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正しい【小松菜のおひたし】の作り方。美味しくなるコツをマスター

正しい【小松菜のおひたし】の作り方。美味しくなるコツをマスター

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年2月26日

小松菜のおひたしといえば、茹でた小松菜に醤油をかけて食べるイメージがないだろうか。そうではなく、おひたしは合わせ地に「ひたす」ことからその名前がついている。今回は知っておくと何度も使える、小松菜のおひたしの正しい作り方とそのコツを紹介しよう。

  

1. 小松菜の正しい洗い方とは

まずは、下ごしらえとなる正しい洗い方だ。洗い方を工夫すれば小松菜のおひたしはもっと美味しくなる。基本的に、小松菜は流水で洗う。葉部分はサッと洗う程度でよいが、根部分には土が入り込んでいる場合がある。片手で持ち、もう片方の手指で根元を開くようにして、流水でしっかり洗い流そう。根本の汚れがうまく落とせないときは、ボウルに水を溜め、根本を下にして浸け、しばらく置いておく。土が落ちやすくなり、葉もパリッとするためおすすめの洗い方だ。

2. 小松菜の正しい茹で方とは

次は小松菜のおひたしの正しい茹で方を知ろう。ここでは、茹でる前のひと工夫と茹で方を紹介する。

・茹でる前のひと工夫

小松菜の太い根本は熱が通りにくいため、包丁で十字の切り込みを入れておこう。根本の底から葉先に向かって、3mm~5mmほど浅く切り込む。これで葉から根本まで、均等に茹で上がるだろう。根の部分にはもう一点注意したいことがある。小松菜の根元に硬い軸が残っていないだろうか。出荷時に切り落とされているものもあるが、もし軸があれば、小松菜の束がバラバラにならないところを狙い、包丁で切り落としておこう。根元に熱が通りやすくなる。

・鍋を使って茹でる

鍋を使い、小松菜を茹でていく。まず鍋に水をたっぷり入れ、沸騰させる。湯2リットルに対して塩小さじ1を目安に加えておこう。小松菜をはじめとする葉物野菜は、塩茹でにすると緑色の成分であるクロロフィルの働きが安定し、色鮮やかになる効果が期待できる。見栄えもよくなるため、ぜひ塩は加えておきたい。この茹で方は小松菜以外の葉物野菜でも使える。覚えておくと便利だ。小松菜を茹でるときは根元から鍋に入れ、5秒~10秒ほど時間を置き、葉を沈めていく。

3. 小松菜の正しい茹で時間を知ろう

小松菜のおひたしは、正しい茹で時間で一段と美味しくなる。茹で時間は、30秒~1分間。意外と少ないと感じたのではないだろうか。小松菜は、シャキシャキとした食感が楽しい。葉の部分は熱が通りやすいため、長時間茹でるとヘナっとして、食感が損なわれてしまう。ここはひとつ、正しい茹で時間を守って、小松菜のおひたし本来の美味しさを味わいたいところだ。茹で終わったらすぐに鍋から引き上げ、冷水にさらそう。冷めたところで水気を絞っておく。

4. 小松菜のおひたしの作り方

ここでは、小松菜のおひたしの作り方を紹介しよう。まずは合わせ地の作り方から。カップに出汁とうす口醤油、みりん、塩を入れて混ぜ合わせる。みりんは味がまろやかになるため、ぜひ入れておきたい。
合わせ地ができたら、茹でた小松菜の水気をしっかり切り、根元を切り落とす。4cm~5cmの長さに切ったら、バッドに並べよう。合わせ地を注ぎ入れ、小松菜をひたしていく。平らなバッドに並べてひたすことで、合わせ地が小松菜に均一にしみ込み、美味しくなる。器に合わせ地とともに盛り付けたら、削り節や刻んだ柚子の皮などを添えて、できあがりだ。作り方において、ひたす工程は重要。美味しい小松菜のおひたしに仕上げるため、味をしっかりと染み込ませて欲しい。

結論

簡単な手順ででき、副菜として食卓に登場する機会の多い小松菜のおひたし。一度作り方を覚えておくと、一品足りないときにサッと作れるため便利だ。小松菜は12月~3月ごろに旬を迎える。通年手に入る食材だが、美味しさや緑の彩りがピークを迎える時期の小松菜も、ぜひ堪能して欲しい。ちなみに小松菜の栄養価は高く、カルシウムやβカロテン、ビタミン類が豊富に含まれる。正しい作り方とコツをマスターして、小松菜のおひたしを美味しく仕上げ、家族をアッと驚かせよう。

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  • 更新日:

    2020年2月26日

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