目次
1. スペアリブはどんな肉?

スペアリブといえば、一般的に豚の骨付き肉を想像するだろう。しかし、実際には動物の肋骨周囲の肉の名称で、牛や鶏にもスペアリブは存在する。部位でいえばカルビやバラ肉と同じ部分なのだというと驚く人もいるかもしれない。日ごろから、普通に調理して食べている肉だと思えばスペアリブの調理のハードルはぐっと下がるだろう。
2. スペアリブの下ごしらえ

スペアリブは食べにくい料理か?答えはNO。適切な下ごしらえをすれば身離れもよく、食べやすい肉になるのだ。簡単なところでいえば、食べやすい大きさに切ったり、厚い肉には切り込みを入れたり、それだけでも十分食べやすさにつながる。切り込みを入れれば、味がしみ込みやすくなるというメリットもある。また、下茹でをすれば、肉が柔らかくなり、骨から肉が外れやすくなる。
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3. 裏ワザ1:コーラなどの炭酸水でスペアリブを柔らかくする

コーラやビールなどの炭酸水で煮込み料理を作る方法をご存知だろうか?コクが出て、味付けとして適しているだけでなく、コーラなどの炭酸水に含まれる二酸化炭素が肉を柔らかくするのだ。この場合、隠し味として使うならばコーラやビール、肉を柔らかくすることが目的で味に影響を与えたくないならば無味の炭酸水を使用するとよい。
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4. 裏ワザ2:塩麹でスペアリブを柔らかくする

肉や魚を柔らかくし、旨みをアップさせる調味料として塩麴が有名だが、塩麹はスペアリブの調理にも適している。麹菌が肉をふっくらと柔らかくするので仕上がりの肉の柔らかさに繋がる。味付けの手間もかからないので、調理時間の短縮もできるため、初心者にもおすすめだ。また、塩麴の種類にこだわれば、簡単にプロ並の風味豊かなスペアリブが完成する。
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5. スペアリブは高カロリー?どのような栄養が含まれているのか?

スペアリブは骨付きのバラ肉なので、通常のバラ肉同様、脂肪分が多い。実際、100gあたりのカロリーはロースやもも肉などと比べると一番高い。しかし調理方法や副菜を工夫することでカロリーダウンや、コレステロールの吸収を抑えることは可能だ。脂肪だけでなく、スペアリブにはたんぱく質やビタミンB1も多く、豊富な栄養素を含む食材でもあることは知っておいてほしい。
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6. スペアリブと食べ合わせる野菜にもこだわる

スペアリブと一緒に食べる付け合わせにもひと工夫したい。子どもウケのよいフライドポテトやマッシュポテトなど、肉料理と相性がよく食物繊維が豊富なじゃがいも料理が一般的だろう。また、緑黄色野菜を取り入れたい場合はかぼちゃもいい。かぼちゃは抗酸化作用もあり、彩りの面でも一役買ってくれる。いずれにしてもメインのスペアリブを引き立てるマイルドな味付けがおすすめだ。
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7. 塊肉を豪快に!スペアリブの切り方

1本ずつにカットされたスペアリブは調理のしやすさがメリットだろう。しかし、塊肉をそのまま購入して調理するのも、男の料理の醍醐味を味わえるのでおすすめだ。切り方は骨に沿って切るだけでいたってシンプル。肉質によっては力が必要なので、女性より男性のほうがこの工程には向いている。普段とは違い、豪快に肉を捌く姿は子どもたちも興味津々だろう。
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8. スペアリブの保存方法

スペアリブは見ためにもこだわりたい料理。大皿にのせて見栄えがするように多めに作り過ぎてしまうこともあるだろう。その場合は調理方法によって保存方法も変わるのでそちらもチェックしておきたい。焼いたスペアリブは1本ずつラップに包んで保存袋で密封し、冷凍保存が可能。解凍する際には冷蔵庫が一番手軽だろう。煮込んだスペアリブは汁ごと保存袋に入れて冷凍可能だ。解凍は自然解凍してからの加熱調理が望ましい。保存が簡単なので、多めに作って肉だけを外してアレンジ料理にするのも可能だ。
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結論
スペアリブが意外と身近で調理も自由、保存も簡単だということをわかっていただけただろうか。簡単な下ごしらえと、食べやすくする裏ワザ、最適な食べ合わせをすることでもっとカジュアルに楽しめるはずだ。いままで以上に自由に調理して日常的に楽しんでほしい。