このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
牡蠣は冷凍保存できる!鮮度を保つためのやり方・コツなどを紹介!

牡蠣は冷凍保存できる!鮮度を保つためのやり方・コツなどを紹介!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年9月22日

プリプリとした食感とギュッと詰まったうま味が特徴的な「牡蠣」。そんな牡蠣は一般的に冷蔵保存することが多いが、実は新鮮なものであれば冷凍保存することが可能だ。また、冷凍保存することで3週間~1か月程度の長期保存ができる。今回はそんな牡蠣の冷凍保存のやり方を詳しく解説する。

  

1. 牡蠣は冷凍保存できる?

牡蠣の冷凍方法
市販の牡蠣は冷凍保存することが可能だ。しかし、牡蠣に含まれる「ノロウイルス」は冷凍しても死滅しないため注意が必要だ。また、冷凍した牡蠣を調理する際は、十分に加熱する必要がある。加熱の目安は、中心部が85~90℃で少なくとも90秒以上とされている。冷凍したまま調理すると加熱が不十分になる可能性もあるため、十分注意して調理を行うようにしよう。(※1)

2. 牡蠣の冷凍保存のやり方

牡蠣の冷凍方法
市販の牡蠣には大きく「殻付きのもの」と「殻なしのもの」の2つがある。それぞれ冷凍保存することが可能だ。以下で牡蠣の冷凍保存のやり方・手順を確認しよう。

殻付き牡蠣の冷凍保存のやり方・手順

1.殻を水洗いして汚れを落とす
2.キッチンペーパーで水気を拭き取る
3.冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する

むき牡蠣の冷凍保存のやり方・手順

1.ボウルに牡蠣と片栗粉を入れて優しく混ぜる
2.別のボウルに塩水(濃度3%)を作って牡蠣を丁寧に洗う
3.キッチンペーパーで牡蠣の水気を拭き取る
4.バットなどに牡蠣を並べて冷凍庫に入れる
5.完全に凍ったら保存袋に移し替えて保存する

3. 冷凍牡蠣の正しい解凍方法

牡蠣の冷凍方法
冷凍食材の多くは解凍させずにそのまま加熱調理することが可能だ。しかし、牡蠣の場合は前述したように「ノロウイルス感染症」のリスクがあるため、一度、しっかりと解凍するほうが安全となっている。殻付き牡蠣とむき牡蠣の解凍方法をまとめておくので、それぞれ確認しておこう。

冷凍した殻付き牡蠣の解凍方法・手順

1.耐熱容器に牡蠣を置いてラップをふんわりかける
2.電子レンジで加熱する(500Wで4分程度が目安)
3.殻の隙間にテーブルナイフを入れて殻を開く
4.塩水(濃度3%)を張ったボウルで水洗いする
5.キッチンペーパーで水気を拭き取れば完了

冷凍したむき牡蠣の解凍方法・手順

1.ボウルに塩水(濃度3%)を作っておく
2.使う分の冷凍牡蠣を塩水の中に入れる
3.30分~1時間程度、塩水に浸しておく
4.キッチンペーパーで水気を拭き取れば完了

4. 牡蠣を爆発させないためのコツ

牡蠣の冷凍方法
殻付きの冷凍牡蠣は、電子レンジで解凍するのがおすすめだ。しかし、加熱しすぎると牡蠣の殻が爆発する恐れがあるため注意が必要になる。牡蠣の殻を爆発させないためには、1個ずつ温めるようにすることと加熱時間を守ることがポイントの一つだ。ただし、牡蠣の大きさや電子レンジのワット数で異なるため、加熱時間を調節しながら温めると良いだろう。
この記事もCheck!

結論

一般的に牡蠣は冷蔵保存することが多い。しかし、冷蔵保存だと数日しか日持ちしないのが難点といえる。そこで牡蠣を長期保存するために冷凍保存を有効活用すると良いだろう。下ごしらえが必要になるが、3週間~1か月程度は美味しく食べられるのでおすすめの保存方法となっている。
(参考文献)
この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2018年8月 3日

  • 更新日:

    2022年9月22日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧