1. アヒージョ鍋とは?
アヒージョ鍋は、本場スペインでは「カスエラ(cazuela)」と呼ばれている。カスエラはスペイン語で「調理鍋」や「鍋料理」を意味する言葉で、調理鍋としてのカスエラは通常の調理鍋よりも底が浅いことが特徴。また、多くは陶器製の鍋で熱伝導が早く、保温性に優れているため伝統的に重宝されてきた。現在もアヒージョをはじめ、煮込み料理・小皿料理・スイーツ作りなどに使われている。
2. アヒージョ鍋の材質をチェック
日本で市販されているアヒージョ鍋の材質は、主に陶器製・磁器製・鉄製の三種類に分類される。材質によって熱伝導率・保温性・耐久性・調理のしやすさ・お手入れの簡単さなどが変わるので、それぞれの特徴をしっかりと押さえておこう。
陶器製
本場スペインのカスエラの主流となっている直火調理が可能な鍋。底が浅めで、出来立てのあつあつの状態を食卓に運び、そのままいただけるようになっている。食器を兼ねることになるので、食卓に生える色やデザインのものが多い。手入れに手間がかかるのが難点といえる。
磁器製
つるつるした質感で、電子レンジや食器洗い器に対応可能なものが多く、最も手入れのしやすい材質になる。手入れの手間を省きたい場合におすすめだ。保温性に欠け、すぐに冷めてしまうのが難点になる。
鉄製
優れた耐久性を誇る材質である。適切な手入れを怠らなければ一生使えるといっても過言ではない。ただ陶器製と同様に、手入れに手間がかかる点と、重くて持ち運びにくい点が難点といえる。
3. アヒージョ鍋の熱源をチェック
本場スペインでは、アヒージョは直火やオープンを使って具材をぐつぐつと煮込む。本格的なアヒージョを作りたいのであれば、直火調理やオープン調理可能なアヒージョ鍋であるかどうかチェックしよう。
磁器製の多くは、オープン調理が可能だが直火には対応していないので気をつけよう。また、食器としての役割が大きいタイプの中には対応不可の物もあるので、念のためにチェックしておくと安心だ。
IHコンロを使用している家庭では、IHに対応しているかどうかのチェックも欠かせない。購入後にIHで使えないことに気づくというケースは、少なからず見受けられるようだ。
磁器製の多くは、オープン調理が可能だが直火には対応していないので気をつけよう。また、食器としての役割が大きいタイプの中には対応不可の物もあるので、念のためにチェックしておくと安心だ。
IHコンロを使用している家庭では、IHに対応しているかどうかのチェックも欠かせない。購入後にIHで使えないことに気づくというケースは、少なからず見受けられるようだ。
4. アヒージョ鍋の色やデザイン及びサイズをチェック
アヒージョ鍋の多くは調理器具と食器を兼ねていて、鍋ごとそのまま食卓に出すことになる。
そのため、食卓やインテリアとのバランスも考慮して色やデザインを選ぶ必要がある。また、色やデザインの異なるものをいくつか用意して、具材に合わせて、使い分けるという方法もおすすめだ。
さらにサイズについては、食卓を囲む人数に合わせて選ばなければならない。1人~2人の少人数なら直径12~15cmくらいのサイズがベストだ。それ以上の大人数の場合は、直径17cmくらいのサイズがおすすめだ。
そのため、食卓やインテリアとのバランスも考慮して色やデザインを選ぶ必要がある。また、色やデザインの異なるものをいくつか用意して、具材に合わせて、使い分けるという方法もおすすめだ。
さらにサイズについては、食卓を囲む人数に合わせて選ばなければならない。1人~2人の少人数なら直径12~15cmくらいのサイズがベストだ。それ以上の大人数の場合は、直径17cmくらいのサイズがおすすめだ。
結論
アヒージョ専用の鍋があれば、ご家庭でも本場スペインの味わいを楽しむことができる。材質、デザイン、大きさなど、鍋によってさまざまなので、自分の食卓にぴったりのものを探し出してほしい。ただし専用といっても、アヒージョ以外にも様々な料理に使えるので、これを機に、お気に入りの一品を見つけていただければと思う。
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