1. レタスの選び方や種類

新鮮なレタスを見分けるポイントについて紹介する。まず、葉がみずみずしいものを選ぼう。次に、レタスの芯に高さがあるものは固く苦味を持っている可能性があるため、できるだけ避けよう。最後に実際にレタスを手にもち、軽さを確認したい。重いものは、葉が固くなり苦味が増している。いくつかのレタスを持ち比べると、軽いものが分かりやすい。
続いてレタスの種類について説明しする。同じレタスでも特徴が異なるため、作る料理によって使い分けたい。
続いてレタスの種類について説明しする。同じレタスでも特徴が異なるため、作る料理によって使い分けたい。
- 玉レタス
日本で多く出回っているのが「玉レタス」だ。パリッとした歯越えが特徴となる。7月~9月ころが旬だ。 - サニーレタス
葉先が赤紫になっているレタスを「サニーレタス」と言う。シャキッとした歯ごたえの玉レタスとは対照的に、柔らかな食感が特徴だ。 - サラダ菜
表面に光沢があるのが「サラダ菜」だ。玉レタスよりもカロテン、鉄分が多く含まれている。名前の通りサラダに使用されることが多い。
2. レタスの切り方や洗い方などの調理法

料理の大切な工程となるのが、「下準備」だ。レタスの洗い方や切り方など、意外と間違った認識をしている人もいるかもしれない。レタスの基本的な調理方法について学んでいこう。
・レタスの洗い方
はじめに、確認したいのが外葉である。傷や汚れがついている場合は、その部分からレタスが傷んでいく可能性があるため、取り除こう。次に、レタスを逆さにして芯を持ち、回しながらくり抜く。芯がとれたら外側の葉から1枚ずつ剥がしていこう。流水で丁寧に洗い、キッチンペーパーなどで優しく水気を切ろう。
・サラダで使うレタスの切り方
レタスは約90%が水分で出来ている、デリケートな野菜だ。切り方ひとつについても注意したい。刃物で切ると、レタスの切り口が茶色くなることもある。これはレタスに含まれる酸化酵素の働きだと言われている。そのため、レタスは刃物を使わずに、手でちぎろう。また、レタスを生で食べるサラダは、歯ごたえも重視したい。ちぎる前に、ボールに冷水をはりレタスをつけよう。レタスのパリッとした食感が増すので、ぜひ試してほしい。
3. レタスの食べ方

レタスについての選び方や下準備を学んだところで、早速レタスの食べ方について紹介しよう。今回は、調理の方法が少ない比較的簡単な食べ方を2つあげてみた。ぜひ、試してほしい。
・チャーハン
まず1つ目は「チャーハン」だ。レタス以外にハムや人参などの具材を用意しよう。はじめにフライパンにごま油をひき、ご飯と溶き卵を炒めていく。そこに人参やハム投入し、火が通るまで炒める。レタスはあまり炒め過ぎると緑の鮮やかさがなくなるため、最後に加え余熱で火を通すと見た目もきれいに仕上がる。醤油や塩コショウで味を整えるたら完成だ。
・イタリアンスープ
レタス、トマト、ソーセージなど好みの食材を用意しよう。鶏ガラスープがあれば味付けは簡単にできるため、おすすめだ。あらかじめ食材を切っておこう。鍋に水と鶏ガラスープ、レタス以外の具材を入れ、煮ていく。塩コショウで味を整えたあと、レタスを投入しよう。最後に溶いた卵を回し入れて完成だ。
結論
レタスは、サラダなど生で食べる以外にも様々な調理方法で食べることができる。きれいな緑色の見た目は、食欲をそそり食卓に彩りを与えてくれるだろう。サラダの基本的な調理法はもちろん、加熱した食べ方もぜひ試してほしい。