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【アヒージョ】の具材はどれがおすすめ?アレンジの楽しみ方も紹介!

【アヒージョ】の具材はどれがおすすめ?アレンジの楽しみ方も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2020年10月15日

食材のうまみがオイルに溶け込んだ「アヒージョ」。変わった名前だが、これはスペイン語だ。スペインでは代表的な小皿料理、タパスの一種である。スペインバルで食べるイメージがあるが、自宅でも簡単に作れるし、具はさまざまだ。食べたことがないアヒージョにも挑戦してみよう。

  

1. アヒージョの基本!具材も重要だがニンニクも必須

アヒージョは具材によっていろいろな味を楽しめるが、どれをとっても美味しい。その秘訣は基本であるニンニクだ。実は「アヒージョ」というのは正式名称ではなく「刻んだ小さなニンニク」という意味の単語である。具材の名前を前につけて「〇〇・アル・アヒージョ」というのが正式な料理名となるので覚えておこう。

オイルそのものが主役である

アヒージョは、本場では専用の「カスエラ」という耐熱の陶器で作る。主に魚介類が具材の中心で、日本でも「カキのアヒージョ」が有名だが、具材は多種多様だ。オリーブオイルでニンニクと具材を煮込んだ料理ではあるが、具材だけ食べるものではなく、むしろオイルそのものが主役の料理といえる。

上手に作るにはちょっとしたコツがある

ご家庭で作る場合は、深さのある小鍋を使おう。オリーブオイルとニンニク、鷹の爪と好みの具材を熱するだけでよい。ニンニクと鷹の爪は細かく刻み、味付けは塩のみで十分だ。すべて一度に煮るのではなく、まずはニンニクと鷹の爪だけをオイルで煮るのが美味しく作るコツなので覚えておこう。

焦げないように注意しながら香りが立つまで煮込み、ニンニクの色が少し変わったら具材を入れる。小さな泡がプツプツ立つくらいのごく弱火で、15~20分コトコトと煮込めば完成だ。

2. ワインが進む!魚介系のアヒージョにおすすめの具材3選

アヒージョの具材で真っ先に思い浮かぶのは魚介系だろう。どういった具材があるのか代表的なものを紹介する。なお、ブラックペッパーやローズマリーを使うと臭みが和らぐので、気になる方は試してみよう。

定番は「カキ」や「エビ」

カキとエビは、日本でもとくに有名なアヒージョの具材である。エビのアヒージョは、仕上げにシェリー酒を加えるのが本場流だ。

手軽で美味しいの「タコ」

超シンプルに具材はタコだけ、というアヒージョもおすすめする。上述したようにごく弱火でコトコト煮込み、余熱で仕上げれば柔らかながらしっかりした歯ごたえのあるアヒージョが作れる。

コスパも味も二重丸の「サバ缶」

サバ缶も立派なアヒージョの具材である。ご家庭に未開封のサバ缶があればぜひ作ってみよう。エリンギやプチトマトなど、お好みの具材と合わせれば彩りも鮮やかになるはずだ。

3. こちらも人気!野菜系のアヒージョにおすすめの具材3選

アヒージョは野菜系の具材も人気だ。おすすめを3つ紹介しよう。

定番は「マッシュルーム」や「エリンギ」

キノコは魚や肉と一緒でも大変美味しくなる。耐熱皿に入れて電子レンジで加熱するといった時短調理も可能だ。数種類のキノコを混ぜるのもおすすめだが、歯ごたえがしっかりしているブラウンマッシュルームなどもよい。

アレンジが利くの「プチトマト」

火が通り甘みが増したプチトマトは、ニンニクとの相性が抜群の具材だ。そのままでももちろんよいし、メインの肉料理などに添えてもよい。オイルはパスタソースに使ったり、卵とチーズでオムレツにしたりするのがおすすめだ。

「旬の野菜」を惜しみなく使ったアヒージョも

新玉ねぎや新じゃが、菜の花などとにかく旬の野菜を具材にしたアヒージョも絶品である。ツナを混ぜて魚介の旨みも加えよう。そのほか、そら豆やフキノトウ、タケノコなど少しクセのある野菜もアヒージョの具材に向いている。味が濃縮したドライトマトも入れると美味だ。隠し味には、クミンパウダーなどパンチの効いた調味料をおすすめする。

4. 変わり種も?肉系のアヒージョにおすすめの具材3選

鶏肉や豚肉、牛肉といった定番の具材はいうまでもなく美味しい。ローリエやタイムといったハーブ、白ワインなどを隠し味に入れると上品に仕上がるだろう。だが、ここではせっかくなので手軽に作れる具材を紹介する。

子どもも喜んでくれそうな「ウインナー」

ウインナーとマッシュルーム、プチトマトなどを具材にしたアヒージョだ。短時間でサクッと作りたいときにはぜひ試してみてほしい。

超手軽に作れるの「塩味のやきとり缶」

やきとり缶にオリーブオイルをたっぷり注いでニンニクをのせ、缶のまま加熱するだけでも十分美味しく仕上がる。鷹の爪をのせたりマッシュルームを混ぜたりしてもOKだ。

ビールが止まらなくなる「砂肝」

ビール好きにおすすめしたいのがこちらのアヒージョ。砂肝のコリコリした食感がたまらなく美味だ。軽く切り込みを入れると味がよく絡むほか、ハーブを入れるとオシャレに仕上がる。

5. アヒージョは具材だけじゃない!オイルも使い切ろう

具材を楽しむことが多いアヒージョだが、残ったオイルも大活躍する。アレンジでいろいろと楽しもう。

パンにつける

具材の旨みが溶け込んだオリーブオイルはアヒージョの主役だ。バゲットにつけて頂くのが本場流の食べ方で、フワフワしたパンはアヒージョには向かない。自宅でアヒージョを作るなら、フランスパンやバゲットを用意しておこう。

ソースとして使う

具材を食べ終わったアヒージョは、オイルをパスタソースに使うのが最高に美味しい。ニンニクと鷹の爪を使っているので、そのままペペロンチーノにできる。また、改めて茹でた野菜を加えたり、サラダのドレッシングとして使ったりしても美味しく仕上がる。すでに具材の旨みが溶け込んでいるので、ほかの調味料を加えなくても大丈夫だ。

結論

日本ではとくに決まりはないのだが、実はスペインではアヒージョと一緒にバゲットなどのパンが必ず出てくる。パンが添えられていないとアヒージョではないのだそうだ。これだけでも、オイルがどれほど美味しい料理かが分かるだろう。ソーセージなどの加工肉や余った刺身などで、気軽に手作りアヒージョに挑戦してみよう。
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  • 公開日:

    2018年8月 2日

  • 更新日:

    2020年10月15日

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