1. スダチの皮の優れた栄養成分
スダチの皮には、他の柑橘類にはない栄養成分が含まれている。
スダチチンというポリフェノールの一種で脂肪を代謝する働きを持つ成分だ。
また、ビタミンA、カリウム、カルシウムも多く、レモンよりも含有量が多いのだ。果汁も皮も余すことなく利用できる果実だが、皮を料理で使う場合は無農薬のスダチを選びたい。
スダチチンというポリフェノールの一種で脂肪を代謝する働きを持つ成分だ。
また、ビタミンA、カリウム、カルシウムも多く、レモンよりも含有量が多いのだ。果汁も皮も余すことなく利用できる果実だが、皮を料理で使う場合は無農薬のスダチを選びたい。
2. 皮のすりおろしで料理を美味しく
鮮やかなグリーンが美しいスダチの皮を、すりおろして、料理やお菓子作りなどに活用することができる。味しさもアップしておすすめ。
<皮のすりおろしの活用法>
皮の際立つ香りは、料理のアクセントとして加えるだけで味わいがワンランクアップする。
・豆腐に鰹節とともにトッピング。醤油をかけて食べる。
・鍋物のつけダレやドレッシングに加える。
・温かいご飯に、じゃこや白ゴマとともに入れて「混ぜご飯」に。おにぎりにしても美味しく食べられる。
・手作りケーキやパンの生地に練りこむ。チーズケーキに最適。
・スダチ果汁と砂糖を煮詰めたものに加えて、かき氷のシロップに。
・豆腐に鰹節とともにトッピング。醤油をかけて食べる。
・鍋物のつけダレやドレッシングに加える。
・温かいご飯に、じゃこや白ゴマとともに入れて「混ぜご飯」に。おにぎりにしても美味しく食べられる。
・手作りケーキやパンの生地に練りこむ。チーズケーキに最適。
・スダチ果汁と砂糖を煮詰めたものに加えて、かき氷のシロップに。
3. スダチの皮で保存食を作る
果汁を搾ったあとの残りにも栄養が詰まっている。これを使わないのはもったいない。砂糖や塩などのシンプルな調味料と合わせるだけで万能・便利な保存食ができる。
<スダチのマーマレード>
果汁を搾った後のスダチを薄くスライスし、砂糖と煮る。皮の苦みを抜くために、一度茹でこぼして流水でよく洗う。ヨーグルトにかけたり、紅茶に入れたり、料理の隠し味にも使える。
<塩スダチ>
フードプロセッサーにスダチと塩(スダチの20%程度の量)を入れてペースト状にする。消毒した密封瓶に入れ、1週間位常温でねかせる。肉料理、温野菜、パスタに合う調味料になる。
<スダチ胡椒>
柚子胡椒をスダチで作る。果汁を搾った後のスダチと青唐辛子、塩をフードプロセッサーでペースト状にする。すぐに使用できるが、一週間ほど寝かせると味がなじみ、深みも増す。
結論
今まで捨てていたスダチの皮はひと手間かけると、料理に豊かな香りをプラスする便利なアイテムになる。しかも体に嬉しい成分も摂ることができる。