1. 春巻きの1本あたりのカロリー
春巻きのカロリーは使う具材や食べる量などによって異なるが、1本(70g程度)あたりのカロリーは揚げる前で83kcal程度、揚げた後(吸油率10%)で146kcal程度となっている。仮に1食で3本食べた場合、約440kcalになる。また、揚げる前の春巻きのカロリーの内訳は以下のとおりだ。
【春巻きのカロリーの内訳】
・豚もも肉(15g):26kcal
・タケノコ(12g):3kcal
・乾燥シイタケ(2g):5kcal
・もやし(12g):2kcal
・ニラ(8g):1kcal
・醤油(2g):2kcal
・料理酒(2g):2kcal
・片栗粉(2g):7kcal
・春巻きの皮(12g):35kcal
・タケノコ(12g):3kcal
・乾燥シイタケ(2g):5kcal
・もやし(12g):2kcal
・ニラ(8g):1kcal
・醤油(2g):2kcal
・料理酒(2g):2kcal
・片栗粉(2g):7kcal
・春巻きの皮(12g):35kcal
2. 市販の春巻きのカロリー
春巻きは、弁当チェーンやコンビニなどでも販売されている。そこで、主な市販の春巻きのカロリーを以下にまとめておく。なお、カロリーは商品のリニューアルなどに伴い変更される場合がある。
市販の春巻きのカロリー
・オリジン弁当(10品目春巻き):169kcal/1本
・セブンイレブン(豚肉と筍の春巻):161kcal/1本
・ローソン(たけのこと豚肉の五目春巻):145kcal/1本
・セブンイレブン(豚肉と筍の春巻):161kcal/1本
・ローソン(たけのこと豚肉の五目春巻):145kcal/1本
3. 春巻きをカロリーオフするポイント
春巻きのカロリーは1本あたり140~150kcal程度ではあるが、ダイエットやカロリー制限をしている人にとっては高カロリーな食事といえる。そこで「低カロリーな具材を使う」「揚げずに春巻きを作る」など、春巻きをカロリーオフするためのポイントを紹介する。
その1.低カロリーな具材を使う
春巻きのカロリーオフをしたいなら、野菜類やキノコ類を中心とした餡にするのがおすすめ。餡に使う具材の中では、特に豚もも肉といった肉類のカロリーが高いため、肉類を減らしてキャベツやシイタケなどを増やすだけでもカロリーオフが可能だ。アレンジ料理として楽しむのもよいだろう。
その2.揚げない春巻きを作る
春巻きは揚げているため高カロリーになっている。そのため、油で揚げないようにするとカロリーオフすることが可能だ。例えば、揚げる前の春巻きに軽く食用油を塗ってから、トースターや魚焼きグリルなどで焼くという方法がある。これにより通常よりも低カロリーな春巻きに仕上がる。
4. 春巻きの栄養に関するよくある質問
ここまで、春巻きのカロリーについて詳しく解説してきた。しかしまだ「春巻きの糖質量はどれくらいか」や「そのほかの点心と比べるとカロリーはどうか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、春巻きのカロリーに関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.春巻きの糖質量はどれくらい?
「日本食品標準成分表」には糖質量は掲載されていない。しかし、糖質量は「炭水化物量-食物繊維量」で計算することが可能だ。これで計算すると春巻き1本あたりの糖質量は9.8g程度となることがわかる。また、食材別に見ると、特に片栗粉と春巻きの皮の糖質量が多くなっている。
Q2.他の点心よりもカロリーは高い?
中華料理では春巻きは点心の一種として知られているが、その他にも点心には餃子・小籠包・焼売などさまざまな種類がある。また、これらの1個当たりのカロリーは以下のようになっている。
【主な点心の1個あたりのカロリー】
・餃子:50~60kcal
・水餃子:30~40kcal
・小籠包:53kcal
・焼売:30kcal
・肉まん:190kcal
・水餃子:30~40kcal
・小籠包:53kcal
・焼売:30kcal
・肉まん:190kcal
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結論
春巻きのカロリーは使う具材や食べる量などによって異なるが、一般的な春巻きの場合は1本あたり140~150kcal程度となっている。ただし、1食で2~3本食べると、その分カロリーが高くなってしまうため注意が必要だ。もし春巻きのカロリーが気になるなら、ヘルシー春巻きを手作りしてみるのもよいだろう。
(参考文献)
- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
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