1. 胴体の解体は内臓に注意しろ!

イカの胴体の間に人差し指と親指を差し込み、内臓と胴を繋いでいる部分を指で外す。外れたら、足をゆっくりと引っ張って中から内臓を引っ張り出す。このときに内臓や墨袋が破れると、身が汚れるのでそっと丁寧に扱うこと。取り出したら、胴の内側についている透明な軟骨を引き抜こう。
2. 多少残っても良いので薄皮を剥く

見栄えのためにもイカの薄皮を取っていきたいところだが、綺麗に取り除けないこともある。多少見栄えは悪くても味にはあまり影響しないので、無理に取らなくても良いだろう。
3. ゲソの処理は「からす口」に注意

胴体は、切り開いても良いしそのまま切ってリング状にするのでも良い。ゲソの処理は足の付け根にある"からす口"と呼ばれる硬い部分を取り出し、目を適当に取り除けば完了だ。
結論
魚よりも下処理が面倒そうだと思われがちなイカだが、内臓と「からす口」さえとってしまえば、薄皮は取らなくても食べることはできる。自分で下処理したイカを、イカリング、姿焼きや刺身などにして食べれば、また格別に美味しいだろう。