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大根の正しい保存方法!常温・冷蔵・冷凍・乾燥それぞれのやり方も!

大根の正しい保存方法!常温・冷蔵・冷凍・乾燥それぞれのやり方も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年11月29日

おでんや煮物、サラダなどに使える「大根」。そんな大根は、一般的に冷蔵庫や冷暗所で保存することが多いが、実は冷凍保存や乾燥保存(ドライ保存/切り干し大根)なども可能である。今回は、そんな大根の保存方法について紹介する。それぞれの保存方法の特徴・利点や正しいやり方を覚えよう。

  

1. 大根の保存の基本

大根の主な保存方法には、冷蔵保存、冷凍保存、常温保存、乾燥保存(ドライ保存)などいくつかある。これらの保存方法は、下処理の有無や保存期間などがそれぞれ異なる。そこで目的に合わせて大根を保存できるよう、まずはこれらの保存方法の特徴や保存期間の目安などを確認しておこう。

大根の主な保存方法

  • 冷蔵保存:丸のままでもカットしても保存可能/保存期間:1週間程度
  • 冷凍保存:カットした大根を保存可能/保存期間:1か月程度
  • 常温保存:丸のままの大根を保存可能/保存期間:1~2週間程度
  • 乾燥保存:カットした大根を保存可能/保存期間:2週間程度

2. 大根の冷蔵保存のやり方と保存期間

冷蔵保存の場合は丸のままの大根も、カットした大根も状態に関係なく保存できる。しかし、大根の状態によって冷蔵保存のやり方は異なる。そのため、以下に紹介している正しいやり方で大根を保存しよう。なお、大根を冷蔵庫で保存する場合は、1週間程度が保存期間の目安となっている。

丸のままの大根の冷蔵保存のやり方

  • 大根の葉っぱ部分を切り落とす
  • 大根の根をキッチンペーパーで包む
  • 包んだ大根をポリ袋に入れる
  • 野菜室に立てた状態で保管する

カットした大根の冷蔵保存のやり方

  • 大根を1/2~1/3サイズにカットする
  • 切った大根をそれぞれラップで包む
  • 野菜室に立てた状態で保管する

大根の葉っぱの冷蔵保存のやり方・手順

  • キッチンペーパーを湿らせておく
  • 大根の葉をキッチンペーパーで包む
  • 包んだ大根の葉を保存袋に入れる
  • 保存袋のまま野菜室で保管する

3. 大根の冷凍保存のやり方と保存期間

大根は、冷凍保存することで、1か月程度の長期保存ができるだけでなく、大根の組織が壊れるため味が染み込みやすくなる。そのため、冷凍大根は煮物などにおすすめだ。大根の冷凍保存のやり方はいくつかあるが、基本は食べやすい大きさにカットしてから冷凍保存するのがおすすめだ。

大根の冷凍保存のやり方・手順

  • 大根を用途に合わせてカットする
    ※乱切り・イチョウ切り・輪切りなど
  • キッチンペーパーで水気を拭き取る
  • 食品ラップに1回分の大根を包む
  • ラップで包んだ大根を保存袋に入れる
  • 保存袋のまま冷凍庫に入れて保管する

冷凍した大根のおすすめ解凍方法

冷凍大根を加熱調理する場合は、そのまま料理に使うことが可能だ。煮物に使う場合は鍋に冷凍大根・調味料・水を入れて煮ればよく、汁物に使う場合はお湯を沸かした鍋に冷凍大根を入れて煮るようにしよう。また、解凍する場合は冷蔵庫においておき自然解凍させるとよい。

4. 大根の常温保存のやり方と保存期間

丸のままの大根であれば、冷暗所での常温保存が可能だ。大根の状態にもよるが、1~2週間程度は美味しく保存できる。大根を常温保存する際は以下のような手順で保管しよう。なお、「土中貯蔵」という土付き大根におすすめの保存法もあるが、市販の大根は冷暗所での保管が基本になる。

大根の常温保存のやり方・手順

  • 大根の葉っぱ部分を切り落とす
    ※葉っぱ部分は冷蔵庫で保存する
  • 白い根~茎部分を新聞紙で包む
  • 冷暗所に立てた状態で保管する

5. 大根の乾燥保存のやり方と保存期間

大根は乾燥保存(ドライ保存)も可能である。乾燥保存の定番は千切りにした大根を干す「切り干し大根」であるが、輪切り・スライスなどでも乾燥保存が可能だ。また、乾燥保存にはセミドライとドライの2種類があり、ドライなら常温でも2週間程度は保存できる。詳しくは別ページで解説しているので、以下では基本的な「切り干し大根」の作り方を確認しよう。

大根の乾燥保存のやり方・手順

  • 水洗いした大根を5mm角の千切りにする
  • キッチンペーパーで大根の水分を拭き取る
  • ザルの上に重ならないように大根を並べる
  • 太陽に2~4日程度当てて完全に乾燥させる
  • 清潔なビンなどに大根を入れて保管する
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6. 劣化した大根のサイン・見極め方

大根は比較的日持ちする野菜だが、冷蔵保存や常温保存の場合は1週間程度で鮮度が落ち始める。傷んだ大根を無理に食べると、食中毒などの原因になる可能性もあるので注意が必要だ。特に以下のような劣化のサインが見られたら、無理して食べずに必ず捨てるようにしよう。

劣化した大根のサイン・ポイント

  • 鼻を付くような酸っぱい臭いがする
  • 茶色・黒色・青色などに変色する
  • 触るとブヨブヨとした柔らかさがある
  • 切ると断面がドロドロしている

結論

大根は一般的に冷蔵保存することが多いが、丸のまま保存する場合でも葉っぱの部分を切り落とすのが重要だ。また、大根は冷蔵保存だけでなく、常温保存・冷凍保存・乾燥保存(ドライ保存)も可能となっている。それぞれの保存方法で特徴が異なるため、作りたい料理や使う時期などに従って適した方法で保存しよう。
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  • 公開日:

    2019年12月 2日

  • 更新日:

    2021年11月29日

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