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ユニークな柿?【筆柿(ふでがき)】の特徴や名前の由来を紹介

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月30日

変わった見た目をしていることで知られている筆柿。しかし、変わっているのは見た目だけではない。本記事では筆柿がどのような柿なのか、特徴や名前の由来などを詳しく解説していきたい。美味しい筆柿の見分け方や保存方法も紹介するので、筆柿を食べたいと思っている人は必見だ。

1. ユニークな柿!?筆柿の特徴とは

筆柿は「不完全甘柿」に分類することができる柿だ。柿は大きく分けて「甘柿」(甘い実をつける柿)と「渋柿」(渋い実をつける柿)に分類することができる。しかし、筆柿の場合、1本の木に甘い実と渋い実の両方をつけるため、不完全甘柿という特殊なジャンル分けがされているのだ。
筆柿のユニークなポイントはそれだけではない。その見た目も普通の柿とは、少々かけ離れている。通常、柿というと平たい形をイメージする人が多いと思うが、筆柿はマンゴーのように縦長で、実の先端は筆のように細長く尖っている。一見、柿には見えないユニークな形をしているのだ。

筆柿の味は?甘柿と渋柿の見分け方も紹介

渋みがなくなっている筆柿は濃厚な甘みを感じることができ、コリコリとした歯ごたえのある食感を楽しめる。
ちなみに、甘柿と渋柿を見分ける方法はとても簡単で、果肉に茶色のゴマ(黒い斑点のような模様)がたくさん残っているものは「渋みが抜けている」と判断できる。
ひと昔前は柿農家が長年の経験を活かして、果肉の色を見ずに甘柿と渋柿の選別を行っていた。しかし、現在では高性能な自動選別機が導入されているため、市販の筆柿に渋柿が混じっていることはほとんどない。

筆柿の産地は愛知県

筆柿の産地は、愛知県幸田町である。もともと愛知県の三ヶ根山麓では、筆柿が自生しており、江戸時代の頃から筆柿は存在していたことが分かっている。最も筆柿の生産が盛んな地域は幸田町だが、同じ愛知県の西尾市や吉良町でも筆柿は生産されている。

筆柿にはほかにも呼び名がたくさん!

筆の形に似ていることから、現在では筆柿という呼び名で親しまれている。しかし、そのほかにも「盆柿」や「珍宝柿」というさまざまな呼び名をもっている。盆柿と呼ばれているのは、旧盆の時期に収穫できることが由来している。
そして珍宝柿は、「珍しい特徴をもつ宝のような柿だから」と「男性器に似ているから」という2つの由来からこのような呼び名がついた。とくに後者の由来は、品のないイメージを与えてしまうため、愛知県で本格的に生産をはじめる際に、筆柿という新しい名前がつけられたといわれている。

2. 筆柿の食べごろと美味しい見分け方

筆柿は、9月下旬~10月下旬までが食べ頃だ。ほかの品種の柿よりも出荷される時期が早いため、いち早く柿を楽しみたい人にはうってつけの柿だといえる。ちなみに、ピークは9月下旬~10月下旬だが、11月頃まで出荷は続くため、かなり長い間楽しむことができる。
美味しい筆柿は表面が濃いオレンジ色で、艶がある。筆柿はコリコリとした食感が醍醐味の品種なので、実を触って確認できる場合は、表面が硬くなっているか確認するのも重要なポイントだ。

3. 筆柿のおすすめの保存方法は?

新鮮な状態の筆柿を堪能したいのであれば、できるだけ早めに食べよう。しかし、どうしても保存する必要がある場合は、筆柿をビニール袋やポリエチレン袋などに入れて、冷蔵保存すると水分が逃げるのをおさえることができるので、おすすめだ。
また、筆柿の木はシーズン後半になると渋柿の割合が多くなる特性をもっているため、10月下旬~11月頃に出回っている筆柿は、渋みを抜く処理が行われている可能性がある。その場合、普通の筆柿よりも賞味期限が短くなる傾向にあるため、長期保存はせず、なるべく早く食べることをおすすめする。

結論

筆柿は、ほかの品種の柿ではあまり見られない珍しい特徴をたくさんもっているユニークな柿だ。スーパーなどでよく見かける柿に飽きてしまった人や、珍しい種類の柿を食べてみたい人は、ぜひ一度筆柿を食べてみてはいかがだろうか。
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