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LED照明で電気代を節約!色の選び方や交換時の注意点などを紹介

LED照明で電気代を節約!色の選び方や交換時の注意点などを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年11月19日

電気代を手軽に節約できるということで、LED照明が人気を集めている。毎日何気なく使っている電気の料金を、照明を交換するだけで節約できるのは嬉しい限りだ。照明を変えた場合の電気代の違いや、LED照明のお得な使い方を紹介しよう。

  

1. LED照明と蛍光灯の電気代を比較

電気代の節約に効果的なLED照明は、実際に蛍光灯と比較した場合、どれくらい節約ができるだろうか。ここではLED照明と蛍光灯の電気代を比較してみよう。

ひと月あたり/年間あたりの電気代の差

例えば、蛍光灯からLED照明へ変えた場合で比較してみよう。ひと月にかかる電気代は、蛍光灯とLED照明を比較すると約36%前後の電気代削減が期待できる。LED照明を検討する際は、電気代がかかりやすいリビングの照明や、頻繁に使用する玄関照明などに使用することをおすすめする。頻繁に使う照明は、LED照明に変えるだけで年間の電気代に差が生まれるだろう。

2. LED照明のメリット・デメリット

LED照明が注目される理由は、電気代が節約できることだけではない。他にもさまざまな理由でLED照明は選ばれている。ここでは、LED照明のメリットとデメリットを確認しておこう。

消費電力が少ない

先ほども述べたようにLED照明は消費電力が少ないため、電気代の節約に効果的である。発熱時に排出される二酸化炭素の量が少ないので環境に優しいというメリットもある。

他の電球より寿命が長い

電球の交換は手間がかかる作業だが、LED照明は1度交換すれば10年持つと言われる長寿命な照明だ。1日6時間点灯した場合の照明の寿命を比較すると、計算上では蛍光灯は約5年、LED照明は約18年もつことが分かった。蛍光灯よりもLED照明は約3倍近く寿命が長いので、交換の手間が少なくなってコストが減るのも嬉しいポイントだ。

発熱量が少ない

LED照明は光に熱がほとんど含まれず、周囲の温度に影響が出にくいため熱に弱い食品や洋服、美術品の照明にも安心して使うことができる。

紫外線・赤外線の放出が少ない

紫外線や赤外線の放出が少ないのもLED照明の大きなメリットと言える。例えば、紫外線を放出する蛍光灯には虫が集まりやすいが、玄関をLED照明に変えると寄ってくる虫の量を減らすことができる。

次はデメリットだ。

LED照明の価格が高い

電気代の節約面では蛍光灯に勝る反面、照明の購入コストは蛍光灯より高くなってしまう。家の各照明を交換する際は、財布の紐をある程度ゆるめる必要がありそうだ。

蛍光灯より重い

LED電球は内部に電子回路を内蔵しているので、蛍光灯よりも重い場合がある。ぶら下げ型の器具などに設置する場合は、器具の強度を充分にチェックする必要がある。

向き・不向きの場所がある

LED照明は熱に弱いため、浴室や照明同士が極端に近い場所など、熱のこもる場所には向いていない。熱のこもる場所に設置すると点灯寿命が短くなる場合があるので、取り付ける際は充分に注意しよう。

3. リビング・和室に合ったLED照明の色

LED照明は長い付き合いになるので、照明の色や特徴、照射角度を見極めて慎重に吟味したい。和室やリビング、キッチンに合わせた照明を選んで、おしゃれな空間をつくってみよう。

色で選ぶ

LED照明の色は「昼光色」「昼白色」「電球色」の3つに分けられる。例えば、一番明るい昼光色は青みがかっており、細かい部分が見えやすいので読書スペースやデスクにおすすめだ。すっきりとした青みのある色は脳を覚醒させる効果があるといわれるので、子ども部屋にも適している。

外の明かりに近い昼白光は身だしなみを確認する洗面所に、暖色系の電球色は和室におすすめだ。またキッチンやリビングなど、家族が団らんするスペースにも電球色の照明が好まれる。

明るさで選ぶ

白熱電球や蛍光灯はW(ワット)数が大きいほど明るさが強くなる。LED照明の場合は、lm(ルーメン)の値で明るさを選ぶことができる。リビングの照明はある程度値が大きいものを選び、寝室の照明は明るさを抑えたものを選んで落ち着いた雰囲気にすることができる。

照射角度で選ぶ

LED電球には照射角度があり、その角度が大きいほど部屋全体に光が届きやすいようになっている。照射角度が大きいものはリビングやキッチン、照射角度の小さいものはトイレや廊下など、足元を中心に明るくしたい場所に向いている。

4. LED照明を交換する際の注意点

蛍光灯の交換は簡単に行えるが、LED照明の場合はどうだろうか。取り換え方に悩む声も多いので、ここではLED照明の交換時の注意点を紹介しよう。

器具に適したLED照明を選ぶ

蛍光灯からLED照明への交換は、自分で交換できるものとバイパス工事が必要なものに分けられる。天井のシーリングライトや電球タイプは自分で取り換えできるが、直管型蛍光灯の場合、安定器を取り外す工事費が必要になる。安定器とは電球に流れる電流を安定させる装置である。工事不要のLED照明もあるが、安定器を取り外さないと、安定器の通電によるランニングコストや安定器の故障による照明の劣化が懸念される。LED交換の際は、安定器とランプの構造をしっかり確認しておこう。

調光機能の有無を確認する

光の明るさを調節する調光機能器具を付ける場合、調光機能に非対応のLED電球と組み合わせると故障の原因になってしまう。LED照明を購入する際は、調光機能に対応しているかどうかをよく確認しておこう。

結論

家の照明から懐中電灯、水槽や冷蔵庫の庫内灯など、幅広いシーンでLED照明は使われている。LED照明をメインに設置している店舗も増えてきており、照明を見直す場合は早めに切り替えるのが得策といえよう。正しくLED照明を取り付けることができれば、そのコストパフォーマンスの高さに誰もが魅了されるだろう。

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  • 更新日:

    2021年11月19日

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