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カレーうどんとカレー南蛮は、実は違うものだった!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2018年12月31日

カレーうどんとカレー南蛮の違いを、明確に言葉にできる人はそういない。似た者同士の両者、実はちょっとした違いがあるらしい。今回は、そんなカレーうどんとカレー南蛮の違いを解説しよう。

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1. カレーうどんとは

カレーうどんの発祥

現在では専門店もあるほど、地位を確立したカレーうどん。その名の通り、カレー味のうどんのこと。発祥は諸説あるが、東京・早稲田に現存する蕎麦屋という説が有力。当時から、早稲田大学の学生たちに人気の店で、1900年代初頭に生まれたと言われている。

カレーと日本

カレーは、18世紀にインドからイギリスに伝わったと言われている。イギリスで発展するなかで、インドのカレーとは違う進化を遂げた。もっとも大きな違いは、とろみの付け方。インドではとろみをつけることはないが、イギリスでは小麦粉でとろみをつけるように進化した。そんなイギリス風カレーが日本に伝わったのは、明治時代。さらに広く食べられるようになったのは、大正時代に入ってからと言われている。ご飯にかけて食べるのが主流であった。

カレーうどんの味

カレーうどんは、普通のカレーとは少し趣が違う。普通のカレーをうどんやそばの出汁で溶いたような味とでも言おうか。どこか〝和〟の風味が漂うのが特徴だ。多くの店では出汁で具材を煮て、カレー粉を投入、片栗粉でとろみをつけている。具材も普通のカレーとは違い、豚肉と玉ねぎだけのシンプルなものが多い。

2. カレー南蛮とは

カレー南蛮の発祥

こちらもカレーうどんとほぼ同時期、1900年代初頭に日本で生まれた食文化のひとつ。カレー南蛮は、当初カレー南蛮蕎麦と呼ばれていた。その名の通り、カレーの味をした蕎麦のことだったというわけ。現在では、カレー南蛮は蕎麦とうどん共通のメニュー名として知られているが、当時は蕎麦のことだけを指していたのだ。

カレー南蛮の裏話

実は南蛮という言葉には、「ネギ」という意味がある。一説によると、カレー南蛮は長ネギが入っているからその名がついたとも言われている。現在でも、カレー南蛮には斜め切りした長ネギが入っている場合が多い。

カレー南蛮の味

カレー南蛮もカレーうどん同様、うどんやそばの出汁が香る〝和〟テイストのカレーが使われている。具材は前述の通り、ネギが使われることが多く、本来、麺は蕎麦である。ただ、現在ではうどんにおいてもカレー南蛮というメニュー名が使われることがある。

3. カレーうどんと南蛮の大きな違い

最大の違いは麺の種類

カレーうどんは、その名の通りうどん、カレー南蛮は蕎麦が基本。ただ、現在では線引きがかなり曖昧になっているので、蕎麦屋を訪れるたび、カレー南蛮というメニュー名の使われ方を注意深く観察してみるとおもしろい。

ネギと玉ねぎ

豚肉以外に使われているのが、ネギまたは玉ねぎ。カレーうどんには玉ねぎ、カレー南蛮にはネギが基本だが、こちらもかなり線引きは曖昧。究極は好みということになろう。味わいとしては、玉ねぎを使っているものの方が甘みを強く感じる。また、肉以外にも油揚げや鶏肉が使われているケースもある。

自宅で作るなら

自宅で残ったカレーをカレーうどんやカレー南蛮にアレンジするなら、ぜひ出汁でカレーを溶いて使うことをおすすめする。カレーをそのままかけたものとは一線を画す美味しさ。市販のつゆのもとを入れるだけでOK。濃縮タイプであれば、お湯で割って入れよう。

結論

そもそもは、うどんと蕎麦という決定的な差があったカレーうどんとカレー南蛮。現在ではカレー南蛮は、うどんも蕎麦も網羅するメニュー名へと進化した。近頃は、ココナッツミルクベースのカレーなど、一味変わったカレーうどん、カレー南蛮も多く登場している。休日のお昼にトライしてみるのもいいかもしれない。

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