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秋田伝統の味【いぶりがっこ】の気になるカロリーや栄養成分とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年9月 3日

「いぶりがっこ」は、大根を桜や楢の木で燻りあげ、ぬか床で漬け込んだ秋田伝統の漬物である。「いぶり」とは「燻す」、「がっこ」とは秋田の方言の漬物を意味する。近頃は全国的にもその名が広まり手に入りやすい食材になった。居酒屋では酒のアテとして提供しているところも少なくない。今回はいぶりがっこの栄養成分やカロリー、食べ方について説明する。

1. いぶりがっこの栄養成分とは

いぶりがっこにはどのような栄養が含まれているのだろうか。いぶりがっこはまだ文部科学省が公表している食品成分表には記載されていないため、ここで説明する栄養成分は製造メーカーによる商品の栄養成分表示を参考にしよう。
100gあたりに含まれる栄養素の量で最も多いのは、炭水化物で約15.0g。次いでタンパク質が約2.0g、脂質がほぼ0gと続く。塩分は3.0~4.0gほどである。ちなみに天日干し大根を使って伝統的な製法で作られる「干したくあん」と比較すると、塩分や脂質は同等だが、炭水化物は3倍にもなるのだ。
いぶりがっこは、大根に含まれる食物繊維やビタミンCだけでなく、米ぬかに含まれるビタミンやミネラルも吸収するため、栄養価の高い漬物といえる。ぬか床を使って作る「ぬか漬け」と同じように乳酸菌を多く含んだ発酵食品でもあるのだ。

2. いぶりがっこのカロリー

いぶりがっこのカロリーは栄養素の大半を占める炭水化物に由来している。ここでも100gあたりのカロリーを干したくあんと比較すると、たくあんが27kcalなのに対し、いぶりがっこは約60kcalと干したくあんの2~3倍にもなる。
ちなみに、同じ伝統的な漬物で酒粕の香りが特徴の「奈良漬」は、100gあたり157kcalと飛び抜けてカロリーが高い。漬物はどれもカロリーが低そうなイメージがあるが、酒のアテにちびちびと食べていると意外に高カロリーになってしまうこともあるので注意が必要だ。

3. いぶりがっこに含まれる糖質

いぶりがっこに含まれる炭水化物のほとんどが糖質である。たくあんのぬか床は主に塩を使うが、いぶりがっこのぬか床は塩だけでなく砂糖も加えるため、必然的に糖質も多くなる。最近では独特の香りやクセになる味が支持され、わざわざ秋田に行ったり取り寄せたりしなくても、手軽にいぶりがっこが食べられるようになってきた。ごはんのお供や酒のアテとして少し食べる程度ならあまり気にする必要はないが、その旨さに魅了されて一度に大量に食べてしまうと、糖分だけでなく塩分も摂り過ぎになってしまう。つい箸が進んでしまいがちだが、ほどほどにしておこう。

4. いぶりがっこを食す!カロリーオフする食べ方

いぶりがっこはカロリーも糖質も高めなので、カロリー摂取を抑えながら食べることができれば言うことなしだ。そこでおすすめなのが、小量のいぶりがっこを使って料理にアレンジを加える食べ方。濃厚な香りと旨みを活かし、料理のアクセントとして使えば、少量でも充分にいぶりがっこの味を堪能できる。簡単に作れる料理を以下に紹介する。

・チャーハンに混ぜて

普段チャーハンに加える肉やハム、エビなどのタンパク質の代わりに刻んだいぶりがっこを加える。火を通すことでいぶりがっこの香りが強くなり、少量でも美味しく味わえるのだ。

・野菜といっしょに和え物に

たっぷりの野菜といっしょに食べれば、味のアクセントになるだけでなく、ポリポリとした食感も楽しめる。茹でた人参や葉野菜、きのこ類を加えて醤油で和えてあっさりと食べるもよし。野菜に豆腐や糸こんにゃくを加えて白和えにしてもよし。野菜や海藻、こんにゃくといった食物繊維が豊富なローカロリー食材と合わせれば、トータルのカロリーを抑えることができるのだ。

結論

いぶりがっこは一度食べたらクセになる味が人気を集め、全国的に食べられるようになった秋田の伝統的な漬物である。漬物は低カロリーなイメージが強いが、意外にもいぶりがっこは糖質も多くカロリーも高めなので、あまりの旨さに食べ過ぎてしまうことだけ注意しながら嗜んでほしい。
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