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真鯛の旬はいつ?産地や栄養についても紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年5月30日

縁起物としてお祝いごとに欠かせない真鯛。今は、一年中入手可能なことから、真鯛の旬についてはあまり意識されないようだ。他の魚と同様に、やはり真鯛も、旬に収穫されたものは、脂がのって、栄養が豊富だ。今回は、真鯛の旬をはじめ、産地や栄養価についてご紹介しよう。

1. 真鯛の旬は春と冬

真鯛の旬は、他の魚と同様に、産卵前の時期になる。産卵前は、来たる産卵に備えて、真鯛も体内に脂や栄養をしっかりと蓄えることになるので、体も大きく、脂がのり、肉質もほどよい弾力があって栄養も豊富だ。
真鯛の産卵の時期は、海域によって差はあるものの、一般的には、3月~4月が真鯛の産卵前に該当すると考えられている。ちょうど桜の季節と重なることに加え、体が産卵に備え桜色に染まるため、この時期に獲れる真鯛は、「桜鯛」「花見鯛」などと称され、珍重されているようだ。
ただ、肝心の旬の真鯛の味については、見解が分かれるところだ。栄養をたっぷりと蓄えているため最高に旨いという説もあれば、逆に、栄養を卵に取られているため味が落ち、雌よりも雄の方が旨いという説もある。
いずれの場合も、産卵直後の真鯛は、体力が消耗し、身体もやせ細るため、味が落ちるという見解は一致するようだ。
産卵を経て、徐々に体力を回復した真鯛は、食欲旺盛となる。夏の間は、海老や蟹、貝、イカナゴなどの活動も盛んになるため、真鯛は食べ物には困らない。脂がのって、丸々と肥った状態で、秋に漁獲される真鯛は、脂ののりといい、身の引き締まり具合といい、この上なく旨いと、漁師たちの間でも定評があるようだ。そのため、秋の季節に獲れる真鯛も、大変に美味であるという理由から、真鯛の旬と考えられている。
秋に獲れる真鯛は、桜鯛よりも赤みが強く、ちょうど紅葉の季節に獲れることも相まって、紅葉鯛と称され、桜鯛同様に、珍重されているようだ。

2. 真鯛の主な産地

真鯛の産地は、平成29年の天然の真鯛の漁獲量は、長崎県がトップで、福岡県、島根県と続く。ちなみに漁獲量の上位トップ5は、毎年入れ替わりが激しいようだが、長崎県や福岡県は、常に上位トップ5以内にランキングされていて、天然の真鯛の一大産地といえそうだ。
真鯛の養殖は、温暖な西日本の、リアス式海岸の地域で、盛んに行われているようだ。特に、愛媛県の宇和島市とその周辺は、全国シェアのおよそ50%を占め、養殖が特に盛んな地域といえるだろう。しかも、天然の真鯛の漁獲量も多く、ほぼ毎年、漁獲量の上位にランキングされている。愛媛は、天然真鯛と養殖の真鯛の両方の一大産地といえそうだ。
また、秋が旬の紅葉鯛の産地としては、兵庫県の明石市が有名で、漁獲量も毎年、ほぼ上位にランキングされている。特にその味には定評があり、明石鯛としてブランド化している。

3. 旬の真鯛は栄養豊富

真鯛には以下のような栄養素が含まれている。当然、春が旬の桜鯛は、来たる産卵に備えて、晩秋が旬の紅葉鯛は、来たる冬の寒さに備え、どちらも栄養をたっぷりと蓄えているため各種栄養素も豊富に含まれる。
真鯛に含まれる主な栄養は以下の通りだ。

タンパク質(※1)

タンパク質は、筋肉や臓器をはじめ、人の身体の各組織を作るために必要で、健康を維持するのに極めて重要な栄養素である。真鯛に含まれているタンパク質は、良質で吸収されやすいという特徴がある。

ビタミンA(※2)

発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能に関わったりする栄養素。不足すると、免疫能が低下するため、感染症にかかりやすくなると言われている。

ビタミンD(※3)

骨の形成と成長を促す働きがある栄養素で、長期にわたって不足すると、骨粗鬆症骨折のリスクが高まると言われている。

リン(※4)

骨や歯を形成する、人体に必要なミネラルの一種で、食品に多く含まれているため、不足することは通常ないと言われている。

DHA・EPA(※5)

魚類に多く含まれることでも知られる栄養素で、人間が生きていく上で欠かせない必須脂肪酸。脂質の脂肪産生の抑制する働きがあり、また脂肪酸の分解が期待できることから、中性脂肪を減らす働きがあると言われている。

結論

真鯛の旬や産地、及び栄養についてご紹介したが、おわかりいただけただろうか? 春が旬の桜鯛、秋が旬の紅葉鯛、どちらの真鯛が美味しいかについても、いろいろと見解が分かれている。味のよしあしは、主観によるところが大きいため、実際に食べ比べてみるのが一番かもしれない。
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