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普通の砂糖とは一線を画す!高級砂糖【和三盆】は保存方法に注意

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年5月 8日

和三盆は、手作りお菓子や料理のレベルをワンランク上げる高級砂糖だ。水と混ぜて型抜きした干菓子も和三盆と名付けられており、徳島県の特産品として購入したり、取引先やお歳暮でいただいたりすることもあるだろう。そんな普段使いにしにくい特別な砂糖だからこそ、きちんとした保存方法で品質を維持したいものだ。そこで本記事では、和三盆を正しく保存する方法やおすすめできない保存方法を紹介する。

1. 和三盆の正しい保存方法と賞味期限の関係

粉状でも干菓子でも、和三盆は必ず密閉し、高温にならない常温下で保存するのが鉄則だ。このような正しい保存方法に則らなかった場合、和三盆はどんな害を受けてしまうのだろうか。また、正しい保存方法をするかどうかによって和三盆の賞味期限は変わってしまうのだろうか。これらについても確認していこう。

■虫害

砂糖は基本的に虫がわきにくいが、密閉していないと容器の外から虫がたかり、和三盆のなかへ入り込んでしまう恐れがある。購入時の袋のままで保存していると、虫が袋を食い破り侵入することもあるため、購入後は必ず密閉できる容器へ移そう。

■固まるなどの品質劣化

和三盆は砂糖のなかでもとくに湿気を吸いやすく繊細なため、湿度が高い環境下だと固まって品質が低下してしまう。また、吸水してしまった和三盆は浸透圧が下がり、カビが繁殖してしまう可能性もある。

■におい移り

和三盆は水分と同時に、周囲のにおいを吸着しやすい点にも注意が必要だ。これらを避けるため、外気が流入できない密閉容器へ移すというのが和三盆の正しい保存方法なのである。梅雨や夏場の湿度が高い時期は、和三盆と一緒に食用乾燥剤を入れるとよいだろう。

■和三盆は賞味期限にも注意

粉状の和三盆は賞味期限が設定されていない場合がほとんどだ。これは、砂糖は長期保存してもほとんど変質しない食品とされており、JAS法でも賞味期限の表示は不要と定められているためである。ただし、正しい保存方法に気をつけていない場合は1年以内に使いきるよう推奨するメーカーもある。
一方、干菓子の和三盆の賞味期限は、製品によって1ヶ月や10ヶ月などさまざまだ。購入前後に確認し、正しい保存方法に従って期限内に食べ切ろう。

2. 和三盆の冷蔵保存がおすすめできない理由

「湿気を避けるには、冷蔵保存すればいいのでは?」と考える方もいるかもしれない。実際、一般的な冷蔵庫では湿度が50~60%で一定に保たれており、確かに和三盆を保存しやすい環境ではある。が、和三盆の冷蔵保存は推奨できない。冷蔵庫から出し入れする際に生じる温度差から、保存容器に結露が生じ、結果的に和三盆を高湿な状況に晒してしまうためだ。

3. 和三盆は冷凍保存可能?

冷蔵保存と同じく結露がつくという理由から、和三盆の冷凍保存も推奨できない。ただし、和三盆の常温保存に相応しい環境が用意できず、長期保存しなければならない場合は、密閉容器に入れて冷凍保存しよう。冷凍室の方が冷蔵室よりも湿度が低いため、比較すると保存場所として適しているためだ。
干菓子の和三盆は賞味期限が短く、より保存に気をつけたいものもあるため、冷凍も上手に利用して期限内に食べ切ろう。

4. 冷凍した和三盆の解凍方法

冷凍した食品は正しく解凍することで美味しく食べられるが、和三盆には水分がほぼ含まれておらず、特別な解凍方法は存在しない。粉状の和三盆は冷凍室でもサラサラに保たれるため、解凍せずともそのまま調理に使えるためだ。干菓子の和三盆も冷凍庫から出してすぐに食することが可能である。
なお、冷凍という方法で保存した和三盆は、湿気に対し特別注意を払わなければならない。干菓子の和三盆を食べる際は、必要量だけ取り出し、残りはすぐに冷凍庫へ入れるという方法を推奨する。和三盆の容器を冷凍庫から出したままにすることは湿気を多量に発生させるため、絶対に避けてほしい。

結論

粉状でも干菓子でも、和三盆の正しい保存方法は常温保存だ。劣化を避けるには、容器を密閉し低湿度を維持する点も重要である。ただ、和三盆には若干の糖蜜が含まれており、湿気がなくとも固まってしまうことがある。その場合は袋に移し、そのうえからもむように潰せば解せる。和菓子はもちろん洋菓子にも使える高級砂糖の和三盆。コーヒーや紅茶に入れて楽しむこともできるので、ぜひきちんと保存して楽しんでほしい。
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