1. ティラミスの特徴
どこのケーキ屋にも売っているほど、知名度・人気ともに高いティラミス。はじめにティラミスの特徴を改めて確認してみよう。
■コクのあるマスカルポーネチーズ
ティラミス最大の特徴といえば、やはりマスカルポーネチーズが使われていることにより、ケーキの中でもとくに深いコクがある点だろう。マスカルポーネチーズは主にイタリアで作られているチーズで熟成の工程を経ない分、甘みが強いことが特徴だ。ティラミスにはマスカルポーネチーズがふんだんに使われており、口当たりのよさにも一役買っている。
■ほろ苦いコーヒー風味
ティラミスは生地にコーヒー液がしみ込んでおり、さらに上からココアパウダーをふりかけることが多い。それらがちょうどよい苦みを生み出し、先ほどのマスカルポーネチーズの甘さと心地よいハーモニーを奏でる。甘みと苦みのバランスのよさも、ティラミスの特徴のひとつだ。
2. そのまま切る!ティラミスの切り方と保存方法
市販のティラミスは、プラスチックのケースに入っていることが多い。そこで問題になるのが切り方と保存方法である。1度で食べきればよいのだが、そうはいかないこともある。ましてや1度ケースから出してしまうと形が崩れる。そこで、以下のような手順・切り方での保存をおすすめしたい。
■ケースに入ったままのティラミスを切る
まず、今回食べる量・保存する量を把握し、包丁で切り分ける。ポイントは、ケースに入ったまま切る点と、保存するティラミスはなるべく細かくしないという点だ。塊で保存した方が型崩れしない。
■プラスチックのケースをハサミで切る
ケースが柔らかくて切れやすそうな素材である場合、ケースを切るのがおすすめだ。しかし、包丁で直接プラスチックのケースを切るわけにはいかない。そこでハサミを使う。調理用のハサミを使うと、力がいらないのでおすすめだ。とくに、保存する部分は丁寧に切り分けよう。
■それぞれをラップで包み冷凍庫へ
切り分けたら、それぞれをケースごとラップで包み冷凍庫で保存するとよい。冷蔵保存よりも日持ちするうえ、解凍後も美味しく食べられる。この切り方をマスターすれば、ケースのおかげで形を崩さずにティラミスを保存できるだろう。
3. 冷凍でも?ティラミスの美味しい食べ方
ティラミスはそのまま食べても十分美味しい。しかし、せっかくならアレンジレシピをひとつくらい知っておきたいものだ。そこで次は、そのまま食べる以外のティラミスの美味しい食べ方を紹介しよう。
■冷凍ティラミス
ティラミスの美味しい食べ方1つ目は、先ほどの保存方法でも紹介した「冷凍ティラミス」である。冷凍することで、マスカルポーネチーズがアイスクリームのようになり、シャリッという食感が楽しいデザートになる。それでいて、コクやほろ苦さといったティラミス本来のよさは失われないので、ぜひ試してみて欲しい。
■クロワッサンサンド
ティラミスの美味しい食べ方、2つ目は「クロワッサンサンド」である。最近は、クロワッサンにティラミスを挟んで食べるのが流行っている。クロワッサンのサクサクとした食感とティラミスのなめらかさが相性バツグンなのだ。クロワッサンを軽く温めてからサンドしてもさらに美味しい。市販のクロワッサンで構わないので、ぜひ試してみて欲しい。
4. ダイエット中の人におすすめのティラミスの食べ方
マスカルポーネチーズやスポンジ生地を使うティラミスは、基本的にカロリーが高くダイエットには不向きだ。もちろん、ダイエットのご褒美に食べてもよいが、何とかダイエット中に食べる方法はないだろうか。そこで次は、ダイエット中の人におすすめのティラミスの食べ方を紹介しよう。
■豆腐ティラミス
ダイエット中の人におすすめのティラミスの食べ方1つ目は「豆腐ティラミス」である。マスカルポーネチーズの代わりに絹ごし豆腐を使うだけの簡単レシピである。甘さが足りない場合は、はちみつなどを追加するとよいだろう。カロリーを格段に抑えられるので、ダイエット中でも食べられる。
■おからパンティラミス
ダイエット中の人におすすめのティラミスの食べ方2つ目は「おからパンティラミス」である。こちらはスポンジ生地の糖質を下げる方法だ。おからパウダーを使って低糖質パンを作り、その上にマスカルポーネチーズ・ココアパウダーをふりかける。パンに物足りなさを感じるかもしれないが、マスカルポーネチーズが補ってくれるだろう。
結論
ティラミスはそのまま食べても、冷凍しても、パンに挟んでも美味しい。まさに無限の可能性を持ったケーキである。そして、ひと工夫すればダイエット中でも食べられるケーキになる。今回紹介した食べ方を参考に、いろいろな方法で味わってみて欲しい。