重曹で洗剤いらず。掃除のコツや掃除道具も紹介

玄関のタイルの掃除には、次に挙げる道具があるとよい。これらの道具は、すべて100均で購入が可能だ。100均で購入すると、全部揃えても負担になりにくいのでおすすめだ。

次の項目では、これらの道具の使い方を紹介する。

玄関のタイルは、次の方法で掃除する。

まずは、玄関の泥やゴミをほうきでできるだけ履き出す。

ほうきで取れなかったタイルの間の泥や汚れは、水をかけたデッキブラシでこする。柄の短いブラシでもよいが、長いものの方が腰に負担がかかりにくく、力も入れやすいのでおすすめだ。

デッキブラシを使用しても取れない汚れは、メラミンスポンジを使ってこすって落とす。メラミンスポンジはメラミン樹脂で作られているスポンジで、研磨作用があるのだ。ただし、床が大理石や御影石など天然石でできている場合は、傷がついてしまう可能性があるので使用は避けよう。それ以外の材質でも、目立たないところで一度試してみることをおすすめする。

玄関のタイルは、靴底についた泥や汚れがこびりつくと黒ずんでしまうことがある。タイルの黒ずみを落とすには重曹を使うとよい。

重曹は、汚れに直接ふりかけても、水に溶いて使用してもよい。水に溶く場合は、水100mlに対して重曹小さじ1を溶かして重曹水を作り、スプレー容器につめて使用する。汚れに重曹をふりかけるか、スプレーした後にデッキブラシでこすり、水で重曹を洗い流したら、雑巾で乾拭きして仕上げよう。

重曹は食用にも使用されているので、小さい子どもやペットがいる場合でも安心して使用できる。また、タイルの黒ずみだけでなく、キッチンのレンジや換気扇の油汚れを落とすのにも使用できるので、1袋もっておくと大変便利である。重曹は、100均以外でもスーパーや薬局、ドラッグストア、ネット通販でも購入できる。

玄関のタイルを掃除する際には、次に挙げるコツを押さえると掃除がぐっと楽になる。

玄関のタイルについた泥や汚れは、日頃からほうきでこまめに掃除して、頑固な汚れを残さないようにする。ほうきやちりとりは、気になった時やついでの時などにすぐに掃除できるよう、目につきやすいところや取り出しやすいところに置いておこう。

玄関のタイルを重曹で掃除した後は、水でしっかりと流すことが大切だ。重曹がタイルに残っていると、白い筋が残ってしまう場合があるのだ。なお、白い筋が残ってしまった場合は、クエン酸で拭くと取れる。

玄関のタイルに泥をなるべく持ちこまないように玄関マットを置き、玄関に入る前に靴の泥を落とす習慣をつけると掃除が楽になる。