1. 気になるからあげのカロリーは?
家庭で作った場合の一般的なからあげのカロリーは、1個約70kcal。一口大サイズを5~6個食べるとなると、300~400 kcalとなる。メーカーや飲食店によって味付けや揚げ方も異なるので、中には一度に500 kcal超えてしまうものもあるだろう。
からあげだけでこのカロリーなので、定食で注文すると、野菜、ごはん、味噌汁のカロリーもプラスされ、あっという間に750 kcalほどになる。チェーン展開している店の唐揚げ定食は一般的に900kcalを超えている。やはりかなり高カロリーといえる。
からあげだけでこのカロリーなので、定食で注文すると、野菜、ごはん、味噌汁のカロリーもプラスされ、あっという間に750 kcalほどになる。チェーン展開している店の唐揚げ定食は一般的に900kcalを超えている。やはりかなり高カロリーといえる。
2. カロリーだけじゃない。からあげは栄養も豊富だった!
鶏肉の良質なタンパク質は、体内では生成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれている。筋肉や皮膚、髪、内臓など身体の組織をつくるほか、免疫力を高める働きを担う。
新陳代謝を促す成分も豊富。なかでも「イミダゾールペプチド」という成分には優れた抗酸化作用があり、活性酸素や酸化ストレスによる疲労を軽減する働きを担ってくれる。
また、コレステロールを減少させる不飽和脂肪酸は、牛肉や豚肉よりも多く、悪玉コレステロールの減少効果もある一価不飽和脂肪酸がとくに豊富だ。
よってからあげは、ビタミンAやB群などビタミン類も多く含まれており、栄養価にも優れているメニューであることは間違いない。
新陳代謝を促す成分も豊富。なかでも「イミダゾールペプチド」という成分には優れた抗酸化作用があり、活性酸素や酸化ストレスによる疲労を軽減する働きを担ってくれる。
また、コレステロールを減少させる不飽和脂肪酸は、牛肉や豚肉よりも多く、悪玉コレステロールの減少効果もある一価不飽和脂肪酸がとくに豊富だ。
よってからあげは、ビタミンAやB群などビタミン類も多く含まれており、栄養価にも優れているメニューであることは間違いない。
3. 糖質と脂質のバランスをとって、からあげのカロリーを抑えよう
糖質ダイエットという言葉も浸透しつつあるが、そもそも「糖質」とは何か?
炭水化物の一部で、糖質の主な役割は身体や脳神経活動のエネルギー源である。糖質は肥満の原因のようなイメージがあるが、糖質そのものが原因ではなく、摂り過ぎによるもの。少しの工夫で、この糖質を抑えられれば、肥満を防げるかもしれない。ここではヘルシーにからあげを食べられるコツを紹介しよう。
炭水化物の一部で、糖質の主な役割は身体や脳神経活動のエネルギー源である。糖質は肥満の原因のようなイメージがあるが、糖質そのものが原因ではなく、摂り過ぎによるもの。少しの工夫で、この糖質を抑えられれば、肥満を防げるかもしれない。ここではヘルシーにからあげを食べられるコツを紹介しよう。
・もも肉ではなくむね肉を使う
むね肉は脂肪分が少なくカロリーが低いため、ダイエットメニューにはよく登場するが、パサッとした食感がからあげには物足りなさを感じるかもしれない。衣を付ける直前に水を揉み込むことで、鶏肉の中まで水分が補われ、ふっくらと柔かく仕上がるので、ぜひ試してみてほしい。
・衣には米粉を使用する
片栗粉でからあげを作ると、口当たりがよくサクッとした食感になるが、ダマになりやすく油を吸収しやすい分、カロリーも高くなる。米粉でからあげを作ると、油の吸収率が低く、ダマになりにくいのでヘルシーに仕上がる。食感もカラッと、サクッとしていて旨い。
・油を使って揚げない!?
油で揚げずに、鶏肉自身の油だけで炒めたあと蒸して調理する。下味を付けた鶏肉に片栗粉、小麦粉、米粉などの衣を付ける。フライパンに皮を下にして鶏肉を並べ、ふたをして7~8分加熱。鶏肉から油が出てカリッとしてきたらひっくり返す。全体的に焼き色が付くまで返しながら焼いていく。油を使わない分だけ、かなりのカロリーオフになるだろう。
・外食の場合は
外食時にからあげ定食を食べるシーンもあるだろう。その場合は、ごはんはあらかじめ少なめにしてもらうか、思いきって食べない選択もありだ。汁物と野菜、からあげのみを食べることで、全体の糖質を抑えることができる。
結論
オリひと世代に人気のからあげ。カロリーなど気にせずガッツリ食べたい人もいるだろう。しかし、身体のことを考えるとそういうわけにはいかない世代に突入しつつある。これからは、材料や食べ合わせ、ときには消費カロリーなどを考えて、からあげを美味しくヘルシーに食べていただきたい。