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分厚いステーキ肉の焼き方。美味しく焼き上げるフライパン使用術とは

分厚いステーキ肉の焼き方。美味しく焼き上げるフライパン使用術とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年3月17日

スーパーなどで分厚いステーキ肉を見かけても、うまく焼ける自信がなく自宅での調理を敬遠してしまうことはないだろうか。自宅にあるフライパンで美味しくステーキ肉を焼くことができれば、ちょっとした祝いごとのときにもテーブルを華やかにすることができる。じつは焼き方のコツさえ押さえれば、家庭でもジューシーなステーキが食べられるのだ。これから紹介するステーキの焼き方をマスターして、家族を喜ばせてみてはどうだろうか。

  

1. 分厚いステーキ肉は焼き方に工夫が必要?

鉄板焼き屋などで分厚いステーキを食べるのは、至福のひととき。こんなステーキが自宅で食べられたらなと考えるのは、料理好きなら誰もが思うことだろう。薄い肉に比べ厚みのあるステーキ肉は、中まで火が通るのに時間がかかるもの。しかし、肉は長時間火にかけてしまうとかたくなるので、絶妙な焼き加減で仕上げるには、焼き方に少し工夫を凝らす必要があるのだ。

肉は常温に戻してから焼くのが鉄則

自宅でステーキ肉を焼くとき、冷蔵庫から出したばかりの肉を、そのままフライパンにのせた経験はないだろうか。何気なくやってしまいがちな焼き方だが、キンキンに冷えたステーキ肉をフライパンへ投入してしまうと、表面にだけ火が通ってしまい、生焼け状態を引き起こす要因に。最も恐れている自体を招かないためにも、調理を始める3時間~4時間ほど前に、冷蔵庫から出して常温に戻しておくことを頭に入れておいてほしい。

特に厚い肉は、立てて焼くのが基本

ステーキの焼き方を聞かれたとき、あなたは肉をどのようにフライパンへ置くだろうか。一番広い面をベタッとフライパンへ置く人が多いだろうが、じつはその焼き方は間違いなのだ。厚い肉は、側面を底にして、立てて焼くのが基本の焼き方。熱したフライパンに肉の側面をギュッと押しつけながら、焼いていくのだ。このとき、肉の脂が自然と溶け出すため、あらかじめフライパンへ油を入れる必要はない。肉が倒れないようにトングで押さえながら焼くと、きれいに焼き色をつけることができる。片面強火で2分焼いたあと、さらに弱火で2分加熱。反対側も同じように焼くと、側面から肉汁が流れ出るのを防ぐことができるのだ。その後、上下を焼けばよい。この焼き方をマスターすれば、肉汁たっぷりのステーキを自宅でも食べることができる。

2. フライパンで完璧なステーキを焼く焼き方とは

自宅でステーキを焼くときに、フライパンを使う人は多いだろう。自宅にあるフライパンで、ステーキを美味しく仕上げるには、温度と油がカギとなるのだ。

フライパンはしっかりと熱しておく

強い火力で調理できる専門店に対し、家庭の火力はどうしても弱くなってしまいがちだ。その差を埋めるには、調理前にフライパンをしっかりと熱しておくことが重要になる。よく熱したフライパンで調理すると、肉汁や旨みを逃すことなく、ステーキ肉を焼き上げることができるのだ。せっかくよい肉を買ってきても、旨みを逃がすような焼き方をしてしまっては、仕上がりが安い肉と変わらない状態になってしまう。専門店のようなステーキを目指すなら、焼き方へのこだわり以前に、フライパンの温度に着目しておかなければいけない。

バターを使ってプロ級のステーキに仕上げる

焼き方の工夫プラス、ステーキの味をワンランクアップさせるために、欠かせないのが、バターだ。バターを投入するタイミングは、肉に焼き色がついたあと。ステーキを焼いているフライパンへバターを投入することにより、ステーキがしっとりと仕上がるのだ。自宅でステーキを焼いてパサパサの仕上がりになった経験のある人は、ぜひこの焼き方を試してみてほしい。

3. アルミホイルを活用するのがステーキの上手な焼き方

焼きあがったばかりのステーキを、すぐカットしてしまうと、せっかく閉じ込めた肉汁が、切り口からどんどん流れ出してしまう。肉汁の流出を防ぐためには、焼き方に工夫をこらすだけでなく、焼き上げたあとのステーキを、少し休ませてあげる必要があるのだ。

焼き上げたステーキを、熱々のときにアルミホイルで包むと、保温しながら肉汁をギュッと閉じ込めることができる。アルミホイルで包んでおくのは、肉を焼いたのと同じくらいの時間が目安。盛りつける直前に、アルミホイルをはがし、フライパンでサッと温めれば、ふっくらジューシーなステーキが完成する。

4. オーブンを使ったステーキの焼き方

オーブンを使った焼き方を、試してみたことはあるだろうか。オーブンを使うことで、低温での調理が可能となるため、フライパンだけで焼き上げたときとはまた違った味わいのステーキを味わうことができる。

オーブンを使ったステーキの焼き方は、まず牛脂を肉の両面に塗ることからスタート。下処理をしたステーキ肉を、サラダ油にひたしたキッチンペーパーで包み、120℃に設定したオーブンで15分ほど焼く。そのあと、裏返して10分焼き、25分ほどかけてじっくりと火を通していくのだ。

オーブンでの加熱が終了したら、仕上げはフライパンで焼き上げる。フライパンでの加熱は、片面30秒ほど。フライパンで焼き上げたあとに、塩コショウで味付けをすれば、肉汁たっぷりのステーキが完成するのだ。

結論

フライパンで焼き上げるだけではなく、ステーキの焼き方にはいろいろな選択肢がある。いままで火にかけてフライパンへステーキ肉を投入していただけという人は、今回紹介したコツを踏まえて、ひと味違う仕上がりを意識してみてほしい。

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  • 公開日:

    2020年2月28日

  • 更新日:

    2020年3月17日

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