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フランス料理で人気!マトウダイの旬の時期や栄養について紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年6月28日

マトウダイをご存知だろうか?マトウダイは、市場に出回ることがあまりなく、特定の地域以外の方にとっては、ほとんどその存在を知られていない魚のようだ。しかし、西洋では、高級食材として、珍重されている魚でもある。旬はまさに絶品という呼び声が高い。今回は、ご存知ない方にも、ぜひ興味を持っていただくべく、マトウダイの特徴や主な産地、気になる栄養などについてお伝えしよう。

1. マトウダイの特徴及びその名の由来

マトウダイは、マトウダイ目マトウダイ科に属する魚で、太平洋の西部、地中海、インド洋、大西洋の東部などの、比較的温暖な海域に幅広く生息している。ちなみに日本では、本州の中部から東シナ海までの海域に主に生息している。
その見た目は、かなりグロテスクで、前にせり出している大きな口と馬のような顔つきと、ヒレの形に際立った特徴がある。漢字で「馬頭鯛」と書かれるのは、この特徴的な見た目に、その名の由来があるようだ。
また、マトウダイの体には、どことなく弓矢の的を思わせるような模様があり、その模様から、漢字で、「的鯛」と書かれることもある。
マトウダイは、白身魚として、淡白でありながらコクや旨味もあり、なんとも上品で絶妙な味わいを持っているようだ。フランス料理では、「サン・ピエール」という名で呼ばれ、欠かせない食材として珍重されているようだ。
ムニエルが大変に美味だという定評があるが、刺身もクセがなく特有のモチモチした食感を味わえるのでおすすめできる。さらに見逃せないのが、肝だ。マトウダイの新鮮な肝は生で食することが可能で、まさに「旨すぎる」という形容がぴったりの絶品だ。

2. マトウダイの旬と主な産地

多くの魚の旬と同様に、栄養を豊富に蓄える産卵の時期がマトウダイの旬に該当する。
マトウダイの産卵期は、地域によってばらつきがあり、2月頃から5月頃とかなり幅広い。温暖な南の地域ほど産卵期が早くなり、北上するにつれ遅くなるという傾向がある。
マトウダイの卵が大変に美味ということもあり、産卵期でも、すでに抱卵しているマトウダイが特に人気のようだ。
またマトウダイは、太平洋側では、和歌山や静岡、日本海側では、島根、福井、富山、佐賀などで比較的よく獲られているようだ。しかし、群れを作らず単独で生息するという習性から、どの産地も水揚げ量そのものはけして多くなく、底引網などで他の魚に混じって漁獲される程度だ。よって各産地の漁獲量を示すデータも存在しないようだ。
ただ、旬の時期になると、漁獲量が増えるため、上記の産地に該当する地域では、店頭に並ぶことも多く珍重されているようだ。

3. マトウダイの栄養も見逃せない

マトウダイは、タンパク質や脂質、各種ビタミン、ミネラルなどの栄養を含んでいる。白身魚であるマトウダイに含まれるタンパク質は、他の白身魚と同様に良質で、消化吸収がよいという特徴がある。また、タンパク質の一種であるコラーゲンが豊富に含まれている。
コラーゲンは、肌には欠かせない栄養素として有名だが、骨や関節の健康維持にも欠かせない栄養素でもある。
マトウダイに含まれている脂質であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、どちらも良質な脂質で、血管や脳の健康維持に優れた働きが望めるようだ。
さらにアミノ酸の一種であるタウリンも意外と豊富だ。タウリンは、栄養ドリンクの成分でもおなじみだが、消化管内でコレステロールの吸収を抑える働きなどを持つ。
また、ビタミンの中では、ビタミンB1やビタミンB2などが比較的豊富に含まれている。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに代える際に必要で、ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンだ。

結論

全国的には、あまり知られていないマトウダイの特徴や旬、主な産地、栄養などについてお伝えしたが、興味を持っていただけただろうか?高級食材としてかなり高値で取引されているようだが、旬の時期は、比較的その数も多く、お手頃な価格で入手しやすくなるようだ。もし、店頭で見かけたら、ぜひ一度、ご賞味あれ!
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