1. カレーは冷蔵よりも冷凍で保存

肉や野菜を煮込んで作るカレーは、実は菌が繁殖しやすい料理だ。自然界に幅広く存在するウェルシュ菌。これを保菌した肉や魚を使うと、料理がウェルシュ菌に汚染される。それを食べた人間は、食中毒様の症状を起こしてしまうのだ。特に粘度の高いカレーやシチューは、ウェルシュ菌が好む低酸素状態となりやすく注意が必要なのである。
そのため作ったカレーを常温でそのまま放置してしまうのは非常に危険だ。気温が高いときや湿気が多いときは、1日もたたないうちにだめになってしまうこともある。作ったらすみやかに食べてしまうか、冷蔵・保存するようにしよう。しかし、冷蔵の場合でも保存できるのはせいぜい2~3日程度だ。意外に足が早い。その上冷蔵庫の中でも少しづつ菌が繁殖してしまう。そのためすぐに食べきらない場合は、冷凍庫で冷凍することをおすすめする。冷凍なら1ヶ月くらい保存が可能だ。冷凍保存なら食べたいときに解凍すればすぐ使える。
そのため作ったカレーを常温でそのまま放置してしまうのは非常に危険だ。気温が高いときや湿気が多いときは、1日もたたないうちにだめになってしまうこともある。作ったらすみやかに食べてしまうか、冷蔵・保存するようにしよう。しかし、冷蔵の場合でも保存できるのはせいぜい2~3日程度だ。意外に足が早い。その上冷蔵庫の中でも少しづつ菌が繁殖してしまう。そのためすぐに食べきらない場合は、冷凍庫で冷凍することをおすすめする。冷凍なら1ヶ月くらい保存が可能だ。冷凍保存なら食べたいときに解凍すればすぐ使える。
2. カレーを冷凍するときのコツ

それでは、カレーを冷凍するときはどのようなことに気を付けたらよいのだろう。
にんじん、じゃがいもの具材は注意!
カレーに入れる定番の具材といえば、にんじん、じゃがいも。しかしこれらの野菜は冷凍に不向きな野菜なのである。冷凍することで食感が悪くなってしまったり、風味が落ちてしまったりしてしまうのだ。冷凍するときに取り除くのが手っ取り早いが、そうはいってもじゃがいも、にんじん入りのカレーも楽しみたい。
そんなときは、冷凍する前ににんじん、じゃがいもをすり潰しておこう。こうすれば冷凍しても冷凍前とあまり変わりなくいただける。または、あらかじめじゃがいも、にんじんをできるだけ小さく切っておいてもよいだろう。最初から冷凍することが分かっていたら、この方法もおすすめだ。これなら、にんじん嫌いの子どもでもにんじん入りカレーを食べられそうだ。好き嫌い対策にもなり、一石二鳥かもしれない。
ちなみに、にんじん、じゃがいも入りのカレーを一気にミキサーにかけて冷凍しておくと、さまざまな料理に応用できるカレーペーストができる。例えば、食パンの上に乗せてカレートースト、グラタンのソースにしてカレーグラタンなどの使い方ができそうだ。
そんなときは、冷凍する前ににんじん、じゃがいもをすり潰しておこう。こうすれば冷凍しても冷凍前とあまり変わりなくいただける。または、あらかじめじゃがいも、にんじんをできるだけ小さく切っておいてもよいだろう。最初から冷凍することが分かっていたら、この方法もおすすめだ。これなら、にんじん嫌いの子どもでもにんじん入りカレーを食べられそうだ。好き嫌い対策にもなり、一石二鳥かもしれない。
ちなみに、にんじん、じゃがいも入りのカレーを一気にミキサーにかけて冷凍しておくと、さまざまな料理に応用できるカレーペーストができる。例えば、食パンの上に乗せてカレートースト、グラタンのソースにしてカレーグラタンなどの使い方ができそうだ。
十分に冷ましてから冷凍する
カレーを冷凍するときはしっかりと熱を取っておくことが大切だ。ウェルシュ菌は12~50度で増殖しやすくなる(至適温度:43~45度)ので、冷凍前に一度加熱して菌の増殖を抑えたうえで一気に冷凍するのがベストだ。そのままではなかなか冷めないので、鍋ごと氷水が入ったボウルなどに入れてかき混ぜながら冷ますとよいだろう。
3. 冷凍カレーの解凍法

冷凍しておいたカレーを解凍する方法を紹介しよう。
冷蔵庫で自然解凍
最もおすすめの方法が自然解凍である。やり方は実に簡単だ。食べる日の前日に冷凍庫から冷蔵庫に移すだけ。自然解凍だと、解凍後の味にムラがないのだ。自然解凍して柔らかくなったカレーは、レンジで温めて食べよう。
湯煎で解凍
自然解凍している時間がない、すぐに食べたい!そんなときは、フリーザーや保存袋に冷凍したカレーを湯煎で解凍してみよう。ある程度温まったら、小鍋に移して加熱すると美味しくいただける。
レンジで加熱
正直レンジでの加熱は失敗しやすくあまりおすすめできない。ここで失敗すると、にんじん、じゃがいもの風味が損なわれることもある。しかし、レンジを使ってスピーディーに解凍したいと思う場合もあるだろう。その場合は、ある程度解凍したあと小鍋に移して温める、という方法を取るとよいだろう。
結論
冷凍カレーを美味しく安全にいただくためには、冷凍・解凍の際のひと工夫がポイントだ。特ににんじん、じゃがいもの扱いに注意しよう。冷凍カレーは、ドリアやコロッケなどのアレンジレシピにも使える。ふとカレーが食べたくなったとき、カレーを使ったレシピを楽しみたいときに使える冷凍カレー。冷凍庫に常備してみてはいかがだろう?
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