1. パントリーの基本的な収納テクニック

収納を始める前に、パントリーの広さと高さ、棚の高さと奥行きを測っておくことが重要だ。さらに、品物を種類別に仕分けしておけば整理整頓しやすくなる。
パントリー全体を3つのグループに分ける
まず、自分の目線を起点にしてパントリー全体を3つのグループに分け、パントリーに収納したいものを仕分けしてみよう。
1.上段(目線より上)
ティッシュ、キッチンペーパー、ラップ、あまり使わないお弁当箱など、消費期限のない軽いもの
2.中段(目線からウエストまで)
レトルト、乾物、調味料、お菓子など使用頻度の高いもの
3.下段(ウエストから下)
お米、缶詰、飲料水、お鍋などの重いもの
1.上段(目線より上)
ティッシュ、キッチンペーパー、ラップ、あまり使わないお弁当箱など、消費期限のない軽いもの
2.中段(目線からウエストまで)
レトルト、乾物、調味料、お菓子など使用頻度の高いもの
3.下段(ウエストから下)
お米、缶詰、飲料水、お鍋などの重いもの
棚の高さ・幅・奥行きを確認する
収納グッズを適当に買ってきても、パントリーのサイズに合わなければ意味がない。あらかじめパントリーの棚の高さ・幅・奥行をきちんと測り、それに合うサイズのケースやカゴを探すことが大切だ。
インテリアのお店や100均などでケース・ボックス・カゴを選ぶ
家具・インテリアのお店でカゴなどの収納グッズを購入する際には、サイズや色、デザインを統一すると、パントリーに並べた時にすっきり美しく見える。
収納ケース・ボックス・カゴは、白やグレーなどの色付き、半透明、透明などの種類がある。普段よく使う調味料や乾物類(ワカメ、ヒジキ)などは、半透明・透明のふた付きケースに入れよう。
残量がわかりやすいので無駄な買い物を防げるし、ラベル貼りが面倒な方にもおすすめだ。また、ケースのデザインを統一するとディスプレイにもなる。最近では乾燥剤付きの収納ケースもあるので、乾物類の保存には重宝するだろう。
ケースにはふた付き・ふたなしの2種類あるが、収納したい品物の種類で使い分けるとよいだろう。食品類はホコリ・虫防止目的のためふた付きにし、そのほかのものはふたなしにするのがおすすめだ。ただし、上段のケースはふたの開閉が面倒に感じる場合もあるので、それぞれの使い勝手を考えて選ぼう。
もっとリーズナブルなケースやボックスが欲しい場合は、100均のお店で探してみよう。同一商品がたくさん陳列されているので揃えやすく、お財布にも優しいのがメリットだ。
収納ケース・ボックス・カゴは、白やグレーなどの色付き、半透明、透明などの種類がある。普段よく使う調味料や乾物類(ワカメ、ヒジキ)などは、半透明・透明のふた付きケースに入れよう。
残量がわかりやすいので無駄な買い物を防げるし、ラベル貼りが面倒な方にもおすすめだ。また、ケースのデザインを統一するとディスプレイにもなる。最近では乾燥剤付きの収納ケースもあるので、乾物類の保存には重宝するだろう。
ケースにはふた付き・ふたなしの2種類あるが、収納したい品物の種類で使い分けるとよいだろう。食品類はホコリ・虫防止目的のためふた付きにし、そのほかのものはふたなしにするのがおすすめだ。ただし、上段のケースはふたの開閉が面倒に感じる場合もあるので、それぞれの使い勝手を考えて選ぼう。
もっとリーズナブルなケースやボックスが欲しい場合は、100均のお店で探してみよう。同一商品がたくさん陳列されているので揃えやすく、お財布にも優しいのがメリットだ。
ラベルを準備しよう
ラベルにいつ、何を入れたかを明記して、収納ケースに前面に貼っておくと探しやすい。色や形を統一すると美しく見える。ラベルは100均・雑貨店などでも購入可能だが、パソコンやプリンターがあれば自宅で作成できる。
2. パントリー棚の収納力をアップする方法は?

パントリーの形状や広さは家庭によって異なる。収納したいものの量に対してパントリーが狭かったり、奥行きが深くて出し入れしにくかったりという問題を抱えていることもあるだろう。ここでは、これらの問題を解決するための工夫をご紹介していこう。
ドアの内側も活用する
パントリーが狭く、収納したいものが入りきらないという場合は、パントリーのドアの内側に可動式の棚やフックをつけるのもよいだろう。買い物バックやエプロンなどをかけておくとすぐに使えて便利だ。
奥行きが深いパントリーをフル活用するには?
パントリーの奥行きが深い棚は、ものが多く入る一方で、物を出し入れしにくいというデメリットである。そのような場合は、ケースやボックスにキャスターを付けてみよう。キャスターは100均やホームセンターなどで購入できる。
ただし、キャスターを付けるのは中段から下段の棚のケースやボックス限定だ。下段の棚は取っ手付きの衣装ケースでもよいだろう。上段の棚には、手を伸ばしたり脚立に上ったりしても取り出しやすいように、取っ手付きの軽い素材のケース・ボックス・カゴを選ぼう。
ただし、キャスターを付けるのは中段から下段の棚のケースやボックス限定だ。下段の棚は取っ手付きの衣装ケースでもよいだろう。上段の棚には、手を伸ばしたり脚立に上ったりしても取り出しやすいように、取っ手付きの軽い素材のケース・ボックス・カゴを選ぼう。
3. アイデア次第でパントリーがなくても収納スペースを作ることができる

建築時にパントリーを設置していない場合でも、空きスペースがあれば収納スペースを作ることができる。パントリーに代わる収納スペースを作る方法にはどのようなものがあるのだろうか。
DIYでパントリーを作る
キッチン付近に空いている空間があれば、DIYでオリジナルのパントリーを作ることも可能だ。ホームセンターで棚板や棚柱などの材料を購入すれば、プロに頼むよりも格安でできる。可動式の棚板や棚柱を選べば、高さや幅を変更できる。お皿やグラスなどの高さに合わせて移動可能なので、収納したものを取り出しやすく、便利に使うことができる。おしゃれな食器を並べれば、インテリアにもなるだろう。
近くにホームセンターがない、DIY初心者でわからないという場合でも、ネットでサイズや材料を選んで注文すれば届けてくれる。興味がある方は相談してみよう。
近くにホームセンターがない、DIY初心者でわからないという場合でも、ネットでサイズや材料を選んで注文すれば届けてくれる。興味がある方は相談してみよう。
市販品を活用する
家具・インテリア店やホームセンターで販売されている収納ラックやカラーボックスを購入し、パントリーを作る方法もある。とくにキャスターが付いている収納ラックやカラーボックスは、空きスペースにそのまま収納できるため非常に使いやすい。収納ラックやカラーボックスの棚は可動式になっているものも多く、品物の高さや幅によって自由に変更することができる。棚の中に100均のカゴや収納ケースなどを入れると、収納のしやすさもアップするだろう。
収納ラックには木製・メタル製などの種類があり、カラーボックスにもさまざまなデザインがある。自分の好みや自宅のインテリア、用途に合わせて、材質や色、サイズを選ぶとよいだろう。
収納ラックには木製・メタル製などの種類があり、カラーボックスにもさまざまなデザインがある。自分の好みや自宅のインテリア、用途に合わせて、材質や色、サイズを選ぶとよいだろう。
結論
パントリーの収納は、上・中・下段に品物を分けて入れる、ケースやカゴ、ラベルの色やデザインを揃えることで、使いやすく美しく見える。しかし、詰め込みすぎると出し入れしにくいばかりか、カビや虫の発生につながる恐れもある。適度に隙間を空けておく、空気を入れ替えるなどの配慮も必要だ。センスのよいパントリーは収納としての役割だけでなく、住む人の個性をアピールするポイントにもなるだろう。