カーペットの掃除には重曹がおすすめ！水洗いせずに汚れを落とす方法

重曹を使うことで以下のような効果を期待することができる。

まずは、除臭効果で、人の汗の臭いやペット臭などの不快な臭いを水洗いしなくても落とすことが可能だ。また、しみ汚れを取り除くのも重曹の得意技だ。重曹は水を加えるとアルカリ性を帯びるという特性があるため、食べ物などの油汚れを中和して分解する作用があり、効果的に落とすことができる。

重曹を使ってカーペットの臭いを取り除く方法からご紹介しよう。重曹と掃除機、雑巾を準備したら、手順はいたって簡単だ。カーペットにまんべんなく重曹をふりかけてしばらく放置する。数時間後に掃除機を使って重曹を吸引するだけでよい。

重曹は空気に触れてから臭いを吸着していくといわれている。そのため、とくに汗の臭いが気になる場合は、一箇所にだけにかためて置く方法よりも、全体にうっすらとまく方法のほうが高い効果が期待できる。放置する時間が長めだと、除臭効果がより高くなるので、夜寝る前に重曹をふりかけ、翌朝に掃除するのもよいだろう。

なお、重曹は掃除用のもので十分であり、食品添加物グレードのものを使う必要はない。

食べこぼしなどによるしみ汚れがカーペットに付着してしまった場合は、酸素系漂白剤と重曹を併用するのがおすすめだ。準備するものと掃除の手順は、以下の通りだ。

色のついたカーペットの場合には色落ちする恐れがあるので、事前に目立たないところで試すのがよいだろう。また、ゴム手袋をしないと酸素系漂白剤が原因で手あれを起こすことがあるので注意しよう。

ペットを飼っているお宅では、カーペットがおしっこで汚れることもあるはずだ。そんなときは、重曹とペットシートの両方を使うのがおすすめ。準備するものと掃除の手順は以下の通り。

重曹を使うことで、気になるカーペットの臭いや汚れを思いのほか簡単に取り除くことができる。カーペットを水洗いする必要がないので、時間も手間もかからないだろう。手軽なカーペット掃除方法をぜひ試してみてはいかがだろうか。