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お肉は洗うべき?素朴な疑問は50℃洗いで解決!

お肉は洗うべき?素朴な疑問は50℃洗いで解決!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年3月11日

肉はなぜ洗わずに使うのだろう。日本だけでなく、他の国でも洗わずに調理するのだろうか?また、洗うべき肉もあるのだろうか?今回のテーマは調理における素朴な疑問、“肉を洗った方が良いのか、洗わない方が良いのか”について解説する。

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1. なぜ、肉を洗わないのか

洗う必要がない

野菜や果物はよく洗ってから使うのに、肉を洗わないのはなぜだろう。そもそも、野菜や果物はなぜ洗うのだろう。ほとんどの野菜や果物は土の上や中で育てられるため、土やほこりが付着していても不思議はない。また、害虫などから野菜や果物を守り、品質の良い農作物を育てるために農薬が使われていることもある。土やほこり、そして農薬などをできる限り除去するために、野菜や果物は調理前や食べる前によく洗うのだ。このように考えると、肉は牛や豚などを加工して販売されているため、洗う必要はない。日本の加工技術は世界でも特に優れており、鮮度が高く衛生的に加工処理されている。そのため、肉は洗う必要がないのだ。

味が落ちる

肉を洗わない理由は、優れた加工技術により洗う必要がないこと以外にもうひとつある。それは、洗うことによって肉の品質が落ちることだ。肉を水で洗うと、当然だが水っぽくなる。更に、流水と一緒に肉の旨みも流れてしまう。つまり肉の味も食感も落ちてしまうのだ。洗う必要がない肉を洗ってせっかくの肉が不味くなってしまうのはナンセンス。わざわざ味を落とすようなことはやめよう。

海外では洗うことも

日本では、通常肉は洗わない。しかし、当然のように肉を洗う国もある。しかも、アフリカや東南アジアなどの発展途上国だけでなく、アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも肉を洗うのだ。なぜだろう?国によって理由は異なるが、例えば、市場など不衛生な環境で売られているから、着色されているからなど様々だ。日本では考えられないが、衛生面に対する不安から肉を十分洗って調理を始めることは世界では普通なのだ。

2. 洗うべき肉とは、どんな肉?

日本では、基本的に肉を洗う必要がないことはわかった。しかし、どんな肉でも洗わなくて良いというわけではない。肉の部位や種類によっては、下処理として洗うものもある。ここでは、洗うべき肉について解説する。

かたまり肉

豚の角煮を作るときに使うようなかたまりの肉は、料理を美味しく仕上げるために洗うと良い。肉を洗うことで余分な脂が落ち、臭いが気にならなくなる。

内臓

家庭の食卓に登場する頻度は低いかもしれないが、内臓系の肉はよく洗ってから調理する必要がある。例えば、牛の内臓ならヒモ(小腸)やシマチョウ(大腸)、タン(舌)、豚の内臓ならハツ(心臓)、レバー(肝臓)、鶏ならキモ(心臓、肝臓)、砂肝(筋胃)などは洗ってから使う。

ドリップは洗わずに拭き取る

肉の入っているトレーに赤い汁が流れていることがある。冷凍していた肉を解凍したときにも、この赤い汁が出てくることがある。この赤い汁は、"ドリップ"と呼ばれる肉の旨味成分だ。血のようで気持ち悪く、洗い流したくなってしまう。しかし、肉の品質のためには洗うのはNG。キッチンペーパーなどで優しく抑え、そのまま調理しよう。

3. 洗うと肉は美味しくなる!?

50℃洗いでもっとヘルシー、もっと美味しい!

日本では肉は衛生的に処理されているため肉を洗う必要がないこと、そして、肉の塊や内臓以外は洗うことによって肉の質が落ちてしまうことを説明した。しかし、余分な肉の脂を落としてヘルシーにするだけでなく、美味しさもアップさせる洗い方がある。それが"50℃洗い"。50℃の水で洗うことによって、肉の汚れや酸化した脂を落とすことができるのだ。美味しさとヘルシーさだけでなく、火の通りが良くなるというメリットもある。ただし、薄切り肉やひき肉は50℃の水によって軽く火が通ってしまうため、あまり向かない。

50℃洗いの方法

ボウルや桶に溜めた50℃の水に肉を入れて表面をこすって洗い、水温が43℃以下にならないように注意しながら4分〜5分つけておく。冷水に入れて冷やしてから水分を拭き取り、普段通りに調理する。なお、水の温度はぴったり50℃とする必要はないが、48〜53℃の間にすること。水が熱く感じる場合には、清潔なゴム手袋などの使用をオススメする。固い肉やパサパサの肉も50℃洗いで美味しくなるので、ぜひ試してみよう。

結論

肉を洗った方が良いのか、という素朴な疑問について解説した。「野菜や果物は必ず洗うのに、肉や魚はなぜ洗わないのだろう」と疑問に感じた経験は誰にでもあるだろう。衛生的に処理されている肉は洗う必要はないが、50℃の水で洗えばより美味しくなると覚えておこう。ちなみに、50℃洗いでは肉の反り返りを軽減させることもできる。美味しく、見た目の良い料理のための一手間なのだ。

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