1. オーブンの焦げは重曹で掃除

オーブンの庫内には焦げや油といった酸性の汚れがたまっている。こびりついてしまうと厄介な汚れだが、アルカリ性の重曹を使えば簡単に落とすことができる。
焦げの掃除方法
【用意するもの】
・重曹:大さじ2
・水:500ml
・耐熱容器
・布:3枚
【手順】
1.耐熱容器に重曹と水を入れ、よく混ぜ合わせて重曹水を作る。
2.1.の重曹水をオーブンに入れ、加熱する。
3.庫内に蒸気が充満したら電源を切る。オーブンのドアはまだ開けないようにする。
4.オーブンが冷めたらドアを開け、先ほど加熱した重曹水を布に含ませて庫内を拭く。
5.水でぬらしてから絞った布で重曹水を拭きとる。
6.乾いた布で乾拭きし、水分を落とす。
重曹水の蒸気で焦げを中和し、汚れを浮かせることができる。重曹水が蒸発しやすいように耐熱容器は浅いものを使うといい。オーブンを頻繁に使う場合は、週に1回程度は掃除しておきたい。
・重曹:大さじ2
・水:500ml
・耐熱容器
・布:3枚
【手順】
1.耐熱容器に重曹と水を入れ、よく混ぜ合わせて重曹水を作る。
2.1.の重曹水をオーブンに入れ、加熱する。
3.庫内に蒸気が充満したら電源を切る。オーブンのドアはまだ開けないようにする。
4.オーブンが冷めたらドアを開け、先ほど加熱した重曹水を布に含ませて庫内を拭く。
5.水でぬらしてから絞った布で重曹水を拭きとる。
6.乾いた布で乾拭きし、水分を落とす。
重曹水の蒸気で焦げを中和し、汚れを浮かせることができる。重曹水が蒸発しやすいように耐熱容器は浅いものを使うといい。オーブンを頻繁に使う場合は、週に1回程度は掃除しておきたい。
オーブンの汚れが頑固な場合
重曹の水蒸気で落とせないようなガンコな焦げ付きは、薄めた食器用中性洗剤を染み込ませたキッチンペーパーでパックして掃除する。
【用意するもの】
・食器用中性洗剤
・水
・スプレーボトル
・キッチンペーパー
・布
【手順】
1.スプレーボトルに食器用中性洗剤と水を入れ、よく混ぜる。
2.キッチンペーパーに手順1で作った水溶液をスプレーする。
3.汚れている箇所をキッチンペーパーでおおう。
4.1時間ほど放置したらキッチンペーパーをはがす。
5.水を含ませて固く絞った布で汚れと洗剤を拭きとる。
6.乾いた布で水気を拭きとり、よく乾燥させる。
【用意するもの】
・食器用中性洗剤
・水
・スプレーボトル
・キッチンペーパー
・布
【手順】
1.スプレーボトルに食器用中性洗剤と水を入れ、よく混ぜる。
2.キッチンペーパーに手順1で作った水溶液をスプレーする。
3.汚れている箇所をキッチンペーパーでおおう。
4.1時間ほど放置したらキッチンペーパーをはがす。
5.水を含ませて固く絞った布で汚れと洗剤を拭きとる。
6.乾いた布で水気を拭きとり、よく乾燥させる。
なお、本稿ではオーブンレンジをテーマにしているが、電子レンジでも基本的には同じだ。以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧いただきたい。
電子レンジ庫内の焦げの落とし方
2. オーブンのにおいを簡単に掃除する方法

重曹はアルカリ性なので、魚のにおいや水垢などのアルカリ性のにおいをやわらげることはできない。代わりに酸性の性質を持つ柑橘系の果物の皮を使うと、簡単ににおいを軽減することができる。
オーブンのにおいの取り方
【用意するもの】
・レモンやミカンの皮(食べ終わった後の捨ててしまう部分を使う)
・耐熱容器
・布
【手順】
1.庫内に食べ物のカスなどが残っている場合は布で簡単に拭きとる。
1.耐熱容器にレモンの皮またはミカンの皮を入れる。
2.オーブンで皮を1分程度加熱する。
3.乾いた布で蒸気を拭きとる。
レモンやミカンの皮から蒸気が出てくるくらいまで加熱すればいい。焦がさないよう、オーブンから目を離さないようにしよう。
・レモンやミカンの皮(食べ終わった後の捨ててしまう部分を使う)
・耐熱容器
・布
【手順】
1.庫内に食べ物のカスなどが残っている場合は布で簡単に拭きとる。
1.耐熱容器にレモンの皮またはミカンの皮を入れる。
2.オーブンで皮を1分程度加熱する。
3.乾いた布で蒸気を拭きとる。
レモンやミカンの皮から蒸気が出てくるくらいまで加熱すればいい。焦がさないよう、オーブンから目を離さないようにしよう。
コーヒーのカスや茶殻も掃除に使える
レモンやミカンの皮がない場合は、コーヒーのカスや茶殻でも簡単ににおいをとることができる。耐熱容器に入れ、ラップをかけずに30秒~1分ほど加熱するだけでいい。コーヒーのカスや茶殻は冷蔵庫の脱臭剤などに再利用することもできる。
オーブンに搭載された脱臭機能を使う
メーカーによっては、オーブンに独自の脱臭機能が付いている場合もある。事前に取扱説明書で適切な掃除方法を確認するようにしよう。
同じく電子レンジ庫内のにおいを除去する方法については、以下の記事でも詳しく解説している。
電子レンジ庫内のにおいの取り方
3. やっておきたいオーブンのお手入れ

オーブンの焦げやにおいを防ぐためには、普段から汚れを放置しないことが大切だ。使用後にやっておきたい簡単なお手入れの方法を紹介する。
温かいうちに拭き掃除を
汚れがひどくないうちは、布で拭くだけでも掃除することができる。まだ温かいうちは汚れが落ちやすい状態になっているので、調理後、全体をサッと水拭きするとお手入れが簡単だ。オーブン庫内が手で触ることができる程度まで冷めたら、さっと水拭きしてみよう。
天板もきれいに
オーブンを使用した後は天板を取り外し、食器用中性洗剤とスポンジで汚れを落とそう。オーブンレンジの場合は、ターンテーブルを取り外してこまめに洗うようにしたい。
オーブンのドアも掃除を忘れずに
オーブンのドアにも手垢や油汚れがたまっている。重曹と酢またはクエン酸を使って、週1回程度は掃除しよう。
【用意するもの】
・重曹
・酢かクエン酸
・水
・スプレーボトル:2本
・スポンジ
・布
【手順】
1.スプレーボトルに重曹小さじ2と水200mlを入れ、よく混ぜる。
2.別のスプレーボトル酢またはクエン酸を入れ、水で2~3倍に薄める。
3.オーブンのドアに重曹水をスプレーし、汚れをやわらかいスポンジでこする。
4.酢水かクエン酸水をスプレーし、乾いた布で汚れと水気を拭きとる。
ドアは内側だけでなく、外側やハンドル部分も掃除を忘れないようにしよう。
【用意するもの】
・重曹
・酢かクエン酸
・水
・スプレーボトル:2本
・スポンジ
・布
【手順】
1.スプレーボトルに重曹小さじ2と水200mlを入れ、よく混ぜる。
2.別のスプレーボトル酢またはクエン酸を入れ、水で2~3倍に薄める。
3.オーブンのドアに重曹水をスプレーし、汚れをやわらかいスポンジでこする。
4.酢水かクエン酸水をスプレーし、乾いた布で汚れと水気を拭きとる。
ドアは内側だけでなく、外側やハンドル部分も掃除を忘れないようにしよう。
結論
オーブンの中に蓄積された焦げや油汚れは、力を入れなくても重曹などで簡単に掃除することができる。魚を調理した後のにおいや水滴による水垢の掃除には、食べ物の捨ててしまう部分を再利用することも可能だ。こまめな掃除を心がけ、オーブンを長持ちさせたい。