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ティーポットの正しい使い方はコレで決まり?優雅なティータイムを満喫しよう

ティーポットの正しい使い方はコレで決まり?優雅なティータイムを満喫しよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年3月 6日

紅茶を飲みながらケーキやお菓子をまったりと楽しむティータイム・・・そんな優雅な時間に憧れる人も少なくないだろう。しかし、せっかくそんな素敵な時間を過ごすならティーバックの紅茶をただお湯に浸けるだけでは雰囲気も出ない。ここはやはりティーポットでしっかりと紅茶を抽出したいところだ。ややこしい作法も多い紅茶の淹れ方だが、基本さえ押さえればそんなに難しくない。ぜひ挑戦してみてほしい。

  

1. ティーポット選びは最初の試練

ティーポットで紅茶を淹れる時、どんなティーポットを使うかは紅茶を楽しむ一つだろう。

クールなポット、シンプルなポット、実用的なポット、デザイン性のあるポットなど、選択肢はさまざまだが、美味しい紅茶を淹れる上ではティーポットを選ぶ時から気を遣う必要がある。

ティーポットは丸型を

まずフォルムだが、美味しい紅茶を淹れるためには基本的にティーポットの形は丸型がいい。「ジャンピング」という言葉をご存知だろうか。これはポット内に茶葉と熱湯を加えた際に、茶葉が対流によって激しく動き回るさまを指した言葉で、紅茶を美味しくするための基本のキでもある。

丸型のティーポットはこのジャンピングが起こりやすい形状なので推奨される。

素材によっても味が違う?

ティーカップやティーポットといった紅茶を淹れるアイテムにはガラス、磁器、鉄器、陶器など素材にも種類がある。

それぞれの素材ごとにメリットデメリットがあるため、一概にどれがいいかは言い難いが、初めてティーポットを使う方はガラスか磁器が無難だ。
  • ガラス
    ガラスのメリットはなによりもジャンピングの状態を目で確認できる点にある。一方で保温性は低い。
  • 磁器
    磁器は紅茶の味を損ねることなく、保温性も適度にあるためティーポットの素材として昔から使用されてきた。歴史のあるブランドのアイテムは磁器製のものが多い。
  • 鉄器や陶器
    鉄器や陶器は、器の成分と紅茶の成分が反応してしまう。ティーポットとカップなどの組み合わせを考えることでその変化をプラスに変えることができるので、紅茶の茶葉の性質を考え組み合わせたりするとポテンシャルを発揮できることもあるが、いずれにせよ初心者向けとは言えないだろう。

2. ゴールデンルールを守ってティーポットで美味しい紅茶を

ティーポットを使って紅茶を淹れる際にはゴールデンルールと呼ばれるルールが存在する。少しめんどうだが、逆にいえばこれだけおさえておけば美味しい紅茶を愉しむことが出来るのだ。

茶葉選びは適切に

茶葉は好みや用途に合った味や形状のものを選ぶ。ミルクをいれるかどうかでも異なるし、リーフの形状も細かいものから大きめのもので様々。

本格的に紅茶を愉しむのが初めてなら、茶葉は出来れば専門店で店員さんに相談しながら好みのものを選びたいところだ。

ティーポットを正しく使う

先ほど紹介したティーポットの選び方はもちろんだが、いざ紅茶を淹れる際にはティーポットはしっかりと湯通しして温めておく。

茶葉をしっかりはかる

当たり前だが茶葉はしっかりとはかる。ティースプーン1杯がだいたい1人分だ。しかし茶葉の細かさによって微妙に異なる。茶葉の大きいものなら山盛り、細かいものであれば中盛りくらいを目安にしよう。

水道水のくみたてを使う

紅茶を淹れる際には空気を含んだ水が好ましい。そのため、くみたての水道水を使うのがベストだ。一杯150cc~180cc程度を目安にするといい。

蒸らし時間も正確に

好みや茶葉のサイズにもよるが、おおよそ蒸らし時間は2~3分。2分からはじめて徐々に好みの時間を探っていくのがいいだろう。

茶葉の状態や性質にもよるので、ベストはなかなか決められない。大切なのは自分の感性を信じることだ。

3. ティーポットでの紅茶の淹れ方

それでは実際にゴールデンルールを把握し上で紅茶を淹れる手順を見ていこう。ゴールデンルールをマスター出来ていれば恐れることはもうないはずだ。

(1)水を沸かす
まずは汲みたての水道水を沸かす。気になるなら浄水器に通すと良いだろう。沸騰してぼこぼこと直径3~4cmくらいの泡がたつまで待つ。
(2)ポットとカップを温める
並行してティーポットとカップにお湯を通して温めておく。特にティーポットはジャンピングに影響が出るので必ず温めること。沸かしている水を利用すると手間も省ける。
(3)茶葉を蒸らす
温めたティーポットに茶葉を入れておき、沸いた湯を入れたらすぐに蓋をする。ガラス容器ならポット内でしっかりとジャンピングがおきているか確認しよう。3分前後を目安に好みの時間蒸らす。
(4)最後の一滴まで
時間が来たら温めておいたカップに紅茶を注ぐ。ポットに茶こしがついてないなら別途で茶こしを用意しよう。

ポットに残った最後の一滴はラストドロップと呼ばれ、最も美味しい一滴とされている。最後までしっかり注ぎきるのが流儀だ。

結論

ティーポットによる紅茶の淹れ方はコーヒーでいえばハンドドリップのようなもので、淹れ方にさまざまな流儀がある。ここで紹介した淹れ方は最も基本的に淹れ方であり、出したい味わいや目的によっては全く異なるアプローチをかけることもある。
しかし大切なのは基礎。まずは昔から言い伝えられているティーポットにおける紅茶の淹れ方をマスターすることで紅茶の楽しみを少しずつ知っていこう。

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  • 公開日:

    2018年6月22日

  • 更新日:

    2020年3月 6日

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