目次
1. しょうゆの種類と選び方

現在、日本ではさまざまな種類のしょうゆが販売されているが、とくに親しまれている6種類を解説しよう。普段からよく使う濃口や薄口以外にも、再仕込みしょうゆといっためずらしいものもあるのだ。また、国内生産量が多い地域として千葉や兵庫、愛知、香川などが挙げられる。美味しいしょうゆの選び方や食べ方も紹介するので、この記事を読めばしょうゆマスターに近づけるだろう。
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2. しょうゆの効能とは?

しょうゆには意外な効能があることをご存じだろうか。しょうゆといえばしょっぱいというイメージがあるが、香味成分や乳酸が含まれており、これが塩気をまろやかにする。塩鮭や漬物にしょうゆをかけて食べると美味しいのはこの作用によるものだ。ほかにも、しょうゆに含まれる成分や香りが肉や魚の臭みを和らげる作用もある。繊細な料理を好む日本人に、しょうゆが愛されているのがこれらの理由で納得できるだろう。
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3. しょうゆの原材料とは?

しょうゆの原材料について、どこまでご存じだろうか。大豆や小麦、食塩といった主原料以外に、甘みや旨みなどをプラスするために大麦の糖類や米から作られた甘酒なども使われているのだ。ここからさまざまな工程を経て、各製造方法によって濃口しょうゆや薄口しょうゆ、たまりしょうゆといった味わいの異なるしょうゆが生まれる。種類によって色や味、とろみなど特色があるので味くらべをしてみると面白いだろう。
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4. しょうゆの種類別塩分濃度について

しょうゆをいただく際に気になるのが塩分濃度。しょうゆには、濃口しょうゆやたまりしょうゆなどといった多くの種類があるが、実はしょうゆの色で塩分濃度が分かるというのだ。色の淡い薄口しょうゆや白しょうゆは一見塩分濃度が低いと思いがちだが、濃口しょうゆやたまりしょうゆ、熟成の進んだ再仕込みしょうゆの方が低い。つまり、色が濃いしょうゆほど塩分濃度は一般的に低いのだ。
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5. 海鮮丼を美味しくいただくしょうゆのかけ方

海鮮丼にしょうゆをかける際、まずワサビを小皿にのせしょうゆで溶いてから丼にかけ味付けをするとよいといわれている。直接しょうゆをかけすぎてしまうことによって、海鮮丼の味が損なわれるのだ。ごはんの味を最後まで美味しくいただくには小皿1杯分くらいを目安にするといいらしい。また、1ヵ所に偏ってかけてしまうと丼の底にしょうゆがたまりやすいためしょうゆはまんべんなく全体にかけるのがおすすめだ。
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6. 新しい調味料「粉しょうゆ」の魅力

近年、さまざまな食品メーカーから発売されている「粉しょうゆ」。しょうゆをフリーズドライしたものがベースとなり、一味やワサビ、柚子やバターといった味付けをした新感覚の調味料だ。刺身にふりかけてももちろん美味しいが、フライドポテトのフレーバーにしても楽しめる。さらに便利な使い方が、お弁当に入れることだ。ラップなどで小分けにして入れておけば、液漏れや隣のおかずに移ってしまう心配もないので活躍の幅は広そうだ。
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7. 燻製しょうゆってどんなもの?

燻製と聞くと、ベーコンやチーズなどのイメージが強いが、最近はしょうゆや塩といった調味料を燻した商品も人気が出ている。燻製しょうゆは通常のしょうゆより香ばしく、食材にかけるだけで燻製された料理を食べているような感覚を楽しむことができる。たとえば、卵かけごはんや目玉焼きなどの卵料理、冷奴、サラダにかけても燻製の香りを楽しみながら味わえる。
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8. 「シーユーダム」というしょうゆ調味料

日本人にはなじみの少ない「シーユーダム(別名:黒しょうゆ)」、実はタイ料理の調味料としてよく使われている。主原料の大豆のほかに、砂糖や塩が含まれているため甘辛い味をしていることが特徴だ。タイ料理として聞いたことのある料理でいえば、パッタイやガパオライスの味付けとして使われることが多く、甘み付けやコクを増したい場合に用いられる。
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結論
しょうゆは、今や日本のみならず世界で愛されており、日本が世界に誇る調味料の一つといえるだろう。知れば知るほど奥の深いしょうゆは、これからも料理を楽しませる調味料として発展していくだろう。